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第二章 革命児編
第49話 降伏
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片倉は不安そうな顔で
「凛ちゃんあれ敵、城から出てきてない?」
「まさかこんだけの数に攻めかかってこないでしょ」
片倉はものすごい驚いた表情でに
「いや、凛ちゃんあれを見て」
凛は城から出てくる敵をを見て真っ青な顔で
「えっ、何で兄貴が十字架に張り付けられてるの?」
経丸はビックリし
『えっえっどういう事?』
稲荷は経丸に
『士郎は降伏するよう説得に行きました多分それが失敗したんだと思います』
経丸は動揺し
『どうしよう、どうしよう』
片倉は経丸の背中をさすりながら
『殿、落ち着いてくだされとりあえず相手の様子を見ましょう』
十字架に張り付けた士郎を先頭に摘田達は天羽家日どんどん近づいていき
摘田は大声で
『我らは降伏に参った』
えっ降伏?と動揺する天羽家に
『しかし、ひとつ条件がある押忍城の兵の命は必ず守ること』
凛は片倉に
『えっもしかして兄貴、説得成功したのかな?』
片倉も首をかしげながら
『それなら、なぜ貼り付けにされてるのだろう?』
経丸は摘田に向かって大きな声で
『わかりました。しかしこちらも条件があります』
摘田大きな声で
『条件は?』
経丸は力強い声で
『無事に外岡士郎を返すことそれが条件です』
『あい、わかった』
摘田は士郎を十字架からほどき自軍に大きな声で
『これより外岡士郎殿を天羽家に送り返す士郎殿の勇気ある行動のお陰で我々誰一人血を流すことはなかった皆のもの士郎殿に拍手』
摘田軍は皆が士郎に拍手をした。
士郎は自分がやったことが間違ってなかったやっと己の戦いかたを見つけた気がしてとても嬉しくなった。
拍手喝采を受けている士郎を見て経丸は自分のようにとても誇らしくそして自分が金崎にアピールするために焦ってたことがずいぶん小さいことに思えて反省したのであった。
こうして士郎のお陰で誰も血を流さずに摘田を降伏させることに成功したのであった。
無事に戻ってきた士郎に経丸は勢いよく抱きつき泣きながら
『ホントに心配したんだから』
士郎は笑いながらで
『泣くなよ、泣くことないだろ皆無事だったんだから笑顔、笑顔』
経丸はその言葉にたいして
『そうだよね、皆無事だったんだもんね』
『ほら泣くからまた目腫れちゃってこれでふくか?』
士郎はそう言って白い布切れを経丸に渡した。
経丸は受け取ったが少し警戒した感じで
『これまさか、用を足すのに使ってる布じゃないよね?』
『あーあ、殿せっかく人が好意で貸してあげてる物をそんな風に言うのは失礼じゃないか?』
『ごめん、ごめんそうだよな』
経丸がそう言って涙をふくと
士郎は笑いながら
『実は使用済みだったりして』
経丸は布を叩きつけて士郎を睨み付け低い声で
『士郎!!』
経丸は士郎の首を強く握る士郎は慌てて苦しみながら振り絞るような声で
『冗談だよ、冗談、冗談に決まってるじゃないか』
経丸は握っている士郎の首を離して大きな声で
『士郎ってホント最低』
その声を聞いた海老太郎は
『なにが最低なんですか?』
『士郎が最低な嘘ついたの』
『それはエグイテーいけないですね』
士郎は海老太郎が入ってくるとめんどくさくなると思い
『うるさい、お前あっちいってろ』
海老太郎はいきなりラップ調で
『うるさい、お前はコッペパーン』
経丸と士郎は海老太郎のワケわからない言葉を理解できず
『何いってんだおまえ?』
ひのが間に入って
『海老太郎さん、最近この言葉にはまっていてよく一人でしゃべってるんですよ』
士郎は少しあきれた感じで
『大丈夫か、お前』
海老太郎は真顔で
『大丈夫です、それより士郎さんは敵に十字架に縛られてて大丈夫だったんですか?』
士郎はツッコむように
『今さら、心配かよおせぇーよ!!』
片倉が少し笑いながら
『彼は一人だけ時差があるんだよ』
士郎は煽るように
『おっ珍しく面白いこと言ったな片倉さん』
『そう?面白かった?ありがとう』
嬉しそうに照れながらニヤニヤ笑う片倉の姿に皆笑った。
