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7(ピンク)の正体
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(クラード(赤)side)
王宮 国王謁見の間
額から汗が浮き出た。
この部屋に重厚感があるだけではない。
空気が…重いのだ。私がここに呼ばれた理由…
「王太子であるクラード…今回の不始末どうする気だね」
国王陛下が低い声で、問われる。わざわざ位を言う、嫌味以外ない。
サイドを固めるのは、宰相と騎士団長。鬼の形相ではなく表情が冷ややかだ。
どうせなら怒鳴られ叱られた方がマシだ。
「大変申し訳ございませんでした」
思いっきり頭を下げた。謝るしかない。冷静になった今、仕出かした事の大きさに王族として情け無い。
あんなに隙を見せるなと言われていた手前…
返事がない…
恐る恐る顔を上げれば、そこには鬼がいた…
「一国の王太子がみっともない。恥を知れ!」
と国王が言えば、横から無表情に淡々と宰相のレイヤード公爵が、
「今日知り得た事を発表しますね。王子殿下含め五人が夢中になっていた令嬢。セレナ嬢ですが…淫魔です」
「は!?」
「聞こえませんでしたか?だから、令嬢の皮を被った淫魔です。人と魔物が混ざっていたのか、黒魔術で降霊でもしたのか…学者の見解です。男爵は黒魔術が病的いや非常に深い研究に長けていてまだ全容を話してはいませんが、自分の娘だと主張する令嬢を作品と言っています。精神的にも病んでいると医師、学者が判断しております。そして、実際にその令嬢を尋問中、やはり術にかかった者が出ました。
身に覚えはありますか?術にかかるアレやコレ。はっきり言えば性交をしましたか。正直に言ってください。ここ大事ですから。後ほど全員に確認しますから」
と宰相は淡々と言う。
国王陛下は片手を顎に置きかなりの呆れ顔で私を見下ろす。
否定しなければ!
「しておりません」
と言えば、
「術にかかる程合い加減の話ですが、確実に粘膜交換はしているはずらしいのですよ。実験結果的にもそれは誤魔化せないですね。医師並びに学者が言うには、じゃなきゃ意識は奪えないと。令嬢の管理下にあった、今回の検証もありますから、ね、殿下…」
まずい、まずい
嘘だろう!セレナが淫魔!人間?じゃないってことか。
まずい…
ポタッ、汗が落ちた。
「確かにそういう関係を誘われましたが、婚約者がいた手前、流石にキスまでですよ。私はそこまでナニゴトをしておりません」
と言えば、
「殿下、そのですね術の解け具合なんですが、かなり正常に戻るまで時間がかかっておりますよね?それだけ深い間柄と捉えるのが学者の見解ですが…」
と言われ、
焦った。
確かにクリスマスパーティー前までほぼ毎日キスはしていた。深い方の…ボディタッチ…あたりもしていた。
言うべきなのだろうか…
「殿下!」
圧迫感のある声が飛ぶ。
待て、とちらりと国王陛下を見れば更に見下ろした目は虫ケラを見るかの如く…
逃げ道は…
黙りを決め込んでも仕方なく、結局正直に彼女との関係を話した。
…
返事がない…
「ギリギリか。クラード、一歩手前、性交を行っていたら間違いなくお前は王族から位を剥奪していた。考えてみよ、国のトップが淫魔と関係を持っていたと知られた暁にはそれは弱味だ。つけいられる隙だ。実際、男爵家には黒魔術の後があった。騎士団の捕縛の際、発見されている、どこでその事実が漏れてもおかしくない。今後はセレナ嬢含め男爵家が率先して、王太子を含め五名に対して黒魔術を行ったと公表する。淫魔という事は限られた人間のみ知る。その事しっかり胸に刻め!そして婚約破棄騒動だが、自分を顧みて王太子妃に相応しいと思える令嬢を一年以内にみつけるか、異国の姫をお願いすることになると思う…後ろ盾はないものだと思って精進せよ」
これは、現在国王陛下の息子が私だけだからだ。王弟のシリル様も同じ穴のムジナだから王太子の位を取られなかっただけだ。
「かしこまりました。多大なご配慮と恩赦感謝します」
額に吹き出した汗もそのまま謁見の間を去る。
まさか魔物とキスをそれも粘膜交換をしていた…
そのショックからしばらく悪夢にうなされることになったのは仕方ない。
*
(シルベルト(青)side)
レイヤード公爵家
「愚息、夢中になっていた令嬢の正体が判明したぞ」
と突然なんでもなしに父上が言った。
「淫魔だ」
…
…
頭の回路が止まった。
いんま?
