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第12章~不穏な空気~
第14話*
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「あっ、あっ……」
「お前、随分敏感になったよね。乳首だけでこんなに感じちゃうなんて」
「それは、兄上が……あぁっ!」
「うん、私が開発したせい。そしてお前がよく学習してくれたおかげ」
「ふ、く……! あ、兄上……待って、それ以上触ったら……」
全身に甘い痺れが広がり、びくびく身体が跳ねる。下肢に熱が集中し、服の中で膨張して痛いくらいに張り詰めていた。先端が濡れているのがわかり、じわじわと絶頂の気配が背筋を這い上がって来る。
――こんな……さすがにこの程度で達するわけには……!
乳首だけでイってしまうなんて、とんでもない変態だ。いやらしいにも程がある。恥ずかしいし、今から達してしまっては途中で体力がもたなくなるだろう。
そう思って必死で唇を噛み締めていると、唐突に兄が胸元から手を離した。
「あっ……あ?」
「ふふ、わかってるよ。出ちゃいそうなんでしょ? お前の顔見ていればわかるよ。すごく色っぽくてそそられる顔してるもんね」
「っ……!? ま、またそんな意地悪を……!」
「うん、だから意地悪ついでにもう少し意地悪しちゃおうかなー……なんて」
「えっ!? な、何を……うわっ!」
するりと下着ごとズボンを引き抜かれ、一気に下半身を露出させられた。股間が外気に当たってスカスカするし、剥き出しの状態ではそわそわして落ち着かない。
この状態で下半身に直接触られたら一分もせずにイってしまいそうだ……と不安に駆られていると、
「……!?」
兄がニヤリと笑いながら、手元にあった紐をちらつかせてきた。
「お前、随分敏感になったよね。乳首だけでこんなに感じちゃうなんて」
「それは、兄上が……あぁっ!」
「うん、私が開発したせい。そしてお前がよく学習してくれたおかげ」
「ふ、く……! あ、兄上……待って、それ以上触ったら……」
全身に甘い痺れが広がり、びくびく身体が跳ねる。下肢に熱が集中し、服の中で膨張して痛いくらいに張り詰めていた。先端が濡れているのがわかり、じわじわと絶頂の気配が背筋を這い上がって来る。
――こんな……さすがにこの程度で達するわけには……!
乳首だけでイってしまうなんて、とんでもない変態だ。いやらしいにも程がある。恥ずかしいし、今から達してしまっては途中で体力がもたなくなるだろう。
そう思って必死で唇を噛み締めていると、唐突に兄が胸元から手を離した。
「あっ……あ?」
「ふふ、わかってるよ。出ちゃいそうなんでしょ? お前の顔見ていればわかるよ。すごく色っぽくてそそられる顔してるもんね」
「っ……!? ま、またそんな意地悪を……!」
「うん、だから意地悪ついでにもう少し意地悪しちゃおうかなー……なんて」
「えっ!? な、何を……うわっ!」
するりと下着ごとズボンを引き抜かれ、一気に下半身を露出させられた。股間が外気に当たってスカスカするし、剥き出しの状態ではそわそわして落ち着かない。
この状態で下半身に直接触られたら一分もせずにイってしまいそうだ……と不安に駆られていると、
「……!?」
兄がニヤリと笑いながら、手元にあった紐をちらつかせてきた。
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