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どうやら神様は天猫の死を見て何かを思ったらしい。
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天猫が死んだ・・。あれほど高慢で癇癪を起す正に、天の猫に相応しい傲慢で美しい猫が・・。
天使が飼い主だった・・。あれほど可愛がっていたのに・・。飼い主も殺され、天猫も虫のように潰された。
神様は・・天使と天猫の関係をみるのが、それなりに好きだった。
まあ・・一種の癒しだろうか・・。それなりに彼らは信頼関係を持っていた・・。
天使が嬉しそうに、天猫の世話をしていた時、天猫もまんざらではない顔をして、優越感に浸っていた。
そのくだらない日常が、どこか神様は好きだった。
その日常が、パアンと赤と金の血だまりで壊れた。醜い土偶のような巨人の手によって・・。
どうやら神様は天猫の死を見て、何かを思ったらしい。
微妙に神様の顔が変わった。何ともいいようがない顔だ。
嗚呼・・終わったのだ。終わりの始まりの鐘が聞こえる・・。鬼神はなんだかカーンカーンと幻聴が聞こえた。
神様。腑抜けのような顔をしてるねえ。どうすんのこれから?
神様は虚ろな目をして、だんだん変な形態をとった。化け物のように、身体が伸びて、いくつもの蛇のような触手のような形態になった。その悍ましい触手は、先端に口のような牙をもって、巨人に覆いかぶさるように包んだ。
流石・・神様。まだこんな力を持っていたとはねえ・・。
その様子は、奇妙な触手の物体が、巨人を喰らおうと必死になっているようだった。しかし巨人もでかくて呑み込めないようだった。
巨人の血が全身からあふれ出た。触手の口は、ぺろりと舐めた。その血の力によって、神様の力は増していった。
うん。神様凄いねえ。でもあんた。それって邪神みたいな形態だね。 やはり神様って人間の想像を超える姿をしているんだね。人型をとっているのはなんか、人間向けにやっている感じだよね。やはり信仰のためには、悍ましい姿を見せない方が良いと思ったのかい。
結構、姑息だよね。神様。あんたって・・。
巨人と、神様の怪獣みたいな戦いは果てしなく続いた。巨人の再生能力が凄く、神様が喰らっても、巨人は蘇る。
嗚呼・・果てしないなあ。 なんだか疲れちまったよ。鬼神はそれを観戦するのに飽きた。
鬼神はうっかり眠りそうになった。いかん。この世紀の戦いを見損ねるのは惜しい。
鬼神は結構、まじめで貧乏性だった。 嗚呼勿体ない・・。
でも神様。いい加減に決着をつけてくれよお。 鬼神は幼稚になりつつあった。
やはり神になったからだろうか。飽きやすくなっている・・。おかしいなあ。
鬼神は、昔のあたしはこんな奴じゃなかったのに・・。昔のあたしがはてなと首を傾げていた・・。
まあとにかく終われ。このとんでもなくスケールがでかくてみみっちい親子喧嘩を終わらせろ。
鬼神は冷ややかに見据えた。
そうよ。女のほうが冷たいのよ。元女だったもの・・。仕方がないわ。女ですもの。
あたしはふうと溜息をついた。
天使が飼い主だった・・。あれほど可愛がっていたのに・・。飼い主も殺され、天猫も虫のように潰された。
神様は・・天使と天猫の関係をみるのが、それなりに好きだった。
まあ・・一種の癒しだろうか・・。それなりに彼らは信頼関係を持っていた・・。
天使が嬉しそうに、天猫の世話をしていた時、天猫もまんざらではない顔をして、優越感に浸っていた。
そのくだらない日常が、どこか神様は好きだった。
その日常が、パアンと赤と金の血だまりで壊れた。醜い土偶のような巨人の手によって・・。
どうやら神様は天猫の死を見て、何かを思ったらしい。
微妙に神様の顔が変わった。何ともいいようがない顔だ。
嗚呼・・終わったのだ。終わりの始まりの鐘が聞こえる・・。鬼神はなんだかカーンカーンと幻聴が聞こえた。
神様。腑抜けのような顔をしてるねえ。どうすんのこれから?
神様は虚ろな目をして、だんだん変な形態をとった。化け物のように、身体が伸びて、いくつもの蛇のような触手のような形態になった。その悍ましい触手は、先端に口のような牙をもって、巨人に覆いかぶさるように包んだ。
流石・・神様。まだこんな力を持っていたとはねえ・・。
その様子は、奇妙な触手の物体が、巨人を喰らおうと必死になっているようだった。しかし巨人もでかくて呑み込めないようだった。
巨人の血が全身からあふれ出た。触手の口は、ぺろりと舐めた。その血の力によって、神様の力は増していった。
うん。神様凄いねえ。でもあんた。それって邪神みたいな形態だね。 やはり神様って人間の想像を超える姿をしているんだね。人型をとっているのはなんか、人間向けにやっている感じだよね。やはり信仰のためには、悍ましい姿を見せない方が良いと思ったのかい。
結構、姑息だよね。神様。あんたって・・。
巨人と、神様の怪獣みたいな戦いは果てしなく続いた。巨人の再生能力が凄く、神様が喰らっても、巨人は蘇る。
嗚呼・・果てしないなあ。 なんだか疲れちまったよ。鬼神はそれを観戦するのに飽きた。
鬼神はうっかり眠りそうになった。いかん。この世紀の戦いを見損ねるのは惜しい。
鬼神は結構、まじめで貧乏性だった。 嗚呼勿体ない・・。
でも神様。いい加減に決着をつけてくれよお。 鬼神は幼稚になりつつあった。
やはり神になったからだろうか。飽きやすくなっている・・。おかしいなあ。
鬼神は、昔のあたしはこんな奴じゃなかったのに・・。昔のあたしがはてなと首を傾げていた・・。
まあとにかく終われ。このとんでもなくスケールがでかくてみみっちい親子喧嘩を終わらせろ。
鬼神は冷ややかに見据えた。
そうよ。女のほうが冷たいのよ。元女だったもの・・。仕方がないわ。女ですもの。
あたしはふうと溜息をついた。
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