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僕の心(陽向side)
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さっきまで僕を抱きしめていた瑠くんは力が抜けたようにベッドに倒れ込んだ。
「瑠くん?臣くん、瑠くんどうしたの?大丈夫?」
「、、、行こうか」
臣くんはいつもの優しい雰囲気と違ってどこか怒ってるような様子で僕を抱き上げると瑠くんを部屋に置いたまま外に出てしまった。
「瑠くんは?一緒に行かないの?」
「、、、」
「ねぇ臣くん?」
「静かにしろ」
ビクッ
「陽向には後でお仕置きが必要だな」
臣くんはいつもこんな低くて怖い声なんて出さない。
怒ってるんだ。
なんで?僕、瑠くんの言うこともちゃんと聞いて良い子にしてたよ?ずっと臣くんのこと待ってたんだよ?
そんなことを考えているうちに僕は車に乗せられた。
「おうちに帰るの?」
「、、、そうだな。だけど今までのお家じゃなくて新しいところに引っ越そうな」
「?」
「到着致しました」
「じゃあ陽向、今から少し長い移動になるからこの薬を飲んでいい子に寝てような」
「うん、、、」
今までと違う臣くんの目はどこか怖くて、本当は薬なんて飲みたくないのにそんなこと言えなかった。
甘くて飲みやすいそのお薬を飲むとすぐに体がポカポカしてきて瞼が重く閉じた。
なんか、ふわふわする?暖かくて、、、
ピピッ ガチャ
「陽向?起きたか?」
臣くんの声、、、?
眠い目を擦りながら目を開ける。
「おはよう陽向」
「おはよう臣くん」
「ご飯食べれる?」
「うん、ちょっとだけお腹すいた」
臣くん、今日は機嫌良さそう
それにしてもここはどこなんだろう。
「臣くん、ここどこ?」
「新しいお家だよ」
「新しいお家?じゃあご飯食べたらお外に出て探検する!」
新しいお家はどんなお庭なんだろう。どこにあるお家なんだろう。
「、、、何言ってるの?このお部屋からは出ちゃだめだよ。」
「え?なんで?瑠くんはいろんなところに連れて行ってくれたよ?」
「は?何、瑠の方が良かったの?10年も愛して愛してお世話してあげてるのに俺よりもあいつを選ぶのか?」
「え、ちがっ そうじゃなくて」
「もういい。陽向がどう思おうが陽向は俺のものだ。」
血走った目で見られると体が固まったように動かなくなった。そしてそのまま腕を掴まれ降りかけていたベッドに投げ落とされた。
ボフンッ
「わっ!」
ベッドが柔らかいおかげで痛くはなかったけど強く投げつけられたのは分かった。
僕が驚いている間に臣くんもベッドに上がると僕に跨った。
「陽向、俺にあらがうなよ」
そういうと臣くんは瑠くんが買ってくれたパジャマのボタンを外そうともせず服を破いた。
ブチブチ
「なんで破くの、瑠くんが買ってくれたのに」
「うるさい。他の奴から与えられたものなんていらないんだよ」
「臣くん、怖いよ。誰か、誰か助けて!誰か!」
バシッ
僕の頬を叩いた臣くんはとても冷たい目で僕を見つめる。
「陽向、大人しくしてろ。騒いだところで誰も来やしないんだから」
そんな、僕の声は誰にも届かないの?
ついに声まで出なくなり無抵抗になった僕の体を臣くんは弄んだ。
「瑠くん?臣くん、瑠くんどうしたの?大丈夫?」
「、、、行こうか」
臣くんはいつもの優しい雰囲気と違ってどこか怒ってるような様子で僕を抱き上げると瑠くんを部屋に置いたまま外に出てしまった。
「瑠くんは?一緒に行かないの?」
「、、、」
「ねぇ臣くん?」
「静かにしろ」
ビクッ
「陽向には後でお仕置きが必要だな」
臣くんはいつもこんな低くて怖い声なんて出さない。
怒ってるんだ。
なんで?僕、瑠くんの言うこともちゃんと聞いて良い子にしてたよ?ずっと臣くんのこと待ってたんだよ?
そんなことを考えているうちに僕は車に乗せられた。
「おうちに帰るの?」
「、、、そうだな。だけど今までのお家じゃなくて新しいところに引っ越そうな」
「?」
「到着致しました」
「じゃあ陽向、今から少し長い移動になるからこの薬を飲んでいい子に寝てような」
「うん、、、」
今までと違う臣くんの目はどこか怖くて、本当は薬なんて飲みたくないのにそんなこと言えなかった。
甘くて飲みやすいそのお薬を飲むとすぐに体がポカポカしてきて瞼が重く閉じた。
なんか、ふわふわする?暖かくて、、、
ピピッ ガチャ
「陽向?起きたか?」
臣くんの声、、、?
眠い目を擦りながら目を開ける。
「おはよう陽向」
「おはよう臣くん」
「ご飯食べれる?」
「うん、ちょっとだけお腹すいた」
臣くん、今日は機嫌良さそう
それにしてもここはどこなんだろう。
「臣くん、ここどこ?」
「新しいお家だよ」
「新しいお家?じゃあご飯食べたらお外に出て探検する!」
新しいお家はどんなお庭なんだろう。どこにあるお家なんだろう。
「、、、何言ってるの?このお部屋からは出ちゃだめだよ。」
「え?なんで?瑠くんはいろんなところに連れて行ってくれたよ?」
「は?何、瑠の方が良かったの?10年も愛して愛してお世話してあげてるのに俺よりもあいつを選ぶのか?」
「え、ちがっ そうじゃなくて」
「もういい。陽向がどう思おうが陽向は俺のものだ。」
血走った目で見られると体が固まったように動かなくなった。そしてそのまま腕を掴まれ降りかけていたベッドに投げ落とされた。
ボフンッ
「わっ!」
ベッドが柔らかいおかげで痛くはなかったけど強く投げつけられたのは分かった。
僕が驚いている間に臣くんもベッドに上がると僕に跨った。
「陽向、俺にあらがうなよ」
そういうと臣くんは瑠くんが買ってくれたパジャマのボタンを外そうともせず服を破いた。
ブチブチ
「なんで破くの、瑠くんが買ってくれたのに」
「うるさい。他の奴から与えられたものなんていらないんだよ」
「臣くん、怖いよ。誰か、誰か助けて!誰か!」
バシッ
僕の頬を叩いた臣くんはとても冷たい目で僕を見つめる。
「陽向、大人しくしてろ。騒いだところで誰も来やしないんだから」
そんな、僕の声は誰にも届かないの?
ついに声まで出なくなり無抵抗になった僕の体を臣くんは弄んだ。
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