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第17章~トーナメントに向けて~
第77話*
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「よしよし、じゃあ今度は逆の足でね。左足上げてみて」
「えっ……!?」
ぎょっとして兄を見上げる。冗談を言っている顔ではなく、緩やかに微笑みながら「早く」と訴えていた。
「う、嘘だろ……!? これで終わりじゃないのか……!?」
「そんなわけないだろう? 片方だけじゃバランス悪くなっちゃうもの。両方しっかり鍛えないと、いざという時に踏ん張れないよ」
「でも、こんな……」
「ほら、つべこべ言わない。ちゃんとやりきったらご褒美あげるから」
問答無用で立たされ、今度は左足を持ち上げられて後孔に指を突っ込まれる。
「うっ……く」
ぐちゅ、と中を掻き回され、反射的にぞくぞく痺れが駆け上ってきた。が、何とか倒れないように踏ん張り、なるべく感じないよう必死で堪える。
――うう……頼むから早く終わって……!
頑張って別のことを考えようとしたけれど、先程より中が敏感になっているらしく、すぐに意識がそちらに持っていかれてしまう。少し指を動かされただけでもぴくりと肩が震え、自分の中心も熱くなっているのがわかった。
内襞もきゅうきゅう締まって兄の指を締め付けているし、腹の奥もだんだん疼いてきてもっと強い刺激が欲しくなってくる。
指じゃなくて兄自身を……。あの太くて硬いもので、思いっきり中を……。
「あっ……う」
がくん、と膝が崩れそうになり、アクセルは我に返って頭を振った。
「えっ……!?」
ぎょっとして兄を見上げる。冗談を言っている顔ではなく、緩やかに微笑みながら「早く」と訴えていた。
「う、嘘だろ……!? これで終わりじゃないのか……!?」
「そんなわけないだろう? 片方だけじゃバランス悪くなっちゃうもの。両方しっかり鍛えないと、いざという時に踏ん張れないよ」
「でも、こんな……」
「ほら、つべこべ言わない。ちゃんとやりきったらご褒美あげるから」
問答無用で立たされ、今度は左足を持ち上げられて後孔に指を突っ込まれる。
「うっ……く」
ぐちゅ、と中を掻き回され、反射的にぞくぞく痺れが駆け上ってきた。が、何とか倒れないように踏ん張り、なるべく感じないよう必死で堪える。
――うう……頼むから早く終わって……!
頑張って別のことを考えようとしたけれど、先程より中が敏感になっているらしく、すぐに意識がそちらに持っていかれてしまう。少し指を動かされただけでもぴくりと肩が震え、自分の中心も熱くなっているのがわかった。
内襞もきゅうきゅう締まって兄の指を締め付けているし、腹の奥もだんだん疼いてきてもっと強い刺激が欲しくなってくる。
指じゃなくて兄自身を……。あの太くて硬いもので、思いっきり中を……。
「あっ……う」
がくん、と膝が崩れそうになり、アクセルは我に返って頭を振った。
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