473 / 2,747
第4章~更なる力を求めて~
第103話*
しおりを挟む
「兄上待って、今挿れちゃ……ああぁぁっ!」
結局重力には勝てず、最奥まで一気にずん……と貫かれてしまう。その瞬間、視界が白く灼け、太ももが震えて熱いものが飛び散った。案の定、挿入されただけで達してしまったようだ。今夜はこれで何回目だろう……。
虚ろな目でぴくぴく痙攣していると、兄が耳元で妖しく囁いてきた。
「ふふ、またイっちゃったの? 本当にお前は感じやすくて可愛いね」
「はひ……ひ、ぃ……」
「ほら、こっち向いて……」
「うんんッ……!」
顔を掴まれて唇を塞がれ、その間にゴリッと中を抉られてしまう。
びくん、と痙攣する度に無意識に身体が逃げ、バランスを崩して倒れそうになる。
兄の腕を掴んだものの、背面状態では他に縋るものがなく、アクセルは泣きながら兄に訴えた。
「あ、にうえ……もっと、ぎゅっとして……」
「おや、おねだりかい?」
「そ、じゃなくて……倒れそ……だから……!」
「ありゃ、そっちか。じゃあそんな心配しなくて済むように、このまま横になっちゃおうか」
「あっ……!」
楔が刺さったままベッドに横倒しにされ、身体を引き寄せるようにがっちりホールドされる。そのまま後ろからガツン、と腰を叩きつけられ、強烈な快感に悶絶した。
背中が反り返り、爪先までがくがく痙攣し、兄を咥えている部分が悦びできゅうっと引き締まる。全身が官能的な汗でつやつやになり、胸の突起もピンと尖って、どこをどう見ても感じまくっているはしたない姿になっていった。
結局重力には勝てず、最奥まで一気にずん……と貫かれてしまう。その瞬間、視界が白く灼け、太ももが震えて熱いものが飛び散った。案の定、挿入されただけで達してしまったようだ。今夜はこれで何回目だろう……。
虚ろな目でぴくぴく痙攣していると、兄が耳元で妖しく囁いてきた。
「ふふ、またイっちゃったの? 本当にお前は感じやすくて可愛いね」
「はひ……ひ、ぃ……」
「ほら、こっち向いて……」
「うんんッ……!」
顔を掴まれて唇を塞がれ、その間にゴリッと中を抉られてしまう。
びくん、と痙攣する度に無意識に身体が逃げ、バランスを崩して倒れそうになる。
兄の腕を掴んだものの、背面状態では他に縋るものがなく、アクセルは泣きながら兄に訴えた。
「あ、にうえ……もっと、ぎゅっとして……」
「おや、おねだりかい?」
「そ、じゃなくて……倒れそ……だから……!」
「ありゃ、そっちか。じゃあそんな心配しなくて済むように、このまま横になっちゃおうか」
「あっ……!」
楔が刺さったままベッドに横倒しにされ、身体を引き寄せるようにがっちりホールドされる。そのまま後ろからガツン、と腰を叩きつけられ、強烈な快感に悶絶した。
背中が反り返り、爪先までがくがく痙攣し、兄を咥えている部分が悦びできゅうっと引き締まる。全身が官能的な汗でつやつやになり、胸の突起もピンと尖って、どこをどう見ても感じまくっているはしたない姿になっていった。
0
お気に入りに追加
840
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
コンビニごと異世界転生したフリーター、魔法学園で今日もみんなに溺愛されます
はるはう
BL
コンビニで働く渚は、ある日バイト中に奇妙なめまいに襲われる。
睡眠不足か?そう思い仕事を続けていると、さらに奇妙なことに、品出しを終えたはずの唐揚げ弁当が増えているのである。
驚いた渚は慌ててコンビニの外へ駆け出すと、そこはなんと異世界の魔法学園だった!
そしてコンビニごと異世界へ転生してしまった渚は、知らぬ間に魔法学園のコンビニ店員として働くことになってしまい・・・
フリーター男子は今日もイケメンたちに甘やかされ、異世界でもバイト三昧の日々です!
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・不定期
腐男子(攻め)主人公の息子に転生した様なので夢の推しカプをサポートしたいと思います
たむたむみったむ
BL
前世腐男子だった記憶を持つライル(5歳)前世でハマっていた漫画の(攻め)主人公の息子に転生したのをいい事に、自分の推しカプ (攻め)主人公レイナード×悪役令息リュシアンを実現させるべく奔走する毎日。リュシアンの美しさに自分を見失ない(受け)主人公リヒトの優しさに胸を痛めながらもポンコツライルの脳筋レイナード誘導作戦は成功するのだろうか?
そしてライルの知らないところでばかり起こる熱い展開を、いつか目にする事が……できればいいな。
ほのぼのまったり進行です。
他サイトにも投稿しておりますが、こちら改めて書き直した物になります。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
琥珀いろの夏 〜偽装レンアイはじめました〜
桐山アリヲ
BL
大学2年生の玉根千年は、同じ高校出身の葛西麟太郎に3年越しの片想いをしている。麟太郎は筋金入りの女好き。同性の自分に望みはないと、千年は、半ばあきらめの境地で小説家の深山悟との関係を深めていく。そんなある日、麟太郎から「女よけのために恋人のふりをしてほしい」と頼まれた千年は、断りきれず、周囲をあざむく日々を送る羽目に。不満を募らせた千年は、初めて麟太郎と大喧嘩してしまい、それをきっかけに、2人の関係は思わぬ方向へ転がりはじめる。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる