233 / 393
番外・正月編
第4話*
しおりを挟む
一気に呼吸が楽になり、肩で大きく息を吐いていると、
「じゃあ夏樹、これ舐めてくれ」
「……えっ?」
市川が前だけ寛げて、自分のものをこちらに突き出してきた。夏樹のものより二回り以上も大きく、赤黒く充血してはち切れんばかりに膨らんでいる。
「な、舐めるって……フェラしろってことですか……?」
「そうだよ。それ以外に何があるんだ?」
「そんな堂々と言われても……」
正直、フェラはあまり得意ではないのだが、唇に亀頭を擦りつけられてしまっては、嫌とも言えない。
仕方なく夏樹は、薄く口を開いた。間髪入れず、市川の剛直が口の中にねじ込まれた。
「んんっ! う、ぐ……っ!」
喉の奥に先端が当たって、反射的に噎せそうになった。
口いっぱいに入り込んでいる肉棒は見た目以上に質量があり、歯を立てないようにするので精一杯だ。とても舌を使う余裕はなく、溜まった唾液がダラダラと唇の端から顎を伝ってしまう。
どうすればいいかわからず、市川を咥えたまま固まっていると、
「……どうした、夏樹? 何固まってるんだ?」
「だっ、て……」
「舌を使って舐めればいいんだよ。簡単だろ?」
「簡単じゃない、れす……」
一体どれだけ大きいと思っているのか。市川は少し自分の大きさを自覚した方がいい。だいたい、こういうのは練習しようと思ってもできないし。
「よし、わかった。じゃあ夏樹のために、とっておきの練習道具を貸してやるよ」
突然そんなことを言い出し、市川が自分の部屋から黒い道具箱を取って戻ってきた。いかがわしい道具が取り揃えてある、大人のおもちゃ箱だ。
げっそりしながらそれを眺めていると、彼は中から男根を模った玩具を取り出した。ますますげっそりした。
「じゃあ夏樹、これ舐めてくれ」
「……えっ?」
市川が前だけ寛げて、自分のものをこちらに突き出してきた。夏樹のものより二回り以上も大きく、赤黒く充血してはち切れんばかりに膨らんでいる。
「な、舐めるって……フェラしろってことですか……?」
「そうだよ。それ以外に何があるんだ?」
「そんな堂々と言われても……」
正直、フェラはあまり得意ではないのだが、唇に亀頭を擦りつけられてしまっては、嫌とも言えない。
仕方なく夏樹は、薄く口を開いた。間髪入れず、市川の剛直が口の中にねじ込まれた。
「んんっ! う、ぐ……っ!」
喉の奥に先端が当たって、反射的に噎せそうになった。
口いっぱいに入り込んでいる肉棒は見た目以上に質量があり、歯を立てないようにするので精一杯だ。とても舌を使う余裕はなく、溜まった唾液がダラダラと唇の端から顎を伝ってしまう。
どうすればいいかわからず、市川を咥えたまま固まっていると、
「……どうした、夏樹? 何固まってるんだ?」
「だっ、て……」
「舌を使って舐めればいいんだよ。簡単だろ?」
「簡単じゃない、れす……」
一体どれだけ大きいと思っているのか。市川は少し自分の大きさを自覚した方がいい。だいたい、こういうのは練習しようと思ってもできないし。
「よし、わかった。じゃあ夏樹のために、とっておきの練習道具を貸してやるよ」
突然そんなことを言い出し、市川が自分の部屋から黒い道具箱を取って戻ってきた。いかがわしい道具が取り揃えてある、大人のおもちゃ箱だ。
げっそりしながらそれを眺めていると、彼は中から男根を模った玩具を取り出した。ますますげっそりした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
603
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる