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誕生日編
第8話*
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「……どうした、夏樹?」
「ハッ!?」
見つめていたことに気付き、夏樹は慌てて目を反らした。心臓がドキドキしていたが、一生懸命自分に「なんでもない」と言い聞かせる。
市川が自分の全身を眺めながら言った。
「シャツ脱がそうと思ったけど、このままでもいいか。程よく着崩してた方が萌える」
「……何が『萌える』ですか、この変態教師」
「だって夏樹、可愛いからさ。いろんな格好をさせたくなっちゃうんだよな」
「ますます変態ですね」
そのうち、萌えキャラのコスプレをさせられるんじゃないだろうか……とやや不安になる。フリフリのメイド服とか、絶対着たくない。
「いや、ホントいいわ~。はだけたシャツと赤い紐……めっちゃ興奮するな、コレ」
「っ……」
と言って、市川がのしかかってきた。そのまま夏樹に覆い被さり、乱れたシャツから覗いている乳首にむしゃぶりつく。
「うう……ん、んっ」
舌の上で転がされ、甘く食まれて、あっという間にそこがぷっくり色づいてしまう。
毎日のように彼に可愛がられているせいか身体の変化も早くなり、ちょっとキスされたり乳首を舐められたりしただけで、股間に熱が集中するようになってしまった。
頭では平静を装っていても、身体は素直に反応してしまう。今も胸への刺激を受けて、中心がとろりと濡れ始めているのがよくわかる。
はしたない。でも止められない。口では嫌がってみせても、結局自分は、これから先も変態教師を求め続けるのだと思う。理性ではなく、本能が欲しているから。
「あ……っ」
するりと下着ごとズボンを抜き取られ、勃起した陰茎が飛び出してくる。直接触れられていないにもかかわらず、夏樹のそこは赤黒く膨れ上がっていた。
「ハッ!?」
見つめていたことに気付き、夏樹は慌てて目を反らした。心臓がドキドキしていたが、一生懸命自分に「なんでもない」と言い聞かせる。
市川が自分の全身を眺めながら言った。
「シャツ脱がそうと思ったけど、このままでもいいか。程よく着崩してた方が萌える」
「……何が『萌える』ですか、この変態教師」
「だって夏樹、可愛いからさ。いろんな格好をさせたくなっちゃうんだよな」
「ますます変態ですね」
そのうち、萌えキャラのコスプレをさせられるんじゃないだろうか……とやや不安になる。フリフリのメイド服とか、絶対着たくない。
「いや、ホントいいわ~。はだけたシャツと赤い紐……めっちゃ興奮するな、コレ」
「っ……」
と言って、市川がのしかかってきた。そのまま夏樹に覆い被さり、乱れたシャツから覗いている乳首にむしゃぶりつく。
「うう……ん、んっ」
舌の上で転がされ、甘く食まれて、あっという間にそこがぷっくり色づいてしまう。
毎日のように彼に可愛がられているせいか身体の変化も早くなり、ちょっとキスされたり乳首を舐められたりしただけで、股間に熱が集中するようになってしまった。
頭では平静を装っていても、身体は素直に反応してしまう。今も胸への刺激を受けて、中心がとろりと濡れ始めているのがよくわかる。
はしたない。でも止められない。口では嫌がってみせても、結局自分は、これから先も変態教師を求め続けるのだと思う。理性ではなく、本能が欲しているから。
「あ……っ」
するりと下着ごとズボンを抜き取られ、勃起した陰茎が飛び出してくる。直接触れられていないにもかかわらず、夏樹のそこは赤黒く膨れ上がっていた。
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