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初めて(奏斗side)
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あの人が出ていって30分か1時間か、時計も窓もないこの部屋では今が何時なのか見当もつかない。
ガチャッ ガガ ガガ
帰ってきた。
「ただいま奏斗」
「、、、」
入ってきた冬夜をせめてもの反抗に睨みつける。
「おい、何だその目は。反抗的なやつにはお仕置きが必要だな」
「っっ!」
俺はお仕置きという言葉が苦手だった。母さんはいつもお仕置きと言って俺を殴っていた。痛くて怖くて、泣いたらまた怒られて。
「い、いやだ!お仕置きは嫌だ!ごめんなさい!赦してください!痛いの嫌だ」
「安心しろ奏斗、俺のお仕置きは奏斗が大人しくすれば痛くないぞ」
「ほ、ほんと?」
「ああ。でも殴られるよりずっと苦しいかもな」
「え?」
「こっちに来い。」
おそるおそる冬夜に近づく
「首に注射するから暴れるなよ」
「な、なにそれ?」
「大丈夫だ。奏斗が初めてのお仕置きに耐えられるようにしてくれる薬だから。」
怖い。でも薬を拒んだら余計に怒らせちゃう。
プツッ
「んっ」
針を刺され薬を入れられる。
トサッ
薬を入れ終わったのか針が抜かれてベッドに寝かされる。
冬夜はベッド脇のテーブルの上で何かをゴソゴソと弄り始めた。
ドクン
「!?」
体が熱い。頭がふわふわする。体も力が抜けてうまく動かせない。
「薬が効いてきたみたいだな」
冬夜は俺の意識が朦朧としているのを確認すると俺が来ていた服を脱がせた。
「あつぃ あついよぉ」
熱に浮かされ、冬夜に助けを求める。
「奏斗、苦しいか?」
「くるしぃ あつぃ」
「クスッ ここが濡れてるぞ」
「はぇ!?」
冬夜は俺のペニスを握りしめた。その瞬間強い快感が体を襲い射精してしまった。
「ははっ 気持ちよかったのか?」
嘲笑するような声で聞かれて羞恥に顔が赤くなった。
「はずかしい みないで、」
自らのお腹の上にはさっき射精した自分の精液が飛び散っていて、それを隠すようにうずくまる。
グイッ
「あっ」
お腹を隠していた手を引っ張られ再び冬夜の方を向かされる。
「これからが本番だぞ」
「まって、もうやだ」
「まだ熱いし苦しいだろ?大人しくしてろ」
ガチャッ ガガ ガガ
帰ってきた。
「ただいま奏斗」
「、、、」
入ってきた冬夜をせめてもの反抗に睨みつける。
「おい、何だその目は。反抗的なやつにはお仕置きが必要だな」
「っっ!」
俺はお仕置きという言葉が苦手だった。母さんはいつもお仕置きと言って俺を殴っていた。痛くて怖くて、泣いたらまた怒られて。
「い、いやだ!お仕置きは嫌だ!ごめんなさい!赦してください!痛いの嫌だ」
「安心しろ奏斗、俺のお仕置きは奏斗が大人しくすれば痛くないぞ」
「ほ、ほんと?」
「ああ。でも殴られるよりずっと苦しいかもな」
「え?」
「こっちに来い。」
おそるおそる冬夜に近づく
「首に注射するから暴れるなよ」
「な、なにそれ?」
「大丈夫だ。奏斗が初めてのお仕置きに耐えられるようにしてくれる薬だから。」
怖い。でも薬を拒んだら余計に怒らせちゃう。
プツッ
「んっ」
針を刺され薬を入れられる。
トサッ
薬を入れ終わったのか針が抜かれてベッドに寝かされる。
冬夜はベッド脇のテーブルの上で何かをゴソゴソと弄り始めた。
ドクン
「!?」
体が熱い。頭がふわふわする。体も力が抜けてうまく動かせない。
「薬が効いてきたみたいだな」
冬夜は俺の意識が朦朧としているのを確認すると俺が来ていた服を脱がせた。
「あつぃ あついよぉ」
熱に浮かされ、冬夜に助けを求める。
「奏斗、苦しいか?」
「くるしぃ あつぃ」
「クスッ ここが濡れてるぞ」
「はぇ!?」
冬夜は俺のペニスを握りしめた。その瞬間強い快感が体を襲い射精してしまった。
「ははっ 気持ちよかったのか?」
嘲笑するような声で聞かれて羞恥に顔が赤くなった。
「はずかしい みないで、」
自らのお腹の上にはさっき射精した自分の精液が飛び散っていて、それを隠すようにうずくまる。
グイッ
「あっ」
お腹を隠していた手を引っ張られ再び冬夜の方を向かされる。
「これからが本番だぞ」
「まって、もうやだ」
「まだ熱いし苦しいだろ?大人しくしてろ」
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