1,961 / 2,781
第18章~トーナメント初戦~
第55話*
しおりを挟む
「う、う……ふ、あう……」
「お前、本当によく感じてるね。今日は特にすごいかも。そんなに気持ちいいんだ?」
「そ、あ……あふ……んっ」
「なら、そんなに我慢しなくていいのに。イきたければ思いっきりイっちゃっていいよ? その方がお前も気持ちいいでしょ?」
「っ……あああっ!」
またずずっ、と腰を進められ、甲高い嬌声が迸った。
最奥にはまだ届いていないが、一気に下腹部の圧迫感が増して脳まで熱く痺れ始める。
全身の細胞が歓喜し、侵入してきた兄をきゅうきゅう締め付け、歓迎するかのように内襞が蠢いていた。
――ああもう、どうしよう……気持ちよすぎて止まらない……!
視界までぼんやりと蕩け、身体中熱く燃え滾る。
ビンビンに勃起した陰部からは我慢の証が溢れていて、股間全体をぐっしょり濡らしていた。
控えめな乳首も今は赤く腫れ上がり、ピンと尖って存在を主張している。今ならそこを弄られただけで派手に達してしまいそうだ。
「はあ、はあ……あ……っ?」
いよいよ最奥を突かれると覚悟していたら、急に欲望を引き抜かれて愕然とした。
ギチギチに圧迫されていた器官にぽっかり空間ができ、もどかしさと切なさで襞がぶるぶる震えてしまう。
「そ、んな……何で……」
アクセルは涙をこぼしながら腰を揺らした。
また焦らされるだけ焦らされていじめられてしまうのだろうか。こんなところでそんな意地悪しないで欲しい。このまま放置されるなんて耐えられない。
「お前、本当によく感じてるね。今日は特にすごいかも。そんなに気持ちいいんだ?」
「そ、あ……あふ……んっ」
「なら、そんなに我慢しなくていいのに。イきたければ思いっきりイっちゃっていいよ? その方がお前も気持ちいいでしょ?」
「っ……あああっ!」
またずずっ、と腰を進められ、甲高い嬌声が迸った。
最奥にはまだ届いていないが、一気に下腹部の圧迫感が増して脳まで熱く痺れ始める。
全身の細胞が歓喜し、侵入してきた兄をきゅうきゅう締め付け、歓迎するかのように内襞が蠢いていた。
――ああもう、どうしよう……気持ちよすぎて止まらない……!
視界までぼんやりと蕩け、身体中熱く燃え滾る。
ビンビンに勃起した陰部からは我慢の証が溢れていて、股間全体をぐっしょり濡らしていた。
控えめな乳首も今は赤く腫れ上がり、ピンと尖って存在を主張している。今ならそこを弄られただけで派手に達してしまいそうだ。
「はあ、はあ……あ……っ?」
いよいよ最奥を突かれると覚悟していたら、急に欲望を引き抜かれて愕然とした。
ギチギチに圧迫されていた器官にぽっかり空間ができ、もどかしさと切なさで襞がぶるぶる震えてしまう。
「そ、んな……何で……」
アクセルは涙をこぼしながら腰を揺らした。
また焦らされるだけ焦らされていじめられてしまうのだろうか。こんなところでそんな意地悪しないで欲しい。このまま放置されるなんて耐えられない。
0
お気に入りに追加
844
あなたにおすすめの小説

転生したら弟がブラコン重傷者でした!!!
Lynne
BL
俺の名前は佐々木塁、元高校生だ。俺は、ある日学校に行く途中、トラックに轢かれて死んでしまった...。
pixivの方でも、作品投稿始めました!
名前やアイコンは変わりません
主にアルファポリスで投稿するため、更新はアルファポリスのほうが早いと思います!

朝起きたら幼なじみと番になってた。
オクラ粥
BL
寝ぼけてるのかと思った。目が覚めて起き上がると全身が痛い。
隣には昨晩一緒に飲みにいった幼なじみがすやすや寝ていた
思いつきの書き殴り
オメガバースの設定をお借りしてます

【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。
天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。
成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。
まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。
黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。

セントアール魔法学院~大好きな義兄との学院生活かと思いきや何故だかイケメンがちょっかいかけてきます~
カニ蒲鉾
BL
『ラウ…かわいい僕のラウル…この身体の事は絶対に知られてはいけない僕とラウル二人だけの秘密』
『は、い…誰にも――』
この国には魔力を持つ男が通うことを義務付けられた全寮制魔法学校が存在する。そこに新入生として入学したラウルは離れ離れになっていた大好きで尊敬する義兄リカルドと再び一緒の空間で生活できることだけを楽しみにドキドキワクワク胸を膨らませていた。そんなラウルに待つ、新たな出会いと自分の身体そして出生の秘密とは――
圧倒的光の元気っ子ラウルに、性格真反対のイケメン二人が溺愛執着する青春魔法学園ファンタジー物語
(受)ラウル・ラポワント《1年生》
リカ様大好き元気っ子、圧倒的光
(攻)リカルド・ラポワント《3年生》
優しいお義兄様、溺愛隠れ執着系、策略家
(攻)アルフレッド・プルースト《3年生》
ツンデレ俺様、素行不良な学年1位
(友)レオンハルト・プルースト《1年生》
爽やかイケメン、ラウルの初友達、アルの従兄弟

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。

推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。

僕だけの番
五珠 izumi
BL
人族、魔人族、獣人族が住む世界。
その中の獣人族にだけ存在する番。
でも、番には滅多に出会うことはないと言われていた。
僕は鳥の獣人で、いつの日か番に出会うことを夢見ていた。だから、これまで誰も好きにならず恋もしてこなかった。
それほどまでに求めていた番に、バイト中めぐり逢えたんだけれど。
出会った番は同性で『番』を認知できない人族だった。
そのうえ、彼には恋人もいて……。
後半、少し百合要素も含みます。苦手な方はお気をつけ下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる