48 / 120
48 お義父様が帰ってきました
しおりを挟む
知らない人に悩みを打ち明けてしまったわ。ラナにも言えないことを!知らない人だから思いっきったことを言ってしまったのかしら?
ラナに怒られるわね。
『淑女として~危機管理』とか。
でも、不思議と…
聞いてもらって恥ずかしいはずが、スッキリもしている?
うーむ、こんな感じなら、私も溜息の船乗りのお役に立ったかもしれないわ。
今日の夕食は、昨日より美味しく感じているし。
ふふっふふっ
「良かったぁ~、お義姉様が、楽しそうに笑ってくれましたね。いつものお義姉様です~」
レオンが、夕食後、側に来て喜んでくれた。本当に可愛い義弟。
そんなに心配させていたなんて…
申し訳なかったわ。
「お嬢様、本日何かありましたか?みなさんに御礼を言えて気持ちが晴れましたか?」
「ラナったら、グレゴリー様みたいな尋問じゃないの。リリエット達が物凄く心配してくれたのと、注意もされたの。一人で進まないで、先に相談して欲しいって、それが嬉しかったわ!」
「ええ、お嬢様、とても大切なことです。一番大事なことですから」
ラナだけじゃなく、後ろにいた侍女達まで頷いた。
「学校に行けて本当に良かったわ。イズリー家の皆様にどれだけ感謝すればいいかしら」
「大丈夫ですよ、お嬢様はずっとイズリー家に居れますから、恩返しはいつでも出来ます。自分自身を守り、大切にして下さい。それが、私達の望みです」
「ラナ…」
*
数日何もなく過ごした。
今も、マユリカ王女様達は、登校していない。誰かが言った『停学処分』という事なのだろうか。
「お嬢様、旦那様がお戻りになりました。そのままの衣装で良いので、執務室に来て欲しいと指示されました」
「お急ぎなのね、すぐに行くわ」
*
「失礼します、ミランダです」
「あぁ、入ってくれ」
「お義父様、お帰りなさいませ…」
とても疲れている義父がいた。
交渉が大変だったのだろうな。
「ただいま、ミランダ。早速なのだが、マユリカ王女様達御一行は、ウランダル王国に帰ることになった。明日か明後日には」
「まだ留学して一カ月も経っていないですよ、王女様は納得なさったのですか?」
「納得?いや、違うみたいだよ。アンドル王子達もやるもんだね、強制送還さ。あちらに問題があったと証明された。私は、王宮に行った後、すぐにウランダル王国に入国してね。外交官として交渉してきたよ。同盟の強化、勿論婚姻なしで、貿易の関税権とかね。まぁ向こうもあの王女は、お荷物だったらしくてね、まさか人質としてでもいいから、我が国に置いてくれ、なんて馬鹿な事を言い出したから、丁重にお断りした。後…ディライドに会ってきた…」
「えっ、お義兄様に!」
「あぁ、非常に怒り心頭だったよ。慌て帰ってきた。たぶんニ、三日中に帰ってくる。会ったその日に、例の火力で走る車の工房が大爆発した…職人、設計士がみんな死亡と発表された。国に上がっていた計画案からの資料ごと全て紛失…はっきりいってウランダル王国は、今この件の損失が計りしれない。多額の金を投じた事業だったから、マユリカ王女様どうこうじゃないよ、人手も金も足りてない国になって、逆に近隣諸国に狙われてしまうね」
「お義父様…爆発って」
「あぁ間違いないね、ディライドがもう跡形もなくね。花火を工房で爆発させたみたいにね、ドカーンと。私の話を聞いた日にね…」
まさかあの黒鞭事件が、工房花火ドカーン爆発事件に発展するなんて。
みんな死亡って、お義兄様、殺人者になってしまったの!?
「お義父様!お義兄様まさか殺人者に!」
「あぁ、言い方が悪かった。死亡届けが出ている者は、イズリー領に移動中だ。家族も追々の予定だ。今は目立たないようにしていると思う。最後の仕上げとしてウランダル王国の王太子を脅しているみたいだった。多分、後で発表される…な」
「良かったです。お義兄様が殺人者にならなくて!」
「まぁ、うん、そうだけど。我が子ながら恐ろしい交渉をしているよ」
お義父様が疲れきった顔で、でも遠くを見ていた。
何が見えているのかな?
