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夏休み編
第42話*
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(ああ、ホントに幸せ……)
嫌な記憶もモヤモヤした気持ちも、何もかも掻き消される。市川の愛情が、ネガティブな感情を全部書き替えてくれる……。
夏樹は市川の腰に脚を絡め、肉筒をきゅうっと締めながら訴えた。
「あぁあ……も、だめ……せんせ、イっちゃう……!」
「あぁ、俺もそろそろイきそうだ……! 中に出していい……?」
「ください、先生……! いっぱい、いっぱい……!」
そうすすり泣いたところで、市川に唇を塞がれた。
濃厚なキスを浴びつつ、最後の追い込みをかけられ、甘い囁きを鼓膜に吹き込まれる。
「ホントに可愛い……。愛してるよ、夏樹」
「んん――っ!」
一際強く腰を叩きつけられ、腹の奥で市川の熱が爆発した。同時に視界が白く灼け、背中を綺麗に反らせながら快楽の証を噴き上げる。
「あ……あ……っ」
気だるい痺れに気が遠くなり、しがみついていた腕がパタリと床に落ちた。
霞んでいく意識に身を任せていると、ぺちぺちと軽く頬を叩かれた。
「……夏樹、大丈夫か?」
「はっ!?」
失神しかけていたことに気づき、夏樹は慌てて目を開けた。
頬に張り付いていた髪を掻き上げつつ、市川がこちらを覗き込んでくる。端整な顔が今日はやたらとかっこよく見えて、ついドキドキしてしまった。
うっとりと彼を見つめていたら、中に入ったままの欲望がみるみる力を取り戻していくのがわかった。
「あっ、あ、先生……!?」
慌てて引き抜こうとしたけれど、市川にがっちり腰を押さえつけられて身動きが取れなくなる。
「ごめん。お前の中、気持ちよすぎて回復しちゃった。もう一回、いい?」
「や、休ませてくれないんですか!?」
「いや、だってこの状態じゃさ。このまま我慢するのはちょっと……」
「っ……」
体内でドクン、と市川が脈打ち、夏樹は小さく呻いた。
嫌な記憶もモヤモヤした気持ちも、何もかも掻き消される。市川の愛情が、ネガティブな感情を全部書き替えてくれる……。
夏樹は市川の腰に脚を絡め、肉筒をきゅうっと締めながら訴えた。
「あぁあ……も、だめ……せんせ、イっちゃう……!」
「あぁ、俺もそろそろイきそうだ……! 中に出していい……?」
「ください、先生……! いっぱい、いっぱい……!」
そうすすり泣いたところで、市川に唇を塞がれた。
濃厚なキスを浴びつつ、最後の追い込みをかけられ、甘い囁きを鼓膜に吹き込まれる。
「ホントに可愛い……。愛してるよ、夏樹」
「んん――っ!」
一際強く腰を叩きつけられ、腹の奥で市川の熱が爆発した。同時に視界が白く灼け、背中を綺麗に反らせながら快楽の証を噴き上げる。
「あ……あ……っ」
気だるい痺れに気が遠くなり、しがみついていた腕がパタリと床に落ちた。
霞んでいく意識に身を任せていると、ぺちぺちと軽く頬を叩かれた。
「……夏樹、大丈夫か?」
「はっ!?」
失神しかけていたことに気づき、夏樹は慌てて目を開けた。
頬に張り付いていた髪を掻き上げつつ、市川がこちらを覗き込んでくる。端整な顔が今日はやたらとかっこよく見えて、ついドキドキしてしまった。
うっとりと彼を見つめていたら、中に入ったままの欲望がみるみる力を取り戻していくのがわかった。
「あっ、あ、先生……!?」
慌てて引き抜こうとしたけれど、市川にがっちり腰を押さえつけられて身動きが取れなくなる。
「ごめん。お前の中、気持ちよすぎて回復しちゃった。もう一回、いい?」
「や、休ませてくれないんですか!?」
「いや、だってこの状態じゃさ。このまま我慢するのはちょっと……」
「っ……」
体内でドクン、と市川が脈打ち、夏樹は小さく呻いた。
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