236 / 393
番外・正月編
第7話*
しおりを挟む
「あ、挿れただけでイっちゃったか。さすが夏樹、敏感だな」
「ふ……ふ……うぐっ!?」
荒っぽい呼吸を繰り返していたら、中に刺さっていた剛直がいきなり動き始めた。
最奥を突かれたかと思ったらギリギリまで引き抜かれ、入口をぐるぐると刺激した後、再び腹の底を貫かれる。
「うっ! ふあ……ん、んんっ!」
達した直後で敏感になっている身体にはあまりに刺激が強すぎて、夏樹は全身を痙攣させて悶絶した。
(先生、待って……!)
ただ突き上げられるならまだしも、口に玩具を咥えている状態では苦しくてしょうがない。
必死に横を向いて玩具を吐き出そうとしたのだが、舌でそれを押し出そうとした途端、咎めるようにそれを押し戻されてしまう。
「こら、勝手に出しちゃダメだろ。一応、フェラの練習してるんだから」
「んんっ! ぐ、うう……ふ……っ!」
「というか、この逆だったら跳び箱の補習の時にやったことあるじゃないか。上の口で俺を舐めて、下に玩具を咥えるヤツ。あの時から夏樹にはかなりの素質があったよな。こんなの練習すればすぐできるようになるから、もう少し頑張れ」
「う……」
当たり前のように言われて、夏樹はポロリと涙をこぼした。
(素質がなかったら……俺、今どうなってたかな……)
受け側の素質がなくて、見た目ももっと平凡だったら、きっと市川に目をつけられることもなかったのだろう。
普通の高校生として普通に勉強して、これといった色恋沙汰もなく、普通に大学に進学していたと思う。ある意味、そちらの平凡な人生の方が幸せだったかもしれない。
もっとも、今はこの刺激的な生活が癖になってしまっているけれど……。
「ふ……ふ……うぐっ!?」
荒っぽい呼吸を繰り返していたら、中に刺さっていた剛直がいきなり動き始めた。
最奥を突かれたかと思ったらギリギリまで引き抜かれ、入口をぐるぐると刺激した後、再び腹の底を貫かれる。
「うっ! ふあ……ん、んんっ!」
達した直後で敏感になっている身体にはあまりに刺激が強すぎて、夏樹は全身を痙攣させて悶絶した。
(先生、待って……!)
ただ突き上げられるならまだしも、口に玩具を咥えている状態では苦しくてしょうがない。
必死に横を向いて玩具を吐き出そうとしたのだが、舌でそれを押し出そうとした途端、咎めるようにそれを押し戻されてしまう。
「こら、勝手に出しちゃダメだろ。一応、フェラの練習してるんだから」
「んんっ! ぐ、うう……ふ……っ!」
「というか、この逆だったら跳び箱の補習の時にやったことあるじゃないか。上の口で俺を舐めて、下に玩具を咥えるヤツ。あの時から夏樹にはかなりの素質があったよな。こんなの練習すればすぐできるようになるから、もう少し頑張れ」
「う……」
当たり前のように言われて、夏樹はポロリと涙をこぼした。
(素質がなかったら……俺、今どうなってたかな……)
受け側の素質がなくて、見た目ももっと平凡だったら、きっと市川に目をつけられることもなかったのだろう。
普通の高校生として普通に勉強して、これといった色恋沙汰もなく、普通に大学に進学していたと思う。ある意味、そちらの平凡な人生の方が幸せだったかもしれない。
もっとも、今はこの刺激的な生活が癖になってしまっているけれど……。
0
お気に入りに追加
603
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
「学校でトイレは1日2回まで」という校則がある女子校の話
赤髪命
大衆娯楽
とある地方の私立女子校、御清水学園には、ある変わった校則があった。
「校内のトイレを使うには、毎朝各個人に2枚ずつ配られるコインを使用しなければならない」
そんな校則の中で生活する少女たちの、おしがまと助け合いの物語
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ぼくに毛が生えた
理科準備室
BL
昭和の小学生の男の子の「ぼく」はクラスで一番背が高くて5年生になったとたんに第二次性徴としてちんちんに毛が生えたり声変わりしたりと身体にいろいろな変化がおきます。それでクラスの子たちにからかわれてがっかりした「ぼく」は学校で偶然一年生の男の子がうんこしているのを目撃し、ちょっとアブノーマルな世界の性に目覚めます。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる