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第一章 迷宮へと挑む
プロローグ
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昔話
ティグリス川とユーフラテス川の間に住む人々は偉大なるエンリル神の怒りに触れ、大洪水により滅亡の淵に立たされた。
しかし知恵の神エンキから助言を受けたアトラハシス王はわずかな人々とともにその窮地を逃れた。
目論見が狂ったエンリル神は、この世界にばらまかれてしまった迷宮を人間が冒険し、攻略し、その成果を神々に献上すると契約を結ぶことでようやくその怒りは静まった。
かくして後世において川の間と呼ばれる場所に住まう人々は冒険者となり、今日も迷宮に挑み続けている。
この伝説が事実であるか、あるいはのちの世に伝わる伝承と相違あるかどうか、この時代を生きる人々には知る由もなかった。
あとがき
始めましてのかたは初めまして。
前作などを読んでいただいた方はまたお会いできてうれしいです。
秋葉夕雲ともうします。
新作の投稿をはじめました。
連続で投稿する予定ですので、もしよろしければお読みくださいませ。
ティグリス川とユーフラテス川の間に住む人々は偉大なるエンリル神の怒りに触れ、大洪水により滅亡の淵に立たされた。
しかし知恵の神エンキから助言を受けたアトラハシス王はわずかな人々とともにその窮地を逃れた。
目論見が狂ったエンリル神は、この世界にばらまかれてしまった迷宮を人間が冒険し、攻略し、その成果を神々に献上すると契約を結ぶことでようやくその怒りは静まった。
かくして後世において川の間と呼ばれる場所に住まう人々は冒険者となり、今日も迷宮に挑み続けている。
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