市川先生の大人の補習授業

夢咲まゆ

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跳び箱編

第17話*

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「んっ……ん、ふ……」

 自分の意思とは関係なく、勝手に舌が動いてしまう。硬い幹を舐めしゃぶり、先端を舌先でつつき、滲んできた淫液を唾液ごと吸い上げる。

「っ? うっ……!」

 不意に先の丸いものを脚の奥に押し付けられ、夏樹はビクン、と身体を震わせた。手で男根を弄られるとばかり思っていたため、予想外の刺激に狼狽えてしまう。

(な、何……? 一体何を……)

 直接は見えなかったが、感触からして指ではない。おそらく大人の玩具だと思う。

 なんでそんなもの持ってるんだ……と思ったが、ふと彼の足元に用意されていたカゴを思い出した。あの中にはきっと、こういった淫らな道具がたくさん入っていたのだろう。やはり市川は、最初から夏樹をレイプするつもりだったらしい。

 トイレでの挑発に乗らずに補習サボればよかった……と後悔したが、こんな状態では抵抗することもできない。

「うーん、やっぱ最初は硬いなあ。これは念入りに解さないとダメみたいだ」
「んんっ……!」

 ブツブツ言いながら、玩具を押し付けてくる市川。ぐりぐりとぬめった窄まりに圧力をかけられ、その度に腰が揺れてしまう。

(だめ、中に入っ……!)

 異物を拒んでいた秘蕾も外からの刺激には耐えきれず、ついに口を緩ませて先端を呑み込んでしまった。

「んふっ! んぅ、んっ……んんーっ!」

 そのままズブズブ玩具を差し込まれ、くぐもった悲鳴が喉から迸る。衝撃に震える身体を市川に押さえられながら、より奥まで押し込まれる。身体の中に異物を押し込まれ、どんどん下腹部が苦しくなっていった。

「うう……ふ……っ」

 上の口も市川の欲望でいっぱいになっているため、呼吸も上手くできない。生理的な涙が滲み、酸欠状態に陥って頭がボーッとしてくる。

「っ……うっ!?」

 そんな夏樹に追い打ちをかけるように、中を圧迫していた玩具が急に振動し始めた。はずみで跳び箱がガタン、と揺れた。
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