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第二章
4.予期せぬ瞬間
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図書館を訪れると前日と同様に人の気配は全く感じられなかった。夏になればもっと利用者が増えるのだろうか。
「これは見事だ」
整然と並んだ蔵書の棚を眺めながらセヴランが呟く。
「ここにいる間に全部読むのは難しそう」
そうアルエットは言ってしまってから、遠くない未来――セヴランと過ごす時間の終わりを想像してしまい、胸がちくりと痛んだ。
「また来ればいい」
また、とアルエットは心の中で彼の言葉を反芻する。
その時、自分はどうなっているだろうか。セヴランの隣に誰か別な女性がいたらどうしよう。
そう考えてから苦笑する。
(そんなこと私が心配してどうなるの? そもそもここでは互いに干渉しないのがルールなんだから)
セヴランが誰を好きになろうが、アルエットに口を出す権利は微塵もない。
すっきりしない気持ちは物語を読んで忘れようと、気を取り直して蔵書の間を練り歩く。
借りた本を棚に戻し、次に面白そうな題名の物語を探すが、セヴランがそばにいるのでなんだか落ち着かない。
「あの、私が読みたいものに合わせなくていいから、ね。面白くないかもしれないし」
棚から一冊の本を手に取りながら、セヴランの顔を見上げて微笑んだ。
「リエルが選んだ話を読んでみたい」
「そう? じゃあ今度は私が先に……」
「一緒に読むのはどうだろうか」
「い、一緒に? でもそれだと時間がかかってしまうんじゃないかしら」
「リエルは俺と一緒にいるのがいやか?」
鋭い目元が一瞬で子犬のようにしょんぼりして、アルエットは慌てて首を横に振った。
「そんなこと、ない……」
かあっと頬が熱くなって、いっぱいに開いた目を慌てて伏せる。
「外は寒いから、閲覧室で読もう。さっき案内図にあった」
それは個人用の閲覧室だ。おそらく二人でゆったり過ごせる広さはない。
アルエットはそれを言おうとしたが、セヴランの提案をもう一度否定して今度こそ嫌われてしまうのがこわくて、言い出せなかった。
二人で一冊の本を持って閲覧室の一つに入る。
幸い、アルエットが想像していたよりも広さはあり、二人が余裕をもって腰かけられる革張りのソファとテーブルが置いてあった。採光用の窓が上方にあり、通路にあった壁掛けのランプを一つ借りてきたので、明かりは十分だった。
橙色の炎が二人の影を揺らす。
はじめはそわそわして落ち着かなかったが、文章を目で追ううちに物語に入り込んでいて、時間が経つのも忘れてページをめくっていた。
やがて、アルエットのお腹がぐうと鳴って、とうに昼を過ぎていたことに気づく。
「続きはまた明日にするか」
「さすがにここで食べたり飲んだりはできないものね」
アルエットは赤面しつつ、恥ずかしそうに笑った。
本を棚に戻して図書館の外に出ると、射してくる陽光が眩しくてアルエットは目を眇めた。
時折吹く風は冷たいものの、空気が日増しに緩んできているのがわかる。日向には小さな野草が純白や山吹色の花をつけていた。
「リエル」
「ん――っ」
ふいに名前を呼ばれて振り返った途端に、セヴランに抱き締められ唇を塞がれた。整った面立ちが眼前に迫り、高い鼻梁がアルエットの頬をくすぐる。
――え?
呆然としているうちに、セヴランの唇がゆっくりと離れた。伏せた睫毛が長くて綺麗だと見当違いのことを思いながらアルエットは大きく見開いた瞳がぱちぱちと何度も瞬く。
「セヴラン……?」
唇にはまだしっとりと彼の感触が残っていた。
セヴランの大きな手がアルエットの頬を優しく撫でる。
「また明日」
かすれた声でそう告げ、再び唇が重ねられた。今度は慌てて目を閉じる。
アルエットにとって、生まれて初めての経験だった。
キスとはどんなものなのか、昨日物語を読みながら想像していたが、まさか自分の身にこんなに突然訪れるものだと思っていなかった。
あまりにも自然すぎて、緊張が今頃やってきた。穏やかで甘いキスなのに、どっと汗が噴き出して鼓動が高鳴り、息がうまくできなくなる。
「ま、また……明日……」
セヴランと同じ言葉を返すのがやっとで、アルエットはぎこちなく笑うと急いでその場を離れた。
(キスって好きな人とするものではないの? 友人になったばかりよね? それともセヴランの国ではこれがあいさつ代わりなの?)
