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第13章~獣化の秘密~

第107話*

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 全く違う人だったら嫌悪感が募るだけで気持ちよくなれなかっただろうが、全て同じだから何をされても結局は快感に変わってしまう。わずかな理性に反して、身体はどんどんはしたなくなっていく。

「そうそう、いい感じ。だんだん調子が出てきたね、いい子いい子」
「んっ……」
「よしよし、ならもう少し刺激を加えても大丈夫かな」
「うんんん……ッ!」

 中に食い込んでいた兄が、ゆっくり腰を動かし始めた。敏感な肉襞を一気に擦られ、全身がびくびく痙攣してしまう。

 腹の底を突き上げられながら喉奥まで犯され、次第に視界がチカチカしてきた。身体の痙攣と共に目の裏に火花が散り、頭が痺れて何も考えられなくなる。

 内襞を擦られるのも、口内を犯されるのもたまらなく気持ちいい。根本を食い締めているリングのせいで陰部がジンジン腫れ上がっているけれど、その疼痛さえも今は快感でしかなかった。堰き止められた熱がぽたぽた先端から滴り落ち、股間をぐっしょり濡らしてより一層淫らな姿を演出してくれる。

 すっかり快感に酔っていると、三人目の兄がアクセルの下肢に手を伸ばしてきた。

「んー、手持ち無沙汰なのもつまらないね。私はこっちを弄っちゃおうかな」
「っ……? んっ!? んぶッ、んぐ――っ!」

 勃起した陰茎が生温かいもので包まれ、反射的にとぷんと熱を漏らしてしまった。リングがなかったら盛大に噴き上げていたに違いない。

 横目で見たら、兄が自分のものを咥えて舌で舐めしゃぶっていた。
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