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第12章~不穏な空気~
第26話*
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「そう? お前も似たようなものでしょ。私にいじめられてこんなに感じてるんだもん。大好きなお兄ちゃんだったら、何でも感じちゃうんだよね?」
「そ、れは……! 兄上がそう開発したから……!」
「まあね。だから責任取らなくちゃ」
「あっ……!?」
窄まりに濡れた先端をぐっ……と押し当てられ、アクセルは肩越しに振り返った。
水分補給はしたとはいえ、この程度では十分な休憩がとれたとは言えない。体力も回復していないし、今の状態で貫かれるのは無理があった。
何とか思い留まってくれないかと口を開きかけたが、兄と目が合った瞬間、出そうとしていた言葉が一気に引っ込んでしまった。
「兄上……」
兄が欲望を孕んだ目でこちらを見下ろしてくる。ニヤリと微笑んでいる口元からは鋭い犬歯が覗いており、圧倒的な雄の雰囲気を漂わせている。
――ああ、もう……これはだめだな……。
自分なんかが逆らえる相手ではない。こうやって組み敷かれてしまった以上、兄の好き放題に嬲られる運命なのだ。どうせ何を言っても兄はやりたいようにやるだけだし、諦めて身を任せるしかないかもしれない……。
そう思い、ごくりと喉を鳴らした瞬間、つぷん……と兄の先端が蕾を破ってきた。
「っ……んッ! ふ……!」
それだけでも背筋が痺れ、凄まじい快感に肌が震える。こんなんじゃ、一番奥を突かれた瞬間またイってしまいそうだ。
でも、それならそれで仕方ない。今更どうにもならない。なるようになれ、だ。
「そ、れは……! 兄上がそう開発したから……!」
「まあね。だから責任取らなくちゃ」
「あっ……!?」
窄まりに濡れた先端をぐっ……と押し当てられ、アクセルは肩越しに振り返った。
水分補給はしたとはいえ、この程度では十分な休憩がとれたとは言えない。体力も回復していないし、今の状態で貫かれるのは無理があった。
何とか思い留まってくれないかと口を開きかけたが、兄と目が合った瞬間、出そうとしていた言葉が一気に引っ込んでしまった。
「兄上……」
兄が欲望を孕んだ目でこちらを見下ろしてくる。ニヤリと微笑んでいる口元からは鋭い犬歯が覗いており、圧倒的な雄の雰囲気を漂わせている。
――ああ、もう……これはだめだな……。
自分なんかが逆らえる相手ではない。こうやって組み敷かれてしまった以上、兄の好き放題に嬲られる運命なのだ。どうせ何を言っても兄はやりたいようにやるだけだし、諦めて身を任せるしかないかもしれない……。
そう思い、ごくりと喉を鳴らした瞬間、つぷん……と兄の先端が蕾を破ってきた。
「っ……んッ! ふ……!」
それだけでも背筋が痺れ、凄まじい快感に肌が震える。こんなんじゃ、一番奥を突かれた瞬間またイってしまいそうだ。
でも、それならそれで仕方ない。今更どうにもならない。なるようになれ、だ。
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