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春休み編
第26話*
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(俺、ホントに先生と繋がってるんだ……)
短いようで長い三ヶ月だった。
下手したらあのままお別れだったかもしれないけど、なんとか関係を修復できたのだ。
多分、真田家の人からはいろいろ言われるだろうけど、一番辛いことを乗り越えられたのだから、この先もなんとかなるような気がする。
「んっ、く……ふ、うう……あぁ、先生……っ!」
市川が腰を動かし始めたので、夏樹も鳴きながら彼の背中に手を回した。
先程からイきっぱなしだ。気持ちよすぎて身体の震えが止まらない。自分でもはしたないと呆れるものの、それ以上に幸せで小さいことはどうでもよくなってくる。
「せんせ……あぁっ、いい……!」
「夏樹……もう一度言ってくれよ、『好き』って……」
「そ、れは……先生が浮気しそうになったら、また言ってあげます……っ」
「なんだよぉ……それじゃ、もう一生聞けないかもしれないじゃん。もったいぶらないで言ってくれよ」
「いや、です……っ!」
夏樹は返答の代わりに、市川の腰に両脚を絡めた。もう二度と離れないように、深く深く……。
短いようで長い三ヶ月だった。
下手したらあのままお別れだったかもしれないけど、なんとか関係を修復できたのだ。
多分、真田家の人からはいろいろ言われるだろうけど、一番辛いことを乗り越えられたのだから、この先もなんとかなるような気がする。
「んっ、く……ふ、うう……あぁ、先生……っ!」
市川が腰を動かし始めたので、夏樹も鳴きながら彼の背中に手を回した。
先程からイきっぱなしだ。気持ちよすぎて身体の震えが止まらない。自分でもはしたないと呆れるものの、それ以上に幸せで小さいことはどうでもよくなってくる。
「せんせ……あぁっ、いい……!」
「夏樹……もう一度言ってくれよ、『好き』って……」
「そ、れは……先生が浮気しそうになったら、また言ってあげます……っ」
「なんだよぉ……それじゃ、もう一生聞けないかもしれないじゃん。もったいぶらないで言ってくれよ」
「いや、です……っ!」
夏樹は返答の代わりに、市川の腰に両脚を絡めた。もう二度と離れないように、深く深く……。
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