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第15章~些細なすれ違い~
第92話*
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「違う……兄上がやることだから……だからこんなに、感じちゃうん……あっ」
「……!」
「兄上じゃなければ、こんな反応……っ」
途切れ途切れに訴えたら、兄が少しだけ目を見開いた。欲望を握っている手が緩み、一瞬動きが止まる。
だがすぐさま口角を上げ、顔を綻ばせて言った。
「もう……お前はどこまで私を惑わすつもりなんだい? そんな可愛いこと言われたら、我慢できなくなっちゃうじゃないか」
「でも、ほんとのことだし……」
「うん、そうだね。可愛い弟を持てて、お兄ちゃんは最高に幸せだよ」
「え……あっ!」
唐突に下着を脚から引き抜かれ、ぐいっと両膝を割られてしまう。
パカッと割れた脚の間に身体を入れられ、奥に隠されていた秘密の場所に熱いものをあてがわれた。
そのまま当たり前に腰を進めようとしてくるので、やや困惑して兄の手を掴む。
「え、ちょっと待ってくれ、いきなりそんな……」
「大丈夫だよ。私を受け入れるのは慣れてるはずだし、お前のここ、すっごく柔らかいもの。すぐ順応するはずさ」
「そんなこと……ちょっ、あっ! あっ!」
兄がくっ……と腰を押し出した途端、あっさり入口が割れて鈴口が侵入してくる。
衝撃に怯んだ次の瞬間、熱くて太いものがズズズッ……と腹の中に押し入ってきた。
「ああぁっ! はあぁん……っ!」
一気に最奥まで貫かれ、ぐうっと背中が反り返る。爪先まで甘い痺れに支配され、ピンと引き攣ってカタカタ震えた。
「……!」
「兄上じゃなければ、こんな反応……っ」
途切れ途切れに訴えたら、兄が少しだけ目を見開いた。欲望を握っている手が緩み、一瞬動きが止まる。
だがすぐさま口角を上げ、顔を綻ばせて言った。
「もう……お前はどこまで私を惑わすつもりなんだい? そんな可愛いこと言われたら、我慢できなくなっちゃうじゃないか」
「でも、ほんとのことだし……」
「うん、そうだね。可愛い弟を持てて、お兄ちゃんは最高に幸せだよ」
「え……あっ!」
唐突に下着を脚から引き抜かれ、ぐいっと両膝を割られてしまう。
パカッと割れた脚の間に身体を入れられ、奥に隠されていた秘密の場所に熱いものをあてがわれた。
そのまま当たり前に腰を進めようとしてくるので、やや困惑して兄の手を掴む。
「え、ちょっと待ってくれ、いきなりそんな……」
「大丈夫だよ。私を受け入れるのは慣れてるはずだし、お前のここ、すっごく柔らかいもの。すぐ順応するはずさ」
「そんなこと……ちょっ、あっ! あっ!」
兄がくっ……と腰を押し出した途端、あっさり入口が割れて鈴口が侵入してくる。
衝撃に怯んだ次の瞬間、熱くて太いものがズズズッ……と腹の中に押し入ってきた。
「ああぁっ! はあぁん……っ!」
一気に最奥まで貫かれ、ぐうっと背中が反り返る。爪先まで甘い痺れに支配され、ピンと引き攣ってカタカタ震えた。
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