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第20章~トーナメント・第三死合い~
第52話*
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「っ……ん」
たっぷりと唾液を注ぎ込まれ、ようやく唇を解放される。
至近距離で顔を覗き込まれ、指先で頬をつつ……と撫でられた。
「いいよ、本当はわかってる。何だかんだ言っても、やっぱりお前は私のこと大好きなんだよね。口は正反対のことを言ってくるけど、本当は好きで好きでたまらないんだよね」
「兄上……」
「でもせっかくだから、もう少し気持ち確かめていい? 今のお前と交われるのは、これが最後かもしれないしさ」
「あっ……」
ひょいと両脚を抱え上げられ、いつものように窄まりに先端をあてがわれる。
貞操帯でガードされていた場所は、何もされていないうちからひくひく震えており、むわっとした湿り気と共に兄を待ち望んでいるようだった。
「は、あっ……うんんんん……!」
ずん、と一気に奥まで楔を打ち込まれ、衝撃にビクンと身体が痙攣する。
ビリビリした痺れがずっと肌に残り、細かい震えも止まらなくて、アクセルは何度も荒っぽい呼吸を繰り返した。
「う、あ……はう、ん……」
身体が若返ったせいか、いつもより腹部の圧迫がキツい。
感覚も無駄に敏感になっていて、内襞がひくひく蠢いているのがよくわかった。
一方の兄も、少し驚いたように目元を赤くしている。
「え、何これ……? いつもより締め付けが強い……。お前、何か準備してた?」
「な、何も……」
「じゃあ、これも若返りの効果ってこと? なんかいつもより中がすごいよ……。ミミズみたいにうねってて、どんどん奥に吸い込まれる感じ……。これ、たまらない……」
たっぷりと唾液を注ぎ込まれ、ようやく唇を解放される。
至近距離で顔を覗き込まれ、指先で頬をつつ……と撫でられた。
「いいよ、本当はわかってる。何だかんだ言っても、やっぱりお前は私のこと大好きなんだよね。口は正反対のことを言ってくるけど、本当は好きで好きでたまらないんだよね」
「兄上……」
「でもせっかくだから、もう少し気持ち確かめていい? 今のお前と交われるのは、これが最後かもしれないしさ」
「あっ……」
ひょいと両脚を抱え上げられ、いつものように窄まりに先端をあてがわれる。
貞操帯でガードされていた場所は、何もされていないうちからひくひく震えており、むわっとした湿り気と共に兄を待ち望んでいるようだった。
「は、あっ……うんんんん……!」
ずん、と一気に奥まで楔を打ち込まれ、衝撃にビクンと身体が痙攣する。
ビリビリした痺れがずっと肌に残り、細かい震えも止まらなくて、アクセルは何度も荒っぽい呼吸を繰り返した。
「う、あ……はう、ん……」
身体が若返ったせいか、いつもより腹部の圧迫がキツい。
感覚も無駄に敏感になっていて、内襞がひくひく蠢いているのがよくわかった。
一方の兄も、少し驚いたように目元を赤くしている。
「え、何これ……? いつもより締め付けが強い……。お前、何か準備してた?」
「な、何も……」
「じゃあ、これも若返りの効果ってこと? なんかいつもより中がすごいよ……。ミミズみたいにうねってて、どんどん奥に吸い込まれる感じ……。これ、たまらない……」
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