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文化祭編
第20話*
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「じゃあ、そろそろ挿れるからな? いっぱい感じてくれよ?」
「っ……」
小さく頷いた次の瞬間、市川のものがぐぐっ、と押し入ってきた。
「あっ……ああぁあっ!」
衝撃にまたイきそうになり、必死に唇を噛み締めた。
間髪を入れず腰を動かされ、夏樹はぶるぶる全身を震わせた。
小刻みに腹の奥を突かれたかと思うと、ゆっくりと楔を引き抜かれ、入口付近を刺激された後、一気に最奥まで貫かれる。
「んっ、ふっ……うう、ん……あぁあ」
「どうだ、夏樹? 気持ちいい? 御服加減はいかがですか?」
「あ、た……大変、結構で……ございま……あぁん!」
「うん、いいぞ。やっぱりお前は物覚えがいいな」
ほとんど反射的に答えてしまったのだが、そう褒められて悪い気はしなかった。
「あっ、あっ、あぁ……っ!」
ほんのりと畳の香りがする。下に敷かれている着物の匂いと混ざり合い、独特の催淫材となって夏樹の官能を刺激した。
学校の茶室で市川に抱かれる。普通に彼の自宅で抱かれるよりも、ずっといけないことをしているような感覚だ。保健室で挑まれた時もそうだったが、その背徳感がたまらなく興奮する。
俺はいつからこんないやらしい子になっちゃったんだろうな……と、ぼんやり天井を見上げた。自分の上で腰を動かしている市川が目に入った。
いや、俺のせいじゃない。全部この変態教師が悪いんだ。俺をこんな風にした責任はちゃんと取ってもらわなくちゃ……。
「っ……」
小さく頷いた次の瞬間、市川のものがぐぐっ、と押し入ってきた。
「あっ……ああぁあっ!」
衝撃にまたイきそうになり、必死に唇を噛み締めた。
間髪を入れず腰を動かされ、夏樹はぶるぶる全身を震わせた。
小刻みに腹の奥を突かれたかと思うと、ゆっくりと楔を引き抜かれ、入口付近を刺激された後、一気に最奥まで貫かれる。
「んっ、ふっ……うう、ん……あぁあ」
「どうだ、夏樹? 気持ちいい? 御服加減はいかがですか?」
「あ、た……大変、結構で……ございま……あぁん!」
「うん、いいぞ。やっぱりお前は物覚えがいいな」
ほとんど反射的に答えてしまったのだが、そう褒められて悪い気はしなかった。
「あっ、あっ、あぁ……っ!」
ほんのりと畳の香りがする。下に敷かれている着物の匂いと混ざり合い、独特の催淫材となって夏樹の官能を刺激した。
学校の茶室で市川に抱かれる。普通に彼の自宅で抱かれるよりも、ずっといけないことをしているような感覚だ。保健室で挑まれた時もそうだったが、その背徳感がたまらなく興奮する。
俺はいつからこんないやらしい子になっちゃったんだろうな……と、ぼんやり天井を見上げた。自分の上で腰を動かしている市川が目に入った。
いや、俺のせいじゃない。全部この変態教師が悪いんだ。俺をこんな風にした責任はちゃんと取ってもらわなくちゃ……。
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