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塗り替え(冬夜side)
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「奏斗は何をしてるかな」
学校へ向かう車の中で奏斗の部屋に付けた監視カメラを観る。
愛しい奏斗はベッドの上で大人しく座り込んでいた。自分の手元に奏斗が居ることが嬉しくて仕方がない。だが、
『光星助けて、、、』
その言葉を聞いた瞬間全身の血が沸騰するような怒りを覚えた。奏斗が、自分以外の人間に助けを求めている。もう俺のものだというのに。赦せない。
「おい、屋敷に戻るぞ」
「え?学校は、、、」
「そんなことはどうでもいい。戻れ」
「かしこまりました」
屋敷に戻ると組の奴らが話しかけてくるが全部無視して奏斗がいる部屋へ向かう。
ガチャ
「おい」
怒りでいつもより低くなった声に奏斗が怯えるのがわかる。
「あ、 え、なんで 学校は」
「そんなもんどうでもいい。俺は言ったよな?この部屋はずっと監視してるって」
奏斗がハッとしたような顔をする。が、もう遅い。奏斗の髪の毛を捕まえてベッドに押し付ける。
「お前、さっき何考えてた?ここから逃げたいのか?誰に助けを求めようとした?」
「あ、いや、ごめんなさい 逃げるつもりなんてなんてないです」
「お前が呟いてた光星ってお前にずっとまとわりついてたあいつだよな?いいのか?あんなやつ俺はどうとでもできるんだぞ」
「ごめんなさい!ゆるして、ゆるしてください!」
奏斗は目に涙を溜めてベッドに頭を擦り付ける。だが今はその行為さえも俺をイラつかせる。
俺以外のやつのために奏斗の心が動かされるのはいい気がしない。
他のやつのことなんて忘れて俺に依存すればいいのに。他のやつが近づけば俺に助けを求めて、俺がいないと息もできないくらい、奏斗のなかで俺が絶対的な存在になれば、きっともう外に出たいなんて言わない。永遠に俺のものにできる。
そのためにはどうするべきか。
そんなこと頭で考えるよりも先に体は理解していた。
バチッ‼︎
俺が出した手のひらは奏斗の左頬を赤く染めた。
人間は恐怖を覚えるほど恐怖の対象に気に入られようと必死になる。組の若頭としてそんな経験は幾度となくあった。
「え、、、なんで、」
奏斗は突然頬に走った痛みに驚き動きを止めた。
「奏斗、お仕置きの時間だ。ちゃんと良い子になろうな」
バシッ ゴッ! バシッバシッ
「ゔっ やめ やめて!あ”ぁ」
奏斗が悲痛な叫び声をあげるがお構いなしに殴り続ける。
「まだ。まだ反省してないでしょ」
ゴッッ ゴキッ パンッ!