突然、笑った。
「ミランダ、君は、今、楽しいかい?」
「はい、楽しいです!」
「良かった。迷信なんて情報第一のイズリー家に一番不確かな話だった。君が楽しくて我が家も幸せだ。ちょっと賑やかすぎるかなと思う時はあるけど。でもその方が楽しいね。実はさ、ディライド、鬼のように怒って、楽しそうに笑ったんだよね。怖いよね、でもどこか自分を抑えて生きているでしょう、みんな。
それが協調して生きる世界だから。
でも、こんなことミランダに言ってはいけないのだけど、『ミランダ』という言い訳があの子にはあって、思いっきりやりたい事やったんだよ。悪い子だよね、ディライドは…それで、スッキリしているんだもの…」
確かに危険な事をして欲しいとは、思ってもいない。それでも、
「お義兄様は、ずっと私に優しいです」
これは事実。甘いケーキを毎日スプーンで掬って口にまで運んでくれるような…
「そうか、怒ってもいいんだよ。家族の前だと遠慮して怒れないだろう。私の前だけでも、文句を言っていいし、怖がっていい…」
「お義兄様を怒るなんてないですよ。確かにやりすぎではないかとは、思いました。だけど、先を考えてそうすべきだと思っての行動だと思います。早く帰りたいと言いながら、時間をかけて人を動かし、ウランダル王国にダメージを与えたのだと思います」
「ディライドを信頼しているんだね」
「もちろん、お義兄様ですもの!」
「そうか、では後はあの子が帰って来てから、聞きたいことがあったら聞けばいいし、時間が経って怒りたくなったら、文句を言えば良い」
「はい、お義父様。失礼します」
扉を閉めるまで、お義父様は疲れた顔だけど、にこやかな笑顔だった。
「あぁ、お茶の準備を近くにいる者に頼んでくれるかい?」
「はい、わかりました」
*
「多分ディライドもわかっているはずなんだ。自分を解放したい欲をミランダに重ねていると。ミランダもきちんとそういうディライドを心の底で見極めているのだな。きちんと一歩引いた反応をしていたし、賢い娘で良かったな…ディライドは、まだまだ子供だなぁ。大人との交渉ばかりに夢中で、成長過程の思春期を置いてきた事に気づいてないみたいだ。大丈夫かな、ディライド」
と、私が執務室から出た後にお義母様とゆっくりお茶を飲んだ時に、お義父様が溢したと、少し先の未来でお義母様から聞いた。
ラナに怒られるわね。
『淑女として~危機管理』とか。
でも、不思議と…
聞いてもらって恥ずかしいはずが、スッキリもしている?
うーむ、こんな感じなら、私も溜息の船乗りのお役に立ったかもしれないわ。
今日の夕食は、昨日より美味しく感じているし。
ふふっふふっ
「良かったぁ~、お義姉様が、楽しそうに笑ってくれましたね。いつものお義姉様です~」
レオンが、夕食後、側に来て喜んでくれた。本当に可愛い義弟。
そんなに心配させていたなんて…
申し訳なかったわ。
「お嬢様、本日何かありましたか?みなさんに御礼を言えて気持ちが晴れましたか?」
「ラナったら、グレゴリー様みたいな尋問じゃないの。リリエット達が物凄く心配してくれたのと、注意もされたの。一人で進まないで、先に相談して欲しいって、それが嬉しかったわ!」
「ええ、お嬢様、とても大切なことです。一番大事なことですから」
ラナだけじゃなく、後ろにいた侍女達まで頷いた。
「学校に行けて本当に良かったわ。イズリー家の皆様にどれだけ感謝すればいいかしら」
「大丈夫ですよ、お嬢様はずっとイズリー家に居れますから、恩返しはいつでも出来ます。自分自身を守り、大切にして下さい。それが、私達の望みです」
「ラナ…」
*
数日何もなく過ごした。
今も、マユリカ王女様達は、登校していない。誰かが言った『停学処分』という事なのだろうか。
「お嬢様、旦那様がお戻りになりました。そのままの衣装で良いので、執務室に来て欲しいと指示されました」
「お急ぎなのね、すぐに行くわ」
*
「失礼します、ミランダです」
「あぁ、入ってくれ」
「お義父様、お帰りなさいませ…」
とても疲れている義父がいた。
交渉が大変だったのだろうな。
「ただいま、ミランダ。早速なのだが、マユリカ王女様達御一行は、ウランダル王国に帰ることになった。明日か明後日には」
「まだ留学して一カ月も経っていないですよ、王女様は納得なさったのですか?」
「納得?いや、違うみたいだよ。アンドル王子達もやるもんだね、強制送還さ。あちらに問題があったと証明された。私は、王宮に行った後、すぐにウランダル王国に入国してね。外交官として交渉してきたよ。同盟の強化、勿論婚姻なしで、貿易の関税権とかね。まぁ向こうもあの王女は、お荷物だったらしくてね、まさか人質としてでもいいから、我が国に置いてくれ、なんて馬鹿な事を言い出したから、丁重にお断りした。後…ディライドに会ってきた…」
「えっ、お義兄様に!」
「あぁ、非常に怒り心頭だったよ。慌て帰ってきた。たぶんニ、三日中に帰ってくる。会ったその日に、例の火力で走る車の工房が大爆発した…職人、設計士がみんな死亡と発表された。国に上がっていた計画案からの資料ごと全て紛失…はっきりいってウランダル王国は、今この件の損失が計りしれない。多額の金を投じた事業だったから、マユリカ王女様どうこうじゃないよ、人手も金も足りてない国になって、逆に近隣諸国に狙われてしまうね」
「お義父様…爆発って」
「あぁ間違いないね、ディライドがもう跡形もなくね。花火を工房で爆発させたみたいにね、ドカーンと。私の話を聞いた日にね…」
まさかあの黒鞭事件が、工房花火ドカーン爆発事件に発展するなんて。
みんな死亡って、お義兄様、殺人者になってしまったの!?