何も聞けない、聞くのがこわい。予期せぬ瞬間をどう受け取っていいのかわからないまま、耳まで赤く染めて別荘まで急ぎ足で帰った。
※ ※ ※
「フェザン殿下」
生け垣の間からガサっと顔を出したレオニートが声を弾ませる。
リエルの小さくなっていく後ろ姿を見送っていたフェザンは、音もなくレオニートに向けて拳を振り上げた。
「ひぇっ、な、何をなさるんですか、殿下!」
顔面が潰れるすんでのところでそれを交わしたレオニートは、一度顔をひっこめてから生け垣の陰から姿を現した。
「彼女に気づかれたらどうするつもりだ?」
「気配は殺していたので大丈夫だったかと――」
頭をかきながら釈明するレオニートに、フェザンは機嫌の悪そうな視線を送る。
「で、こんな所までどうした?」
「調査の続きのご報告を」
「そんなもの別荘に戻ってからでかまわないだろう」
「そういうわけにはまいりません。私の本来の役目は護衛なわけですし……」
「俺の目の届かない範囲にいろ」
「それは無茶ですよ。いつどこに刺客が潜んでいるとも限らないわけですし、すぐに飛び出せる間合いにいませんと……」
「リエルを守るくらいなら俺一人で十分だ」
「いえ、私は殿下の護衛を……えっ、あっ……」
言いかけてから彼は腑に落ちたような顔になった。
「まさか、今のキスは本気で……?」
レオニートはそう零してから両手を押さえたが、口にした言葉はすでにフェザンの耳に入ってしまったようだ。
凍てついた氷山のような感情を押し殺した瞳で見つめられ、レオニートの全身に鳥肌が立つ。
「決して、のぞき見をしていたわけはなくてですね……。すぐにご報告した方がよいと思いまして急いでまいりましたら、出るに出られず……」
額に冷や汗を浮かべながらレオニートは頬を引きつらせる。
「報告とはなんだ。言ってみろ」
「あ、あの、今の娘のことです。別荘周辺を探りまして情報を掴みました。彼女の名前はアルエット・リュシュ・サリアン。正統なサリアン王家の娘、第二王女のようです。滞在理由までは聞き出せませんでしたが」
「アルエット……第二王女」
「いかがなさいますか? 見たところ、アルエット王女は殿下を慕っている様子でしたが……」
自分から先ほどののぞき見の件を蒸し返してしまったレオニートは、再び鉄槌が飛んでくるのを恐れてハッと顔をこわばらせたが、フェザンは逆に口に手を当て気まずそうに目を逸らしただけだった。
「本当に慕っているように見えたか?」
ちらりと伺うような目元は微かに熱をはらんでいる。
「へ? そ、それはもちろんです。本物の恋人同士のようでしたよ」
それを聞いてフェザンはホッとした。
言葉を交わさなくても、そばにいるだけで優しさに包まれているような安心感があった。それはリエル――アルエット自身がまとっている空気なのだろうが、本人にまったく自覚はないようだった。なぜあんな無垢で澄んだ心の持ち主が自国で蔑まれているというのだろう。
日差しを浴びたアルエットがまるで天使のように見え、手放したくなくて衝動的に口づけていた。
アルエットは嫌なことがあっても全て諦めていると言っていたので、フェザンのすることをただ拒めないだけだったのかもしれないと不安になっていたのだが、レオニートの言うことを信じるなら心配はないのだろう。
部下に見られていたのは不本意だが、客観的な視点はこういう時役に立つものだ。
「ですが、エグマリン国の人間となりますと、これ以上は関わり合いになられない方がいいのでは――」
「彼女を助け出したい」
レオニートの声を最後まで聞かずに、フェザンは首を横に振った。
もしアルエットの話してくれたことが真実なら、彼女は孤立している。もし国に戻ればまたつらい日々が始まるだろう。
「助け出すとは……?」
「方法は一つ」
アルエットを救えるとすれば、早い話が自分の妃として帝国に連れ帰ることだった。だが、それは同時にエグマリンとも深い縁ができることになる。アルエットはいつまでもその暗い存在を憂いて過ごしていくことになるかもしれない。
――アルエットを苦しみから救いたい。そして誰にも渡したくはない。
