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第15章~些細なすれ違い~
第33話*
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「うっ……!」
ピン、と指先で大事なところを弾かれ、思わず息が詰まった。
そのまま兄に欲望を握り込まれ、ゆっくり上下に扱かれてしまう。
「っ、っ、ん……っ」
アクセルは自分の手を唇に当て、顔を背けながらぴくりと身体を震わせた。
少し触られただけなのに、すぐさま中心に熱が溜まって硬く膨らんでいく。それどころか後ろの口も勝手にひくひく震え出し、いつでも兄を受け入れられるよう内側からとろとろ涎を垂らし始めた。
開始一分でこの反応。いくらなんでもはしたなすぎて、恥ずかしさに頬が紅潮した。
そんなアクセルを、兄は満足げに眺めてくる。
「ふふ、可愛い反応。ちょっと触っただけですぐこんな風になっちゃうなんて、普段のお前からは想像できないだろうなぁ。他の人が知ったら、さぞ驚くだろうね」
「そ、それは兄上の教育のせい……」
「うん、わかってる。お前はすごく物覚えがいいからね、私のやることを全部吸収して覚えてくれた。教え込んだ甲斐があったよ」
「っ……んっ」
「それに、お前のいやらしさを知ってるのは、この先もずっと私だけだからね。他の人には絶対に渡さない。お前に手を出してくるようなヤツは、お兄ちゃんが片っ端からズタズタにしちゃうから」
片っ端からズタズタ……というのは、比喩でも何でもないだろう。
以前、罠にハマって男の集団に襲われかけたことがあるが、その時も兄は問答無用で全員の首を斬り落としていた。
ピン、と指先で大事なところを弾かれ、思わず息が詰まった。
そのまま兄に欲望を握り込まれ、ゆっくり上下に扱かれてしまう。
「っ、っ、ん……っ」
アクセルは自分の手を唇に当て、顔を背けながらぴくりと身体を震わせた。
少し触られただけなのに、すぐさま中心に熱が溜まって硬く膨らんでいく。それどころか後ろの口も勝手にひくひく震え出し、いつでも兄を受け入れられるよう内側からとろとろ涎を垂らし始めた。
開始一分でこの反応。いくらなんでもはしたなすぎて、恥ずかしさに頬が紅潮した。
そんなアクセルを、兄は満足げに眺めてくる。
「ふふ、可愛い反応。ちょっと触っただけですぐこんな風になっちゃうなんて、普段のお前からは想像できないだろうなぁ。他の人が知ったら、さぞ驚くだろうね」
「そ、それは兄上の教育のせい……」
「うん、わかってる。お前はすごく物覚えがいいからね、私のやることを全部吸収して覚えてくれた。教え込んだ甲斐があったよ」
「っ……んっ」
「それに、お前のいやらしさを知ってるのは、この先もずっと私だけだからね。他の人には絶対に渡さない。お前に手を出してくるようなヤツは、お兄ちゃんが片っ端からズタズタにしちゃうから」
片っ端からズタズタ……というのは、比喩でも何でもないだろう。
以前、罠にハマって男の集団に襲われかけたことがあるが、その時も兄は問答無用で全員の首を斬り落としていた。
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