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第3章~新たなる試練~

第229話*(リバ注意)

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「うん……もっとして。お前の好きなように触って」
「ああ、わかった……」

 首筋にたっぷり印を散らした後、服の裾から手を入れて胸元まで布を捲り上げる。

 白いなめらかな肌が露わになり、もれなくふたつの突起も見えてきた。指先で摘まめる可愛らしい大きさに加え、色も清楚な薄ピンク色である。それが逆にものすごく色っぽく見えて、無意識にこくりと喉が鳴った。

 兄が少し首をかしげる。

「……服は? 脱いだ方がいい?」
「いや……できれば、今日はこのままで」
「そう……? お前は着衣の方が好きなんだね」
「そういうわけじゃないが……今はそういう気分なんだ」

 全裸の兄も彫刻のように美しいが、少し服が乱れた兄の方がより色気が増している気がする。布の間から覗いている形のいい鎖骨など、ぞくぞくするほど色っぽい。

「兄上……っ」

 情欲を掻き立てられて兄の乳首に吸い付く。舌の先で舐めつつ、軽く歯を立て、時折強く吸い上げたり、唇で挟んでやったりした。もう片方は指先でこね回し、きゅっと捻ったり指の腹で潰したりと、好きなように弄ぶ。

 最初は柔らかかった突起も、直接刺激を与えていくにつれ、ハッキリした変化が見えてきた。ピンク色だった部分が赤く充血してきて、ぷっくりと硬く腫れ上がってくる。それと同時に感度も上がっているらしく、兄は頬を上気させて唇を震わせた。
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