雨宿りは図書室で

【第2章】猫探偵

全4巻

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カレーを食べながら今日あったことを話した





読書キャンペーンというものがあって、それに参加すること





参加すると言うと意外そうな顔をしたけどすぐに






｢何はともあれ読書をするきっかけがあるのはいいことだ｣と笑った










食後皿を洗う時や風呂に入る時も『猫探偵』のことを考えていた







適度に挿絵もあって、物語の世界観に没入できてよかったな、と








なんと、入浴後ベッドに入ってからも『猫探偵』のことを考えていた






とても面白い話だったが、最後がどうも釈然としない終わり方だったのはなぜだろう






ここで文明の利器を使うべきだよな、とスマホを取りだし『猫探偵』と検索にかけてみた








出てきた情報によると、『猫探偵』はシリーズ物らしく、全4巻ということだった






｢まじか…｣






これは全部読まなければ…！と意気込む






そして色々調べていると衝撃の事実が分かったのだ






｢これ…明日植田さんに教えてあげようっと！｣






目を瞑り、眠りに入る