1,739 / 2,678
第16章~里帰り~
第1話*
しおりを挟む
「じゃ、挿れちゃうね」
戸惑っている間もないまま、尻をぱっくり割られて窄まりに先端を押し当てられる。
そのままずぶずぶと根本まで挿入され、アクセルはただ悲鳴を上げることしかできなかった。
***
……結局、その後のことはあまり覚えていない。
さんざん鳴かされた記憶はあるが、途中から意識が途切れまくって状況がはっきり認識できなかったのだ。
自分が何回極めたのかもちゃんと数えられなかったが、常にイきっぱなしの状態だったため、どの道正確にはカウントできなかったと思う。
「…………」
朝目覚めてすぐ、アクセルは水分補給をしにキッチンに向かった。
行為の翌日はいつもものすごく喉が渇く。あらゆる水分を絞り取られた後みたいに、唇までカサカサに干からびている気がした。何でもいいから水が飲みたかった。
キッチンに入り、作り置きしているハチミツ入りレモン水を容器から直接がぶがぶ飲む。
渇ききった身体に水分が沁み込んでいき、容器半分ほど飲んだところでようやく一息ついた。
「おや、起きてたの? おはよう」
兄が、濡れた髪をタオルで拭きながら入ってくる。どうやらシャワーをしていたらしく、ほのかにシャンプーの香りが漂ってきた。
兄はアクセルが持っていたレモン水の容器を取り上げ、同じように口をつけてそのまま残りを飲み干した。
戸惑っている間もないまま、尻をぱっくり割られて窄まりに先端を押し当てられる。
そのままずぶずぶと根本まで挿入され、アクセルはただ悲鳴を上げることしかできなかった。
***
……結局、その後のことはあまり覚えていない。
さんざん鳴かされた記憶はあるが、途中から意識が途切れまくって状況がはっきり認識できなかったのだ。
自分が何回極めたのかもちゃんと数えられなかったが、常にイきっぱなしの状態だったため、どの道正確にはカウントできなかったと思う。
「…………」
朝目覚めてすぐ、アクセルは水分補給をしにキッチンに向かった。
行為の翌日はいつもものすごく喉が渇く。あらゆる水分を絞り取られた後みたいに、唇までカサカサに干からびている気がした。何でもいいから水が飲みたかった。
キッチンに入り、作り置きしているハチミツ入りレモン水を容器から直接がぶがぶ飲む。
渇ききった身体に水分が沁み込んでいき、容器半分ほど飲んだところでようやく一息ついた。
「おや、起きてたの? おはよう」
兄が、濡れた髪をタオルで拭きながら入ってくる。どうやらシャワーをしていたらしく、ほのかにシャンプーの香りが漂ってきた。
兄はアクセルが持っていたレモン水の容器を取り上げ、同じように口をつけてそのまま残りを飲み干した。
1
お気に入りに追加
830
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
3人の弟に逆らえない
ポメ
BL
優秀な3つ子に調教される兄の話です。
主人公:高校2年生の瑠璃
長男の嵐は活発な性格で運動神経抜群のワイルド男子。
次男の健二は大人しい性格で勉学が得意の清楚系王子。
三男の翔斗は無口だが機械に強く、研究オタクっぽい。黒髪で少し地味だがメガネを取ると意外とかっこいい?
3人とも高身長でルックスが良いと学校ではモテまくっている。
しかし、同時に超がつくブラコンとも言われているとか?
そんな3つ子に溺愛される瑠璃の話。
調教・お仕置き・近親相姦が苦手な方はご注意くださいm(_ _)m
悪役の弟に転生した僕はフラグをへし折る為に頑張ったけど監禁エンドにたどり着いた
霧乃ふー 短編
BL
「シーア兄さまぁ♡だいすきぃ♡ぎゅってして♡♡」
絶賛誘拐され、目隠しされながら無理矢理に誘拐犯にヤられている真っ最中の僕。
僕を唯一家族として扱ってくれる大好きなシーア兄様も助けに来てはくれないらしい。
だから、僕は思ったのだ。
僕を犯している誘拐犯をシーア兄様だと思いこめばいいと。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる