大輪の花火の輪

第31話 お金持ちの戯言

お金持ちは、お金持ちになるのは簡単。企業とか、自分で会社を作って、大衆や、ちょっとセレブや、それぞれの階層の人種に合わせて、需要になるものを売ったり、作ればいいとか言った。

お金持ちじゃないひとはそれをしない。行動しないからだと言った。

でもね行動しないんじゃなく本当に出来ない、わからない　弱者も居るんだよ。

行動したくても、頭や、身体が動かないどうしようもなく終わっている人も居るんだよ。

出来る人は、ある程度の頭脳を働かせて、正しい行動や、可能な限り、人と交わって色々な情報や大切なことを知れる人なんだよ。


人と関われない人も居る。なにか障害があってできない人もいる。

中には頭だけはよくて半身不随の人もいたけど、その人は、他人に頼んで会社を立ち上げて、なんとか喰っていけるだけの金を得たみたい。

でもね。頭がおかしかったり、どうしようもなく心が弱かったらもう終わりなんだよ。

なかには、騙されてお金を取られて自殺する人も居る。これだけ詐欺や搾取が跡が立たないのは相当弱者が多いからだろうね。

社会不適応者や、環境の劣悪で何か人として大切なことを学ばなかった子どもたち。

そういう見捨てられた弱者は、お金もちの言葉を戯言と思う。　生きるだけで奇跡に近い人も居る。

なにかに見放されたり、運がない人がいる事が分かっていない。


そういう弱者はやはり人間だって動物だから自然淘汰されるんだろうね。人間だけだよ。そんな弱者も辛うじて生き延びられたのは・・。

淘汰されるまで、この苛酷な世界に生きましょう。

わたしも病気になって、それを悟りました。


お金もちにはわからない人種。弱者もいるということをわたしは知りました。

この感覚は何でしょう。閉塞感があって、金縛りのように縛られて窒息寸前の金魚のような拷問にも近い生。

これよりもっと酷い気持ちを味わって生きている人もいるのでしょうか？

だとしたら、生まれてきたことが間違いですね。何かの試練かと思わざるをえません。

せめて、少しでも生きている喜びを味わったら幸いですね。


こんな闇に閉ざされた狂ったような頭や身体に閉じ込められた魂は悲鳴をあげているかもしれません。

生きることを喜んだり、楽しいと思ったことがない弱者は居ます。

そういう人はどうしようもなく弱いのでしょう。早く淘汰されたほうが神の恩恵かもしれません。

そういう人は、いつのまにか心が人外や異形の者となったり、害虫ともいえる存在になります。

それって悲惨な末路ですね。


運命は残酷です。　でも少しでもいいから弱者に生きて良かったと思えるほど良いものをみせてほしいです。

それが神の救いかもしれません。