結論はほとんど出ているようなものだった。
「これは見事だ」
整然と並んだ蔵書の棚を眺めながらセヴランが呟く。
「ここにいる間に全部読むのは難しそう」
そうアルエットは言ってしまってから、遠くない未来――セヴランと過ごす時間の終わりを想像してしまい、胸がちくりと痛んだ。
「また来ればいい」
また、とアルエットは心の中で彼の言葉を反芻する。
その時、自分はどうなっているだろうか。セヴランの隣に誰か別な女性がいたらどうしよう。
そう考えてから苦笑する。
(そんなこと私が心配してどうなるの? そもそもここでは互いに干渉しないのがルールなんだから)
セヴランが誰を好きになろうが、アルエットに口を出す権利は微塵もない。
すっきりしない気持ちは物語を読んで忘れようと、気を取り直して蔵書の間を練り歩く。
借りた本を棚に戻し、次に面白そうな題名の物語を探すが、セヴランがそばにいるのでなんだか落ち着かない。
「あの、私が読みたいものに合わせなくていいから、ね。面白くないかもしれないし」
棚から一冊の本を手に取りながら、セヴランの顔を見上げて微笑んだ。
「リエルが選んだ話を読んでみたい」
「そう? じゃあ今度は私が先に……」
「一緒に読むのはどうだろうか」
「い、一緒に? でもそれだと時間がかかってしまうんじゃないかしら」
「リエルは俺と一緒にいるのがいやか?」
鋭い目元が一瞬で子犬のようにしょんぼりして、アルエットは慌てて首を横に振った。
「そんなこと、ない……」
かあっと頬が熱くなって、いっぱいに開いた目を慌てて伏せる。
「外は寒いから、閲覧室で読もう。さっき案内図にあった」
それは個人用の閲覧室だ。おそらく二人でゆったり過ごせる広さはない。
アルエットはそれを言おうとしたが、セヴランの提案をもう一度否定して今度こそ嫌われてしまうのがこわくて、言い出せなかった。
二人で一冊の本を持って閲覧室の一つに入る。
幸い、アルエットが想像していたよりも広さはあり、二人が余裕をもって腰かけられる革張りのソファとテーブルが置いてあった。採光用の窓が上方にあり、通路にあった壁掛けのランプを一つ借りてきたので、明かりは十分だった。
橙色の炎が二人の影を揺らす。
はじめはそわそわして落ち着かなかったが、文章を目で追ううちに物語に入り込んでいて、時間が経つのも忘れてページをめくっていた。
やがて、アルエットのお腹がぐうと鳴って、とうに昼を過ぎていたことに気づく。
「続きはまた明日にするか」
「さすがにここで食べたり飲んだりはできないものね」
アルエットは赤面しつつ、恥ずかしそうに笑った。
本を棚に戻して図書館の外に出ると、射してくる陽光が眩しくてアルエットは目を眇めた。
時折吹く風は冷たいものの、空気が日増しに緩んできているのがわかる。日向には小さな野草が純白や山吹色の花をつけていた。
「リエル」
「ん――っ」
ふいに名前を呼ばれて振り返った途端に、セヴランに抱き締められ唇を塞がれた。整った面立ちが眼前に迫り、高い鼻梁がアルエットの頬をくすぐる。
――え?
呆然としているうちに、セヴランの唇がゆっくりと離れた。伏せた睫毛が長くて綺麗だと見当違いのことを思いながらアルエットは大きく見開いた瞳がぱちぱちと何度も瞬く。
「セヴラン……?」
唇にはまだしっとりと彼の感触が残っていた。
セヴランの大きな手がアルエットの頬を優しく撫でる。
「また明日」
かすれた声でそう告げ、再び唇が重ねられた。今度は慌てて目を閉じる。
アルエットにとって、生まれて初めての経験だった。
キスとはどんなものなのか、昨日物語を読みながら想像していたが、まさか自分の身にこんなに突然訪れるものだと思っていなかった。
あまりにも自然すぎて、緊張が今頃やってきた。穏やかで甘いキスなのに、どっと汗が噴き出して鼓動が高鳴り、息がうまくできなくなる。
「ま、また……明日……」
セヴランと同じ言葉を返すのがやっとで、アルエットはぎこちなく笑うと急いでその場を離れた。
(キスって好きな人とするものではないの? 友人になったばかりよね? それともセヴランの国ではこれがあいさつ代わりなの?)
何も聞けない、聞くのがこわい。予期せぬ瞬間をどう受け取っていいのかわからないまま、耳まで赤く染めて別荘まで急ぎ足で帰った。
※ ※ ※
「フェザン殿下」
生け垣の間からガサっと顔を出したレオニートが声を弾ませる。
リエルの小さくなっていく後ろ姿を見送っていたフェザンは、音もなくレオニートに向けて拳を振り上げた。
「ひぇっ、な、何をなさるんですか、殿下!」
顔面が潰れるすんでのところでそれを交わしたレオニートは、一度顔をひっこめてから生け垣の陰から姿を現した。
「彼女に気づかれたらどうするつもりだ?」
「気配は殺していたので大丈夫だったかと――」
頭をかきながら釈明するレオニートに、フェザンは機嫌の悪そうな視線を送る。
「で、こんな所までどうした?」
「調査の続きのご報告を」
「そんなもの別荘に戻ってからでかまわないだろう」
「そういうわけにはまいりません。私の本来の役目は護衛なわけですし……」
「俺の目の届かない範囲にいろ」
「それは無茶ですよ。いつどこに刺客が潜んでいるとも限らないわけですし、すぐに飛び出せる間合いにいませんと……」
「リエルを守るくらいなら俺一人で十分だ」
「いえ、私は殿下の護衛を……えっ、あっ……」
言いかけてから彼は腑に落ちたような顔になった。
「まさか、今のキスは本気で……?」
レオニートはそう零してから両手を押さえたが、口にした言葉はすでにフェザンの耳に入ってしまったようだ。
凍てついた氷山のような感情を押し殺した瞳で見つめられ、レオニートの全身に鳥肌が立つ。
「決して、のぞき見をしていたわけはなくてですね……。すぐにご報告した方がよいと思いまして急いでまいりましたら、出るに出られず……」
額に冷や汗を浮かべながらレオニートは頬を引きつらせる。
「報告とはなんだ。言ってみろ」
「あ、あの、今の娘のことです。別荘周辺を探りまして情報を掴みました。彼女の名前はアルエット・リュシュ・サリアン。正統なサリアン王家の娘、第二王女のようです。滞在理由までは聞き出せませんでしたが」
「アルエット……第二王女」
「いかがなさいますか? 見たところ、アルエット王女は殿下を慕っている様子でしたが……」
自分から先ほどののぞき見の件を蒸し返してしまったレオニートは、再び鉄槌が飛んでくるのを恐れてハッと顔をこわばらせたが、フェザンは逆に口に手を当て気まずそうに目を逸らしただけだった。
「本当に慕っているように見えたか?」
ちらりと伺うような目元は微かに熱をはらんでいる。
「へ? そ、それはもちろんです。本物の恋人同士のようでしたよ」
それを聞いてフェザンはホッとした。
言葉を交わさなくても、そばにいるだけで優しさに包まれているような安心感があった。それはリエル――アルエット自身がまとっている空気なのだろうが、本人にまったく自覚はないようだった。なぜあんな無垢で澄んだ心の持ち主が自国で蔑まれているというのだろう。
日差しを浴びたアルエットがまるで天使のように見え、手放したくなくて衝動的に口づけていた。
アルエットは嫌なことがあっても全て諦めていると言っていたので、フェザンのすることをただ拒めないだけだったのかもしれないと不安になっていたのだが、レオニートの言うことを信じるなら心配はないのだろう。
部下に見られていたのは不本意だが、客観的な視点はこういう時役に立つものだ。
「ですが、エグマリン国の人間となりますと、これ以上は関わり合いになられない方がいいのでは――」
「彼女を助け出したい」
レオニートの声を最後まで聞かずに、フェザンは首を横に振った。
もしアルエットの話してくれたことが真実なら、彼女は孤立している。もし国に戻ればまたつらい日々が始まるだろう。
「助け出すとは……?」
「方法は一つ」
アルエットを救えるとすれば、早い話が自分の妃として帝国に連れ帰ることだった。だが、それは同時にエグマリンとも深い縁ができることになる。アルエットはいつまでもその暗い存在を憂いて過ごしていくことになるかもしれない。
――アルエットを苦しみから救いたい。そして誰にも渡したくはない。
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