とは?
淫魔、魔物?
「で、ナニした?淫魔と」
聞かれている。魔物とした事を聞かれている…
「何も生徒会メンバーとして話していただけです」
とウソを答えれば、
「術にかかるには性交とか互いの粘膜交換だと分かったぞ」
と言われて焦る。
性交、粘膜交換
術にかかってないとは言えない仕出かしをしている。これ以上嘘はつけない…
ガックリ項垂れた。
「申し訳ございません、三回ほどキスをしました…」
恥ずかしいというか情けないが近いかもしれない、父にそんな事を知らせなきゃいけない事。
「まぁそうだろうな。殿下より正常になったのが早いからそこまで深い付き合いではないとは思っていたが、で、これからどうする気だ?」
「セレナが淫魔だと公表されれば、私は公爵家から抜け平民として国を支えます」
「そうか…今回シルベルトを含めみなキスまでの粘膜交換である事がわかった。性交に誘われたが手前で踏み止まったと回答している。男爵家では黒魔術をした後が残っていたのも含め、この件は衝撃が大きいからな…淫魔である事は隠し、お前達は、黒魔術で操られたという事になる、以上」
と父上は言った。
「罰則は?」
と聞くと、
「淫魔とキスした事がすでに罰になると思わないか。魔物と粘膜交換だぞ…そっちもイケるのかシルベルト…だとしたら結婚はしない方が良いかもな」
と憐れみの目を向けられた。
そうだ、俺は魔物の口に自分の舌を絡ませたわけで…
オェッ
現実逃避できない悪夢が毎夜襲うはめになったのは自業自得。
魔物とは昔はいたが現在はどうなったかわからない幻の存在。そんなものが本当にいたとなれば大騒ぎになる。
しかし絵付きの歴史書にも残っているのは事実で…
そして、ログワット(緑)、フラン(黒)、シリル(黄色)全員、魔物という悪夢に追いかけ回されることになった。顔だけセレナで四足歩行の魔物…絵本で出てくる魔物とはほとんど四足歩行の動物の為意識的に作り変えてしまったらしい。
そして今回の件
セレナ(ピンク)の男爵家全体で行われた黒魔術で王太子殿下含め五名が操られていたと公表された。
セレナは悪女と市井でも有名になり、演劇、書籍の稀世の悪魔女と書かれる事となった。
王宮 国王謁見の間
額から汗が浮き出た。
この部屋に重厚感があるだけではない。
空気が…重いのだ。私がここに呼ばれた理由…
「王太子であるクラード…今回の不始末どうする気だね」
国王陛下が低い声で、問われる。わざわざ位を言う、嫌味以外ない。
サイドを固めるのは、宰相と騎士団長。鬼の形相ではなく表情が冷ややかだ。
どうせなら怒鳴られ叱られた方がマシだ。
「大変申し訳ございませんでした」
思いっきり頭を下げた。謝るしかない。冷静になった今、仕出かした事の大きさに王族として情け無い。
あんなに隙を見せるなと言われていた手前…
返事がない…
恐る恐る顔を上げれば、そこには鬼がいた…
「一国の王太子がみっともない。恥を知れ!」
と国王が言えば、横から無表情に淡々と宰相のレイヤード公爵が、
「今日知り得た事を発表しますね。王子殿下含め五人が夢中になっていた令嬢。セレナ嬢ですが…淫魔です」
「は!?」
「聞こえませんでしたか?だから、令嬢の皮を被った淫魔です。人と魔物が混ざっていたのか、黒魔術で降霊でもしたのか…学者の見解です。男爵は黒魔術が病的いや非常に深い研究に長けていてまだ全容を話してはいませんが、自分の娘だと主張する令嬢を作品と言っています。精神的にも病んでいると医師、学者が判断しております。そして、実際にその令嬢を尋問中、やはり術にかかった者が出ました。
身に覚えはありますか?術にかかるアレやコレ。はっきり言えば性交をしましたか。正直に言ってください。ここ大事ですから。後ほど全員に確認しますから」
と宰相は淡々と言う。
国王陛下は片手を顎に置きかなりの呆れ顔で私を見下ろす。
否定しなければ!