「ごめ、ごめんなさい!もう考えないっ 逃げない!やめっ おえっゲホッゲホッ」
お腹を殴ると朝食べさせたものを吐き出す。
「あ~汚いな」
汚れたベッドから髪を鷲掴みにして奏斗を引きずり下ろし、浴室まで連れて行く。
シャワーで冬の冷水を頭から浴びせ、その間に監禁部屋の外から注射器を持ってくる。
「う、ぅあ たすけて」
浴室に戻ると奏斗は1人で寒さに震えていた。全身あざができ始めて、冷水をかけられた肌は若干青白くなっている。
「奏斗、腕出して」
「あ、あ、」
寒さで呂律が回っていない
「さっさと腕出せって言ってんだろ」
腕を強引に掴めば明らかに体温が低いのがわかる。
奏斗の細い腕に取ってきた注射器の針を刺すと奏斗の血を取ってパックに移していく。
奏斗は何をされているのかもうわかっていない様子でされるがままになっている。
血を死なない程度に抜き取ると奏斗はすでに気を失っていた。
「これでいい。」
きっと今奏斗の心は俺に対する恐怖心でいっぱいだ。だがそれでいい。他のやつの入る余地なんかもう与えない。
学校へ向かう車の中で奏斗の部屋に付けた監視カメラを観る。
愛しい奏斗はベッドの上で大人しく座り込んでいた。自分の手元に奏斗が居ることが嬉しくて仕方がない。だが、
『光星助けて、、、』
その言葉を聞いた瞬間全身の血が沸騰するような怒りを覚えた。奏斗が、自分以外の人間に助けを求めている。もう俺のものだというのに。赦せない。
「おい、屋敷に戻るぞ」
「え?学校は、、、」
「そんなことはどうでもいい。戻れ」
「かしこまりました」
屋敷に戻ると組の奴らが話しかけてくるが全部無視して奏斗がいる部屋へ向かう。
ガチャ
「おい」
怒りでいつもより低くなった声に奏斗が怯えるのがわかる。
「あ、 え、なんで 学校は」
「そんなもんどうでもいい。俺は言ったよな?この部屋はずっと監視してるって」
奏斗がハッとしたような顔をする。が、もう遅い。奏斗の髪の毛を捕まえてベッドに押し付ける。
「お前、さっき何考えてた?ここから逃げたいのか?誰に助けを求めようとした?」
「あ、いや、ごめんなさい 逃げるつもりなんてなんてないです」
「お前が呟いてた光星ってお前にずっとまとわりついてたあいつだよな?いいのか?あんなやつ俺はどうとでもできるんだぞ」
「ごめんなさい!ゆるして、ゆるしてください!」
奏斗は目に涙を溜めてベッドに頭を擦り付ける。だが今はその行為さえも俺をイラつかせる。
俺以外のやつのために奏斗の心が動かされるのはいい気がしない。
他のやつのことなんて忘れて俺に依存すればいいのに。他のやつが近づけば俺に助けを求めて、俺がいないと息もできないくらい、奏斗のなかで俺が絶対的な存在になれば、きっともう外に出たいなんて言わない。永遠に俺のものにできる。
そのためにはどうするべきか。
そんなこと頭で考えるよりも先に体は理解していた。
バチッ‼︎
俺が出した手のひらは奏斗の左頬を赤く染めた。
人間は恐怖を覚えるほど恐怖の対象に気に入られようと必死になる。組の若頭としてそんな経験は幾度となくあった。
「え、、、なんで、」
奏斗は突然頬に走った痛みに驚き動きを止めた。
「奏斗、お仕置きの時間だ。ちゃんと良い子になろうな」
バシッ ゴッ! バシッバシッ
「ゔっ やめ やめて!あ”ぁ」
奏斗が悲痛な叫び声をあげるがお構いなしに殴り続ける。
「まだ。まだ反省してないでしょ」
ゴッッ ゴキッ パンッ!
「ごめ、ごめんなさい!もう考えないっ 逃げない!やめっ おえっゲホッゲホッ」
お腹を殴ると朝食べさせたものを吐き出す。
「あ~汚いな」
汚れたベッドから髪を鷲掴みにして奏斗を引きずり下ろし、浴室まで連れて行く。
シャワーで冬の冷水を頭から浴びせ、その間に監禁部屋の外から注射器を持ってくる。
「う、ぅあ たすけて」
浴室に戻ると奏斗は1人で寒さに震えていた。全身あざができ始めて、冷水をかけられた肌は若干青白くなっている。
「奏斗、腕出して」
「あ、あ、」
寒さで呂律が回っていない
「さっさと腕出せって言ってんだろ」
腕を強引に掴めば明らかに体温が低いのがわかる。
奏斗の細い腕に取ってきた注射器の針を刺すと奏斗の血を取ってパックに移していく。
奏斗は何をされているのかもうわかっていない様子でされるがままになっている。
血を死なない程度に抜き取ると奏斗はすでに気を失っていた。
「これでいい。」
きっと今奏斗の心は俺に対する恐怖心でいっぱいだ。だがそれでいい。他のやつの入る余地なんかもう与えない。
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