士郎の今回の働きで天羽家の絆はまた一段と固くなるのであった。
「凛ちゃんあれ敵、城から出てきてない?」
「まさかこんだけの数に攻めかかってこないでしょ」
片倉はものすごい驚いた表情でに
「いや、凛ちゃんあれを見て」
凛は城から出てくる敵をを見て真っ青な顔で
「えっ、何で兄貴が十字架に張り付けられてるの?」
経丸はビックリし
『えっえっどういう事?』
稲荷は経丸に
『士郎は降伏するよう説得に行きました多分それが失敗したんだと思います』
経丸は動揺し
『どうしよう、どうしよう』
片倉は経丸の背中をさすりながら
『殿、落ち着いてくだされとりあえず相手の様子を見ましょう』
十字架に張り付けた士郎を先頭に摘田達は天羽家日どんどん近づいていき
摘田は大声で
『我らは降伏に参った』
えっ降伏?と動揺する天羽家に
『しかし、ひとつ条件がある押忍城の兵の命は必ず守ること』
凛は片倉に
『えっもしかして兄貴、説得成功したのかな?』
片倉も首をかしげながら
『それなら、なぜ貼り付けにされてるのだろう?』
経丸は摘田に向かって大きな声で
『わかりました。しかしこちらも条件があります』
摘田大きな声で
『条件は?』
経丸は力強い声で
『無事に外岡士郎を返すことそれが条件です』
『あい、わかった』
摘田は士郎を十字架からほどき自軍に大きな声で
『これより外岡士郎殿を天羽家に送り返す士郎殿の勇気ある行動のお陰で我々誰一人血を流すことはなかった皆のもの士郎殿に拍手』
摘田軍は皆が士郎に拍手をした。
士郎は自分がやったことが間違ってなかったやっと己の戦いかたを見つけた気がしてとても嬉しくなった。
拍手喝采を受けている士郎を見て経丸は自分のようにとても誇らしくそして自分が金崎にアピールするために焦ってたことがずいぶん小さいことに思えて反省したのであった。
こうして士郎のお陰で誰も血を流さずに摘田を降伏させることに成功したのであった。
無事に戻ってきた士郎に経丸は勢いよく抱きつき泣きながら
『ホントに心配したんだから』
士郎は笑いながらで
『泣くなよ、泣くことないだろ皆無事だったんだから笑顔、笑顔』
経丸はその言葉にたいして
『そうだよね、皆無事だったんだもんね』
『ほら泣くからまた目腫れちゃってこれでふくか?』
士郎はそう言って白い布切れを経丸に渡した。
経丸は受け取ったが少し警戒した感じで
『これまさか、用を足すのに使ってる布じゃないよね?』
『あーあ、殿せっかく人が好意で貸してあげてる物をそんな風に言うのは失礼じゃないか?』
『ごめん、ごめんそうだよな』
経丸がそう言って涙をふくと
士郎は笑いながら
『実は使用済みだったりして』
経丸は布を叩きつけて士郎を睨み付け低い声で
『士郎!!』
経丸は士郎の首を強く握る士郎は慌てて苦しみながら振り絞るような声で
『冗談だよ、冗談、冗談に決まってるじゃないか』
経丸は握っている士郎の首を離して大きな声で
『士郎ってホント最低』
その声を聞いた海老太郎は
『なにが最低なんですか?』
『士郎が最低な嘘ついたの』
『それはエグイテーいけないですね』
士郎は海老太郎が入ってくるとめんどくさくなると思い
『うるさい、お前あっちいってろ』
海老太郎はいきなりラップ調で
『うるさい、お前はコッペパーン』
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『何いってんだおまえ?』
ひのが間に入って
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士郎は少しあきれた感じで
『大丈夫か、お前』
海老太郎は真顔で
『大丈夫です、それより士郎さんは敵に十字架に縛られてて大丈夫だったんですか?』
士郎はツッコむように
『今さら、心配かよおせぇーよ!!』
片倉が少し笑いながら
『彼は一人だけ時差があるんだよ』
士郎は煽るように
『おっ珍しく面白いこと言ったな片倉さん』
『そう?面白かった?ありがとう』
嬉しそうに照れながらニヤニヤ笑う片倉の姿に皆笑った。
士郎の今回の働きで天羽家の絆はまた一段と固くなるのであった。
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