「お義父様!お義兄様まさか殺人者に!」
「あぁ、言い方が悪かった。死亡届けが出ている者は、イズリー領に移動中だ。家族も追々の予定だ。今は目立たないようにしていると思う。最後の仕上げとしてウランダル王国の王太子を脅しているみたいだった。多分、後で発表される…な」
「良かったです。お義兄様が殺人者にならなくて!」
「まぁ、うん、そうだけど。我が子ながら恐ろしい交渉をしているよ」
お義父様が疲れきった顔で、でも遠くを見ていた。
何が見えているのかな?
突然、笑った。
「ミランダ、君は、今、楽しいかい?」
「はい、楽しいです!」
「良かった。迷信なんて情報第一のイズリー家に一番不確かな話だった。君が楽しくて我が家も幸せだ。ちょっと賑やかすぎるかなと思う時はあるけど。でもその方が楽しいね。実はさ、ディライド、鬼のように怒って、楽しそうに笑ったんだよね。怖いよね、でもどこか自分を抑えて生きているでしょう、みんな。
それが協調して生きる世界だから。
でも、こんなことミランダに言ってはいけないのだけど、『ミランダ』という言い訳があの子にはあって、思いっきりやりたい事やったんだよ。悪い子だよね、ディライドは…それで、スッキリしているんだもの…」
確かに危険な事をして欲しいとは、思ってもいない。それでも、
「お義兄様は、ずっと私に優しいです」
これは事実。甘いケーキを毎日スプーンで掬って口にまで運んでくれるような…
「そうか、怒ってもいいんだよ。家族の前だと遠慮して怒れないだろう。私の前だけでも、文句を言っていいし、怖がっていい…」
「お義兄様を怒るなんてないですよ。確かにやりすぎではないかとは、思いました。だけど、先を考えてそうすべきだと思っての行動だと思います。早く帰りたいと言いながら、時間をかけて人を動かし、ウランダル王国にダメージを与えたのだと思います」
「ディライドを信頼しているんだね」
「もちろん、お義兄様ですもの!」
「そうか、では後はあの子が帰って来てから、聞きたいことがあったら聞けばいいし、時間が経って怒りたくなったら、文句を言えば良い」
「はい、お義父様。失礼します」
扉を閉めるまで、お義父様は疲れた顔だけど、にこやかな笑顔だった。
「あぁ、お茶の準備を近くにいる者に頼んでくれるかい?」
「はい、わかりました」
*
「多分ディライドもわかっているはずなんだ。自分を解放したい欲をミランダに重ねていると。ミランダもきちんとそういうディライドを心の底で見極めているのだな。きちんと一歩引いた反応をしていたし、賢い娘で良かったな…ディライドは、まだまだ子供だなぁ。大人との交渉ばかりに夢中で、成長過程の思春期を置いてきた事に気づいてないみたいだ。大丈夫かな、ディライド」
と、私が執務室から出た後にお義母様とゆっくりお茶を飲んだ時に、お義父様が溢したと、少し先の未来でお義母様から聞いた。
20
お気に入りに追加
118
あなたにおすすめの小説
訳あり冷徹社長はただの優男でした
あさの紅茶
恋愛
独身喪女の私に、突然お姉ちゃんが子供(2歳)を押し付けてきた
いや、待て
育児放棄にも程があるでしょう
音信不通の姉
泣き出す子供
父親は誰だよ
怒り心頭の中、なしくずし的に子育てをすることになった私、橋本美咲(23歳)
これはもう、人生詰んだと思った
**********
この作品は他のサイトにも掲載しています
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。

異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?

子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
さわじり
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
若奥様は緑の手 ~ お世話した花壇が聖域化してました。嫁入り先でめいっぱい役立てます!
古森真朝
恋愛
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。
そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は?
*カクヨム様で先行掲載しております

転生した世界のイケメンが怖い
祐月
恋愛
わたしの通う学院では、近頃毎日のように喜劇が繰り広げられている。
第二皇子殿下を含む学院で人気の美形子息達がこぞって一人の子爵令嬢に愛を囁き、殿下の婚約者の公爵令嬢が諌めては返り討ちにあうという、わたしにはどこかで見覚えのある光景だ。
わたし以外の皆が口を揃えて言う。彼らはものすごい美形だと。
でもわたしは彼らが怖い。
わたしの目には彼らは同じ人間には見えない。
彼らはどこからどう見ても、女児向けアニメキャラクターショーの着ぐるみだった。
2024/10/06 IF追加
小説を読もう!にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる