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23話
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もう我慢できない。
「……抱いて欲しい! 仙崎さんとセックスしたい!」
隼人は熱に浮かされた瞳で仙崎に訴える。
このどうしようもない飢餓感から助けて欲しい。
「……隼人さん。申し訳ありませんが、アフロディーテでは本番の行為は禁止されているんです」
仙崎の言葉に、隼人は冷や水を浴びせられたように我に返った。
「隼人さんがまだ物足りないというのであれば、もう一度抜きましょうか?」
仙崎の放った言葉は、優しさを感じるさせるが仕事の範囲内から外れることはないと言っている。
その明確な線引に、隼人は思わず涙が滲み出る。
「あ、俺……。ち、違う……、そうじゃなくて」
失敗した。
言いたかった言葉の順番を間違えた。
ちゃんと告白しようと思ってたのに、エッチなことで頭が一杯になって間違えてしまった。
一緒の時間を重ねて、デートをして、もっと距離が縮まってから好きだって言いたかったのに。
なんでこんなにも性欲に振り回されてしまうのだろう。
仙崎の先程の反応を見ると、仕事だから優しくしてくれていたのかもしれない。
大手芸能事務所の社長からの依頼だったから優しかったのかも。
この想いが勘違いで、迷惑なものになる可能性を考えていなかった。
「隼人さん? どうしたんですか? どこか痛むところでも?」
隼人はぽろぽろと涙をこぼしてしまう。
そんな隼人を、仙崎は抱き締めてなだめるように頭を撫でる。
その温かさは隼人に包み込まれるような心地良さを与えてくれる。
(こんなふうに優しくされたら、ますます好きになる)
隼人はぐちゃぐちゃになった脳内で一生懸命に考える。
この恋は自分一人で勝手に盛り上がっていただけなのかも。
たとえそうだったとしても、何も言わないで後悔したくない。
隼人は意を決して顔を上げると、仙崎の顔をしっかりと見つめる。
「仙崎さん。俺、仙崎さんのことが好き。恋愛感情で好き。気持ち良いことをしてくれるから好きなんじゃなくて、人として好きになった。好きだからもっと触って欲しいって思った。言いたいこと間違えたの……」
隼人は一瞬、目を閉じて言葉を切る。
否定されるのは怖い。
出来ることなら幸せな未来がいい。
でもきちんと言わなければ。
「……でも、仙崎さんには迷惑かな? 仙崎さんにとって、俺は『アフロディーテ』のお客さんでしかない? 俺は、俺は仙崎さんと恋人になれたらって思ったんだ」
隼人は自分の思いを言い切って仙崎を伺う。
仙崎は無表情のまま隼人の視線を受け止めている。
隼人はその表情から何も読み取ることができない。
「……それは、隼人の本心から出た言葉で間違いありませんか?」
「そうだよ。仙崎さんのことが好き」
隼人はもう一度はっきりと思いを告げる。
「……そうですか。では私達は両想いになれたのですね」
「え!?」
隼人は、仙崎の言葉を理解する前にぎゅっ、と強く抱き締められた。そして耳元で囁かれた言葉に隼人は目を丸くする。
「隼人さん、私もあなたのことが好きなんです」
「そうなの!? 本当に?」
「ええ、本当ですよ」
隼人が顔を上げると、そこには嬉しそうに笑う仙崎がいた。
「ですが隼人さんは仕事相手でもありますから、一線は引かなければならないと思ってたんです。マネージャー代理の仕事が終わる前に振り向いてもらえなければ諦めるつもりでした。これでもアピールしてたつもりなんですよ」
「えっ! う、うそ。そうだったんだ。俺、あんまり気付いてなかったかも」
「そんなところも好きですよ」
隼人は恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になる。
今までの仙崎の行動の中に隼人にだけにしてくれたことがあるらしい。彼は誰にでも優しいから、想われていたなんて気付かなかった。
(ええっ!? マジか~~~~!!)
こうして言われても、思い当たることがあるような、ないようなそんな曖昧さだ。隼人がこの感情を自覚したのは最近だというのに。
なんだか頭が沸騰しそうだ。
「ちなみに、俺のことが好きっていつ頃から?」
「最初から可愛いと思っていましたよ。決定的になったのは映画の撮り直しが終わって、お酒を飲んだ日の夜ですね」
「……結構前じゃん。気付かなかった。そう言えば、俺あの時何かやらかした?」
仙崎は、とても楽しそうにあの日泥酔した隼人が何をしたか教えてくれる。それは隼人の顔から火が出そうなほど恥ずかしい話。
「お酒に酔った隼人さんは、私にされた気持ち良いことを丁寧に教えてくれたんですよ。どうされて気持ち良かったとか、どこを触られるのが好きだったとか。あまりにも無防備で本当に可愛らし――――」
「わーーー!!! 言わないでっ! わかった! わかったから!」
隼人は慌てて仙崎の口を手で押さえた。
全く覚えていない。
しかし記憶はなくても恥ずかしすぎる。
隼人が下を向いて羞恥心を堪えていると、仙崎は口を押さえている隼人の手を解いて手首にキスをする。
「改めて告白させて下さい。隼人、私と付き合ってもらえませんか?」
「っ――――! もちろん!」
心が通じ合うことの喜びを胸いっぱいに感じる。
こんなにも嬉しくて幸福なのは人生で初めてだ。
隼人は仙崎の顔が近づいたのを察して目を閉じる。
唇が重なり合ってお互いの温かさを分け合う。
最初はそっと触れ合うように、だんだん深く激しさを増していく。
「んっ! あっ、はあっ、仙崎さん、好き!」
「私もです。隼人、名前で呼んでください」
「……修二さん?」
「ふふっ、隼人にそう呼ばれるのは嬉しいですね」
「んんっ! んっ……、はっ、んっ!」
舌と舌が絡み合うごとに隼人も昂りを思い出す。
隼人のものは、固く勃ち上がって先走りで仙崎の服を濡らしてしまう。
(ヤバい……。ほんとに収まらなくなる)
隼人は仙崎から唇を離すと、もう限界だと訴える。
「んっ、あっ、修二さん、俺もう……」
「たくさん濡らしていますね。隼人、私とこの先の行為をしたいですか?」
「それは、まあ……。でもダメでしょう?」
したい気持ちはあるが、仙崎の店のルールがある。
先程断られたように、仙崎が今ここにいるのは仕事だからだ。
「確かにお客との本番は禁止されていますが、恋愛関係になれば出来るのですよ」
「そうなの?」
「ええ。だって恋人同士がセックスするのは普通でしょう? 出会い方がどうであれ、そこに好意が生まれて同意があればいいのです」
「それじゃあ――」
隼人は胸の高鳴りを聞きながら仙崎を見つめる。
隼人は、彼の底知れない瞳から目を離せない。
溺れるような、痺れるような、不思議な感覚が身体に纏わりつく。
「今からセックスしませんか?」
仙崎の手が隼人の頬を撫でる。
彼の声や体温が、隼人を深みへと誘う。
「先程隼人はとても欲しそうにしていたのに、私が水を差してしまいました。私に挽回させてください」
「……別にそんな、気にしなくていいよ」
隼人は何でもないことのように装いながら唾を飲み込んだ。
喉が渇く。
腹の奥の熱が再び灯る。
ああ、またあの衝動が蘇ってくる。
「隼人は優しいですね。挽回というのは建前です。あなたに誘われた時、どれほど隼人を抱きたいと思ったことか。店のルールの手前断ってしまいましたが、私も隼人とセックスしたいのです。あなたを抱きたい。隼人はもう私のものだと刻みつけたい」
仙崎の本音は、隼人の胸をときめかせて情欲を燃え上がらせる。腹の奥からチリチリと淫欲が湧き上がる。
「俺も、修二さんとエッチしたい」
隼人は自分から仙崎にキスをする。
濃厚なキスを交わしながら、隼人はゆっくりとベッドに押し倒された。
隼人が潤んだ瞳で仙崎を見上げると、彼はとても嬉しそうに笑っていた。
「……抱いて欲しい! 仙崎さんとセックスしたい!」
隼人は熱に浮かされた瞳で仙崎に訴える。
このどうしようもない飢餓感から助けて欲しい。
「……隼人さん。申し訳ありませんが、アフロディーテでは本番の行為は禁止されているんです」
仙崎の言葉に、隼人は冷や水を浴びせられたように我に返った。
「隼人さんがまだ物足りないというのであれば、もう一度抜きましょうか?」
仙崎の放った言葉は、優しさを感じるさせるが仕事の範囲内から外れることはないと言っている。
その明確な線引に、隼人は思わず涙が滲み出る。
「あ、俺……。ち、違う……、そうじゃなくて」
失敗した。
言いたかった言葉の順番を間違えた。
ちゃんと告白しようと思ってたのに、エッチなことで頭が一杯になって間違えてしまった。
一緒の時間を重ねて、デートをして、もっと距離が縮まってから好きだって言いたかったのに。
なんでこんなにも性欲に振り回されてしまうのだろう。
仙崎の先程の反応を見ると、仕事だから優しくしてくれていたのかもしれない。
大手芸能事務所の社長からの依頼だったから優しかったのかも。
この想いが勘違いで、迷惑なものになる可能性を考えていなかった。
「隼人さん? どうしたんですか? どこか痛むところでも?」
隼人はぽろぽろと涙をこぼしてしまう。
そんな隼人を、仙崎は抱き締めてなだめるように頭を撫でる。
その温かさは隼人に包み込まれるような心地良さを与えてくれる。
(こんなふうに優しくされたら、ますます好きになる)
隼人はぐちゃぐちゃになった脳内で一生懸命に考える。
この恋は自分一人で勝手に盛り上がっていただけなのかも。
たとえそうだったとしても、何も言わないで後悔したくない。
隼人は意を決して顔を上げると、仙崎の顔をしっかりと見つめる。
「仙崎さん。俺、仙崎さんのことが好き。恋愛感情で好き。気持ち良いことをしてくれるから好きなんじゃなくて、人として好きになった。好きだからもっと触って欲しいって思った。言いたいこと間違えたの……」
隼人は一瞬、目を閉じて言葉を切る。
否定されるのは怖い。
出来ることなら幸せな未来がいい。
でもきちんと言わなければ。
「……でも、仙崎さんには迷惑かな? 仙崎さんにとって、俺は『アフロディーテ』のお客さんでしかない? 俺は、俺は仙崎さんと恋人になれたらって思ったんだ」
隼人は自分の思いを言い切って仙崎を伺う。
仙崎は無表情のまま隼人の視線を受け止めている。
隼人はその表情から何も読み取ることができない。
「……それは、隼人の本心から出た言葉で間違いありませんか?」
「そうだよ。仙崎さんのことが好き」
隼人はもう一度はっきりと思いを告げる。
「……そうですか。では私達は両想いになれたのですね」
「え!?」
隼人は、仙崎の言葉を理解する前にぎゅっ、と強く抱き締められた。そして耳元で囁かれた言葉に隼人は目を丸くする。
「隼人さん、私もあなたのことが好きなんです」
「そうなの!? 本当に?」
「ええ、本当ですよ」
隼人が顔を上げると、そこには嬉しそうに笑う仙崎がいた。
「ですが隼人さんは仕事相手でもありますから、一線は引かなければならないと思ってたんです。マネージャー代理の仕事が終わる前に振り向いてもらえなければ諦めるつもりでした。これでもアピールしてたつもりなんですよ」
「えっ! う、うそ。そうだったんだ。俺、あんまり気付いてなかったかも」
「そんなところも好きですよ」
隼人は恥ずかしさのあまり顔が真っ赤になる。
今までの仙崎の行動の中に隼人にだけにしてくれたことがあるらしい。彼は誰にでも優しいから、想われていたなんて気付かなかった。
(ええっ!? マジか~~~~!!)
