862 / 2,492
第8章~ラグナロクの終わり~
第12話*
しおりを挟む
「あぁ、あ……兄上ぇ……」
「うん、何だい?」
「お、俺、も……あなたがいなかったら、ここまで成長、できなかっ……」
「アクセル……」
「こんな俺、を……育ててくれて、ありがと……」
今のアクセルがいるのは、全て兄・フレインのおかげだ。不在の両親の代わりに兄が大事に自分を育ててくれたから、ここまで成長できた。
もちろん未熟な部分はたくさんあるけれど、今までたくさん苦労をかけてきた分、これからは少しでも兄の役に立ちたいと思う。
途切れ途切れに気持ちを吐露したら、兄は幸せそうに微笑んだ。そして囁くように尋ねてきた。
「……ね、お兄ちゃんのこと好き?」
「好き……」
「もっと言って」
「好き、だ……あなたが好き……ずっとあなただけを、愛してる……!」
「うん、いいね……。どうせ反応されるなら、こういう反応の方がいい……。やっぱりお前は最高だよ、アクセル……」
「……あっ」
途端、兄がゆっくり腰を引いていき、ギリギリのところで緩く入口を刺激すると、一気にバツン、と腰を叩きつけてきた。
中を強く擦られたことと、腰で尻を殴られたことによる衝撃に、抑えていた嬌声が迸った。
「ああぁ、あっ、兄上……待っ……あぁん!」
「ふふ……本当に可愛い。隅から隅まで全部食べちゃいたいくらいだ」
「はう……んッ、んく……ふ、うぅ……」
「でも今はこんな状況だからね。ピピちゃんも外で待ってるし……お楽しみは後にとっておこうか」
「っ……んあっ! あっ、あっ、ああぁっ!」
「うん、何だい?」
「お、俺、も……あなたがいなかったら、ここまで成長、できなかっ……」
「アクセル……」
「こんな俺、を……育ててくれて、ありがと……」
今のアクセルがいるのは、全て兄・フレインのおかげだ。不在の両親の代わりに兄が大事に自分を育ててくれたから、ここまで成長できた。
もちろん未熟な部分はたくさんあるけれど、今までたくさん苦労をかけてきた分、これからは少しでも兄の役に立ちたいと思う。
途切れ途切れに気持ちを吐露したら、兄は幸せそうに微笑んだ。そして囁くように尋ねてきた。
「……ね、お兄ちゃんのこと好き?」
「好き……」
「もっと言って」
「好き、だ……あなたが好き……ずっとあなただけを、愛してる……!」
「うん、いいね……。どうせ反応されるなら、こういう反応の方がいい……。やっぱりお前は最高だよ、アクセル……」
「……あっ」
途端、兄がゆっくり腰を引いていき、ギリギリのところで緩く入口を刺激すると、一気にバツン、と腰を叩きつけてきた。
中を強く擦られたことと、腰で尻を殴られたことによる衝撃に、抑えていた嬌声が迸った。
「ああぁ、あっ、兄上……待っ……あぁん!」
「ふふ……本当に可愛い。隅から隅まで全部食べちゃいたいくらいだ」
「はう……んッ、んく……ふ、うぅ……」
「でも今はこんな状況だからね。ピピちゃんも外で待ってるし……お楽しみは後にとっておこうか」
「っ……んあっ! あっ、あっ、ああぁっ!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
801
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる