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番外・触手編
第12話*
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「はう……! ひゃ……ああ、あ……いい……っ!」
屈辱だけど気持ちいい。どんなに嫌悪を抱いても、快楽の前には人間は無力なんだなと思い知る。
市川に助けを求める気持ちも少しずつ薄れ、「もうどうにでもしてくれ」というやけっぱちな感情すら芽生えてきた。
「う……っ! んぅ……」
再びドクン、と触手が脈打ち、大量の「種」を中に注ぎ込まれる。二本分の「種」をいっぺんに腹の奥にぶちまけられ、さすがに腹部がキツくなってきた。
(ここまでやったら、もう……)
今度こそ終わりだろうと気を緩めた途端、またもや別の蔦が押し入って来た。
休む間もなく我も我もと「種」を植え付けられ、夏樹はろれつの回らない舌ですすり泣いた。
「はあ、あ……もうだめ……お腹が……!」
一体何回出されれば許されるのだろう。
既に腹の中は植物の「種」でいっぱいになり、比喩でもなんでもなくお腹がぽっこり膨らんでしまっている。
本当にもう限界だ。これ以上中に出されたら、内側から腹が破裂してしまう。
「許して……お願い、もう……」
弱々しく懇願したら、急に全ての触手が夏樹の中から出て行った。体内を嬲り続けていた触手もずるりと抜け出て、男根を戒めていた蔦も一緒に離れていく。
身体を抱え上げていた植物も緩んで、夏樹はフローリングの床に投げ出された。
動く気力も起きず、ぐったりと身体を沈み込ませていると――
「うっ……!?」
屈辱だけど気持ちいい。どんなに嫌悪を抱いても、快楽の前には人間は無力なんだなと思い知る。
市川に助けを求める気持ちも少しずつ薄れ、「もうどうにでもしてくれ」というやけっぱちな感情すら芽生えてきた。
「う……っ! んぅ……」
再びドクン、と触手が脈打ち、大量の「種」を中に注ぎ込まれる。二本分の「種」をいっぺんに腹の奥にぶちまけられ、さすがに腹部がキツくなってきた。
(ここまでやったら、もう……)
今度こそ終わりだろうと気を緩めた途端、またもや別の蔦が押し入って来た。
休む間もなく我も我もと「種」を植え付けられ、夏樹はろれつの回らない舌ですすり泣いた。
「はあ、あ……もうだめ……お腹が……!」
一体何回出されれば許されるのだろう。
既に腹の中は植物の「種」でいっぱいになり、比喩でもなんでもなくお腹がぽっこり膨らんでしまっている。
本当にもう限界だ。これ以上中に出されたら、内側から腹が破裂してしまう。
「許して……お願い、もう……」
弱々しく懇願したら、急に全ての触手が夏樹の中から出て行った。体内を嬲り続けていた触手もずるりと抜け出て、男根を戒めていた蔦も一緒に離れていく。
身体を抱え上げていた植物も緩んで、夏樹はフローリングの床に投げ出された。
動く気力も起きず、ぐったりと身体を沈み込ませていると――
「うっ……!?」
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