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第六章
474 身分違いの思い
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久斗からの報告を聞いたオレは数秒後に大爆笑。千尋に止められるまでずっと笑い転げていた。
「あー、笑いすぎて腹痛いな」
「何度も言うけど笑いすぎだよ~?」
「悪い。でもさあ、銀髪がちょろすぎなんだよ」
まさか作戦開始数日でここまで接近できるとは思わなかった。流石ヒトモドキの頭目。騙されやすすぎる。久斗のたらしスキルが限界突破してるのかもしれないけどな。美月も合わせて傾国の双子だ。
「結局あの銀髪は一人が寂しかったのかなあ」
「だな。だから仲間や家族が欲しかったのかもしれない。ま、セイノス教的な栄誉は奴の好むところじゃなかったみたいだ。そこに現れた王子様に一目ぼれしちゃうとか……あー、また笑いそ」
ロミジュリなみのちょろさだ。
しかし家族だのなんだのがそんなにいいもんかね? あんな奴らいても人生の荷物になるだけだぞ? む? そう言えばオレの家族、少なくとも二親等くらいの蟻の数は余裕で万を超える。いかんな。銀髪にこのことを知られると嫉妬されてしまうかもしれん。
「これからは銀髪に賛同しつつ、敵の仲を裂いていく感じでいいのかな~?」
「そうだな。タスト……銀髪の懐刀は明らかに都合の悪い情報を隠している。美月や久斗を通じてそれらの嘘をばらしていけば勝手に内部分裂してくれるはずだ」
タストはどうもセイノス教徒の性質や、オレが転生者であることを隠している。信用していたはずの相手に隠し事をされて気分のいい奴はいない。
しかしまあタストは間違ったことをしていないだろう。だって銀髪のあのバカさ加減なら放っておけばどんどん余計なことをするに決まってる。おみこしに担がれておくべき存在で自分から動けばドツボにはまるだけだ。
「仲良くなりたいなら他人との仲を悪くするのが手っ取り早いかもしれないね~」
「またえげつない意見を……ただちょっと気になるのは……」
「何~?」
「美月や久斗が銀髪に感化されないかどうかだな」
万が一にもあのふたりが裏切ればすべては水泡に帰す。それどころか開き直って敵も味方も皆殺しなんて暴挙に出るかもしれない。
「それはないんじゃないかな~?」
「その根拠は?」
「二人はもともと銀髪が嫌いなんだよね~? そこから相手を好きになるには誤解みたいなものがないといけないと思うんだ~。でも二人とももともとの銀髪の性格を聞いてそれから嫌っているから感情が裏返ったりしないと思うよ~?」
最初の人物評と実際に会話してみたギャップ差で相手を好きなることはあるかもしれない。逆にギャップが何もなければ評価が変わるはずもない。
皮肉なことだけど、クワイの民が大いに銀髪を誤解しているのに対して敵であるオレたちは正確に銀髪を理解していた。
千尋の人物評は結構正確かもしれない。
「なら、多少時間があれば銀髪は口説けるな。後はアベルの民か」
もはや銀髪は敵ではない。その実力に反して精神が脆すぎる。それに対してアベルの民は……訳が分からん。七海が色々調べてくれてるけど……何なんだあいつら?
「あの青いのについても何かわかったの~?」
「わかったぞ。まず奴らは相手を捕食して体内の細胞と宝石を取り入れることで敵の魔法が使えるようになる」
「それは大体想像してたかなあ~」
「いや、そうでもない。例えば魔物の体内に毒が仕込んであれば毒を食わせられるかもしれない」
「……そんなにうまくいく~?」
ち。千尋のくせに勘がいい。この作戦は絶対にうまくいかない。
「無理だな。どうもあいつらは毒を感知して自動的に一部を切りはなす機能があるらしい」
群体生物の強みだろう。普通の生物なら体の一部を切り離せば重大なダメージを負う。しかし奴らは内臓を切り離してもそのうち再生する。
毒を食っても皿を食っても多分平気だ。
「つまり結局は力押しになっちゃいそうなんだね~?」
大正解。
「ふん、まあいいさ。オレたちがどのくらい強くなったのか、その試金石になるはずだ」
さらに言えばアベルの民の強さを他の勢力に吹聴すれば奴らに対抗できるオレたちに逆らおうとする奴らも現れにくくなるかもしれない。
何しろアベルの民の本国にはあの程度の奴がうじゃうじゃいるかもしれないのだ。……いや、流石にそれはないよな。あんなもんがいくらでもいたらマジで負ける。考えようによっては銀髪よりも厄介だ。
ひとまず今ここにいるアベルの民は最新鋭の装備を整えた最強の侵略生物であると仮定しておこう。
「コッコー。ご報告があります」
「和香? どうした」
「コッコー。サリ率いる遊牧民が順調に進軍しているそうです」
「ああ、あいつらか。了解。適度に支援してやれ」
「コッコー」
奴らにぶつけるための戦力として遊牧民を呼びつけてある。まあ正直今更いらない気もするけど……予備戦力はいるよな。
それよりも……。
「いい加減サリがうっとおしいな」
「ああ。あれ~? 私にも来たよ~」
あれとはサリからの報告だ。ただの報告じゃなく、自分の成果を誇大に報告して褒めろ褒めろとさえずってくる。あいつSNSがない時代に産まれてほんとによかったな。絶対クソリプばっかり送ってるぞ。
あまりにもうっとおしいので和香を経由するように指示を出した。ちなみにその和香も部下を経由するように指示を出したらしい。
ザ・お役所仕事って感じだ。和香の部下よ、すまん。
「いい加減調子に乗りすぎじゃないかな~? 銀髪がいるうちはまだしょうがないけどね~」
「だな。あいつが完全に掌握できれば……ま、それはその時考えよう」
決着はそう遠くないうちにつきそうだった。
「あー、笑いすぎて腹痛いな」
「何度も言うけど笑いすぎだよ~?」
「悪い。でもさあ、銀髪がちょろすぎなんだよ」
まさか作戦開始数日でここまで接近できるとは思わなかった。流石ヒトモドキの頭目。騙されやすすぎる。久斗のたらしスキルが限界突破してるのかもしれないけどな。美月も合わせて傾国の双子だ。
「結局あの銀髪は一人が寂しかったのかなあ」
「だな。だから仲間や家族が欲しかったのかもしれない。ま、セイノス教的な栄誉は奴の好むところじゃなかったみたいだ。そこに現れた王子様に一目ぼれしちゃうとか……あー、また笑いそ」
ロミジュリなみのちょろさだ。
しかし家族だのなんだのがそんなにいいもんかね? あんな奴らいても人生の荷物になるだけだぞ? む? そう言えばオレの家族、少なくとも二親等くらいの蟻の数は余裕で万を超える。いかんな。銀髪にこのことを知られると嫉妬されてしまうかもしれん。
「これからは銀髪に賛同しつつ、敵の仲を裂いていく感じでいいのかな~?」
「そうだな。タスト……銀髪の懐刀は明らかに都合の悪い情報を隠している。美月や久斗を通じてそれらの嘘をばらしていけば勝手に内部分裂してくれるはずだ」
タストはどうもセイノス教徒の性質や、オレが転生者であることを隠している。信用していたはずの相手に隠し事をされて気分のいい奴はいない。
しかしまあタストは間違ったことをしていないだろう。だって銀髪のあのバカさ加減なら放っておけばどんどん余計なことをするに決まってる。おみこしに担がれておくべき存在で自分から動けばドツボにはまるだけだ。
「仲良くなりたいなら他人との仲を悪くするのが手っ取り早いかもしれないね~」
「またえげつない意見を……ただちょっと気になるのは……」
「何~?」
「美月や久斗が銀髪に感化されないかどうかだな」
万が一にもあのふたりが裏切ればすべては水泡に帰す。それどころか開き直って敵も味方も皆殺しなんて暴挙に出るかもしれない。
「それはないんじゃないかな~?」
「その根拠は?」
「二人はもともと銀髪が嫌いなんだよね~? そこから相手を好きになるには誤解みたいなものがないといけないと思うんだ~。でも二人とももともとの銀髪の性格を聞いてそれから嫌っているから感情が裏返ったりしないと思うよ~?」
最初の人物評と実際に会話してみたギャップ差で相手を好きなることはあるかもしれない。逆にギャップが何もなければ評価が変わるはずもない。
皮肉なことだけど、クワイの民が大いに銀髪を誤解しているのに対して敵であるオレたちは正確に銀髪を理解していた。
千尋の人物評は結構正確かもしれない。
「なら、多少時間があれば銀髪は口説けるな。後はアベルの民か」
もはや銀髪は敵ではない。その実力に反して精神が脆すぎる。それに対してアベルの民は……訳が分からん。七海が色々調べてくれてるけど……何なんだあいつら?
「あの青いのについても何かわかったの~?」
「わかったぞ。まず奴らは相手を捕食して体内の細胞と宝石を取り入れることで敵の魔法が使えるようになる」
「それは大体想像してたかなあ~」
「いや、そうでもない。例えば魔物の体内に毒が仕込んであれば毒を食わせられるかもしれない」
「……そんなにうまくいく~?」
ち。千尋のくせに勘がいい。この作戦は絶対にうまくいかない。
「無理だな。どうもあいつらは毒を感知して自動的に一部を切りはなす機能があるらしい」
群体生物の強みだろう。普通の生物なら体の一部を切り離せば重大なダメージを負う。しかし奴らは内臓を切り離してもそのうち再生する。
毒を食っても皿を食っても多分平気だ。
「つまり結局は力押しになっちゃいそうなんだね~?」
大正解。
「ふん、まあいいさ。オレたちがどのくらい強くなったのか、その試金石になるはずだ」
さらに言えばアベルの民の強さを他の勢力に吹聴すれば奴らに対抗できるオレたちに逆らおうとする奴らも現れにくくなるかもしれない。
何しろアベルの民の本国にはあの程度の奴がうじゃうじゃいるかもしれないのだ。……いや、流石にそれはないよな。あんなもんがいくらでもいたらマジで負ける。考えようによっては銀髪よりも厄介だ。
ひとまず今ここにいるアベルの民は最新鋭の装備を整えた最強の侵略生物であると仮定しておこう。
「コッコー。ご報告があります」
「和香? どうした」
「コッコー。サリ率いる遊牧民が順調に進軍しているそうです」
「ああ、あいつらか。了解。適度に支援してやれ」
「コッコー」
奴らにぶつけるための戦力として遊牧民を呼びつけてある。まあ正直今更いらない気もするけど……予備戦力はいるよな。
それよりも……。
「いい加減サリがうっとおしいな」
「ああ。あれ~? 私にも来たよ~」
あれとはサリからの報告だ。ただの報告じゃなく、自分の成果を誇大に報告して褒めろ褒めろとさえずってくる。あいつSNSがない時代に産まれてほんとによかったな。絶対クソリプばっかり送ってるぞ。
あまりにもうっとおしいので和香を経由するように指示を出した。ちなみにその和香も部下を経由するように指示を出したらしい。
ザ・お役所仕事って感じだ。和香の部下よ、すまん。
「いい加減調子に乗りすぎじゃないかな~? 銀髪がいるうちはまだしょうがないけどね~」
「だな。あいつが完全に掌握できれば……ま、それはその時考えよう」
決着はそう遠くないうちにつきそうだった。
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