こうして言われても、思い当たることがあるような、ないようなそんな曖昧さだ。隼人がこの感情を自覚したのは最近だというのに。
なんだか頭が沸騰しそうだ。
「ちなみに、俺のことが好きっていつ頃から?」
「最初から可愛いと思っていましたよ。決定的になったのは映画の撮り直しが終わって、お酒を飲んだ日の夜ですね」
「……結構前じゃん。気付かなかった。そう言えば、俺あの時何かやらかした?」
仙崎は、とても楽しそうにあの日泥酔した隼人が何をしたか教えてくれる。それは隼人の顔から火が出そうなほど恥ずかしい話。
「お酒に酔った隼人さんは、私にされた気持ち良いことを丁寧に教えてくれたんですよ。どうされて気持ち良かったとか、どこを触られるのが好きだったとか。あまりにも無防備で本当に可愛らし――――」
「わーーー!!! 言わないでっ! わかった! わかったから!」
隼人は慌てて仙崎の口を手で押さえた。
全く覚えていない。
しかし記憶はなくても恥ずかしすぎる。
隼人が下を向いて羞恥心を堪えていると、仙崎は口を押さえている隼人の手を解いて手首にキスをする。
「改めて告白させて下さい。隼人、私と付き合ってもらえませんか?」
「っ――――! もちろん!」
心が通じ合うことの喜びを胸いっぱいに感じる。
こんなにも嬉しくて幸福なのは人生で初めてだ。
隼人は仙崎の顔が近づいたのを察して目を閉じる。
唇が重なり合ってお互いの温かさを分け合う。
最初はそっと触れ合うように、だんだん深く激しさを増していく。
「んっ! あっ、はあっ、仙崎さん、好き!」
「私もです。隼人、名前で呼んでください」
「……修二さん?」
「ふふっ、隼人にそう呼ばれるのは嬉しいですね」
「んんっ! んっ……、はっ、んっ!」
舌と舌が絡み合うごとに隼人も昂りを思い出す。
隼人のものは、固く勃ち上がって先走りで仙崎の服を濡らしてしまう。
(ヤバい……。ほんとに収まらなくなる)
隼人は仙崎から唇を離すと、もう限界だと訴える。
「んっ、あっ、修二さん、俺もう……」
「たくさん濡らしていますね。隼人、私とこの先の行為をしたいですか?」
「それは、まあ……。でもダメでしょう?」
したい気持ちはあるが、仙崎の店のルールがある。
先程断られたように、仙崎が今ここにいるのは仕事だからだ。
「確かにお客との本番は禁止されていますが、恋愛関係になれば出来るのですよ」
「そうなの?」
「ええ。だって恋人同士がセックスするのは普通でしょう? 出会い方がどうであれ、そこに好意が生まれて同意があればいいのです」
「それじゃあ――」
隼人は胸の高鳴りを聞きながら仙崎を見つめる。
隼人は、彼の底知れない瞳から目を離せない。
溺れるような、痺れるような、不思議な感覚が身体に纏わりつく。
「今からセックスしませんか?」
仙崎の手が隼人の頬を撫でる。
彼の声や体温が、隼人を深みへと誘う。
「先程隼人はとても欲しそうにしていたのに、私が水を差してしまいました。私に挽回させてください」
「……別にそんな、気にしなくていいよ」
隼人は何でもないことのように装いながら唾を飲み込んだ。
喉が渇く。
腹の奥の熱が再び灯る。
ああ、またあの衝動が蘇ってくる。
「隼人は優しいですね。挽回というのは建前です。あなたに誘われた時、どれほど隼人を抱きたいと思ったことか。店のルールの手前断ってしまいましたが、私も隼人とセックスしたいのです。あなたを抱きたい。隼人はもう私のものだと刻みつけたい」
仙崎の本音は、隼人の胸をときめかせて情欲を燃え上がらせる。腹の奥からチリチリと淫欲が湧き上がる。
「俺も、修二さんとエッチしたい」
隼人は自分から仙崎にキスをする。
濃厚なキスを交わしながら、隼人はゆっくりとベッドに押し倒された。
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