「しておりません」
と言えば、
「術にかかる程合い加減の話ですが、確実に粘膜交換はしているはずらしいのですよ。実験結果的にもそれは誤魔化せないですね。医師並びに学者が言うには、じゃなきゃ意識は奪えないと。令嬢の管理下にあった、今回の検証もありますから、ね、殿下…」
まずい、まずい
嘘だろう!セレナが淫魔!人間?じゃないってことか。
まずい…
ポタッ、汗が落ちた。
「確かにそういう関係を誘われましたが、婚約者がいた手前、流石にキスまでですよ。私はそこまでナニゴトをしておりません」
と言えば、
「殿下、そのですね術の解け具合なんですが、かなり正常に戻るまで時間がかかっておりますよね?それだけ深い間柄と捉えるのが学者の見解ですが…」
と言われ、
焦った。
確かにクリスマスパーティー前までほぼ毎日キスはしていた。深い方の…ボディタッチ…あたりもしていた。
言うべきなのだろうか…
「殿下!」
圧迫感のある声が飛ぶ。
待て、とちらりと国王陛下を見れば更に見下ろした目は虫ケラを見るかの如く…
逃げ道は…
黙りを決め込んでも仕方なく、結局正直に彼女との関係を話した。
…
返事がない…
「ギリギリか。クラード、一歩手前、性交を行っていたら間違いなくお前は王族から位を剥奪していた。考えてみよ、国のトップが淫魔と関係を持っていたと知られた暁にはそれは弱味だ。つけいられる隙だ。実際、男爵家には黒魔術の後があった。騎士団の捕縛の際、発見されている、どこでその事実が漏れてもおかしくない。今後はセレナ嬢含め男爵家が率先して、王太子を含め五名に対して黒魔術を行ったと公表する。淫魔という事は限られた人間のみ知る。その事しっかり胸に刻め!そして婚約破棄騒動だが、自分を顧みて王太子妃に相応しいと思える令嬢を一年以内にみつけるか、異国の姫をお願いすることになると思う…後ろ盾はないものだと思って精進せよ」
これは、現在国王陛下の息子が私だけだからだ。王弟のシリル様も同じ穴のムジナだから王太子の位を取られなかっただけだ。
「かしこまりました。多大なご配慮と恩赦感謝します」
額に吹き出した汗もそのまま謁見の間を去る。
まさか魔物とキスをそれも粘膜交換をしていた…
そのショックからしばらく悪夢にうなされることになったのは仕方ない。
*
(シルベルト(青)side)
レイヤード公爵家
「愚息、夢中になっていた令嬢の正体が判明したぞ」
と突然なんでもなしに父上が言った。
「淫魔だ」
…
…
頭の回路が止まった。
いんま?
とは?
淫魔、魔物?
「で、ナニした?淫魔と」
聞かれている。魔物とした事を聞かれている…
「何も生徒会メンバーとして話していただけです」
とウソを答えれば、
「術にかかるには性交とか互いの粘膜交換だと分かったぞ」
と言われて焦る。
性交、粘膜交換
術にかかってないとは言えない仕出かしをしている。これ以上嘘はつけない…
ガックリ項垂れた。
「申し訳ございません、三回ほどキスをしました…」
恥ずかしいというか情けないが近いかもしれない、父にそんな事を知らせなきゃいけない事。
「まぁそうだろうな。殿下より正常になったのが早いからそこまで深い付き合いではないとは思っていたが、で、これからどうする気だ?」
「セレナが淫魔だと公表されれば、私は公爵家から抜け平民として国を支えます」
「そうか…今回シルベルトを含めみなキスまでの粘膜交換である事がわかった。性交に誘われたが手前で踏み止まったと回答している。男爵家では黒魔術をした後が残っていたのも含め、この件は衝撃が大きいからな…淫魔である事は隠し、お前達は、黒魔術で操られたという事になる、以上」
と父上は言った。
「罰則は?」
と聞くと、
「淫魔とキスした事がすでに罰になると思わないか。魔物と粘膜交換だぞ…そっちもイケるのかシルベルト…だとしたら結婚はしない方が良いかもな」
と憐れみの目を向けられた。
そうだ、俺は魔物の口に自分の舌を絡ませたわけで…
オェッ
現実逃避できない悪夢が毎夜襲うはめになったのは自業自得。
魔物とは昔はいたが現在はどうなったかわからない幻の存在。そんなものが本当にいたとなれば大騒ぎになる。
しかし絵付きの歴史書にも残っているのは事実で…
そして、ログワット(緑)、フラン(黒)、シリル(黄色)全員、魔物という悪夢に追いかけ回されることになった。顔だけセレナで四足歩行の魔物…絵本で出てくる魔物とはほとんど四足歩行の動物の為意識的に作り変えてしまったらしい。
そして今回の件
セレナ(ピンク)の男爵家全体で行われた黒魔術で王太子殿下含め五名が操られていたと公表された。
セレナは悪女と市井でも有名になり、演劇、書籍の稀世の悪魔女と書かれる事となった。
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