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約束を破ってすみません!え?悪魔との契約ですか?
しおりを挟む「精気の過剰摂取だな」
「かじょう…せっしゅ…?」
「ああ。前回の診断カルテを見る限り、お前元々かなり小食だっただろ。それが最近いきなり連日精気をこれでもかってくらい食わされたんだ、体が大量の精気を処理しきれなくて弱ってんのさ。」
「な、なるほど…。」
あのあと丸一日寝ていても疲れとだるさが取れなかった僕は、馬の頭部を持ったデーモンのお医者さんの診察を受けていた。
「精気ってもらうとおなか一杯になるし、成績も上がるし、取ればとる程良いもんだと思ってました。」
「何事も加減が大事だな。ま、お前さんの場合、その量に『慣れる』のが一番の解決策だろう。成績トップの奴らがみんな通る道さ。」
「そんな!僕なんかが上位に入るなんてとんでもない!…でも、毎回この量の精気を摂取した場合、いったいどれくらいで慣れるんでしょうか…?」
お医者さんがウーンと考え込むとお馬さんの鼻の穴がヒクヒクと開閉する。きっと柔らかいんだろうな。さ、触ってみたい…。
「そうさな。淫魔にも寄るが、早い奴で一週間、平均はだいたい四週間くらいなもんだろう。」
「けっこう根気がいるんですね…。」
慣れるまで仮に四週間かかったとしよう。これからもあの量の精気をマカミくんに注がれることを想像して、僕は白目を剝きそうになった。無理だ。マカミくんには全然足りないなんて見栄を張ったことを正直に謝って、これまで通りの量で勘弁してもらうとしよう。
「ありがとうございました」と挨拶して会計を済まし、病院を出る。昨日は丸一日寝込んでしまったから精気を摂取できず、ちょっぴり小腹が空いている。せっかく発現した淫紋も消えてしまっているし、またマカミくんの精気をも~らおっと!なんて軽く考えていた僕がバカだった。
「な、なんですかこの装置は?!」
「ん~、逃げれんようにするための仕掛け?的な?」
「い、今すぐ外して下さい!」
「嫌。だってさ、アンウィルくんが悪いんやで?俺との約束すぐ破るんやもん。」
約束…?と一瞬考えて思い当たる節を探す。
「もしかして、…昨日来なかったから怒ってます…?」
「正解。やっぱ忘れてたんや。」
ひどいなあ、と整った眉を下げて残念そうに顔を曇らせるマカミくんに、僕の良心はちくりと痛んだ。寝込んでいたとはいえ、何も連絡せずに約束を破ってしまった。悪魔は約束や契約に弱い生き物なのだ、罪悪感が胸にのしかかる。
診察が終わって少し後。僕はマカミくんの夢の中の一室に閉じ込められていた。まるで彼の暗い心の内を反映させたかのように冷え冷えとした暗い石造りの地下牢。小部屋くらいのスペースにベッドやテーブル、シャワールームなんかがあって、牢屋のわりにそれなりに快適そうな空間ではあるけれど……。僕を閉じ込める目的であろう装置が壁や床に設置されており、現在僕は股にあたる部分が空洞になっている不思議なイスに座らされて、足を折りたたまれた上で鎖で繋がれており、両腕は後ろで拘束されている。これでは身動きがとれない。なんとか拘束から逃れようとガチャガチャと鎖を引っ張りもがいていると、マカミくんが静かに問うてきた。
「なあ、淫魔ってどうやったら永遠に捕まえとけれんの?俺考えたんやけどさあ、ずっと眠っとけばこの世界から出られへんのんかなあ?」
「ッ?!ずっと眠るってそんな無茶な!現実世界の体が消耗し切って死んじゃったら夢を見るも何も出来なくなっちゃいますよ。そんなのダメです。」
そう、そんなことになろうもんなら僕はせっかく見つけた優良搾精ターゲットを失ってしまうことになる。絶対にダメだ。
「淫魔も悪魔の一種やろ?じゃあ『契約』でどうにかならんの?」
「ま、まあ確かに『一生あなたに仕えます』みたいな契約を結べばそりゃどうにかできるでしょうけど…。そんな一方的な契約を結ぶ悪魔なんて居ないと思いますよ…?」
そこで僕はハタと気付く。「もしかしてマカミくんは誰か捕まえておきたい悪魔がいるんですか…?」と。
「そう。俺、好きになったら結構重いタイプやねん。たぶん本人は俺がその子のこと好きって全く気付いてないんやろうけど。でも、その子が他の奴と会うたり話したりしてんの嫌やし想像だけでも嫉妬してまう。まして俺以外の奴とセックスなんかしてたら発狂するレベル。その子には俺だけ見てて欲しいし、俺だけとしか話さんとって欲しい。…これって変かなあ?」
「僕に人間の恋愛感情は分かりかねますが…、人に迷惑かけないなら別に良いんじゃないでしょうか…?」
まだまだ新米淫魔の僕には人間の恋愛事情は本当に分からないので適当に返事をしてみたが、果たしてこんな回答で良かったんだろうか?親身になってあげられなくてごめん。それでもマカミくんは満足したようで、笑顔になって言った。
「そっかそっか!じゃあさっそく俺と契約してよ!『マカミくんのお嫁さんになります』言うてさ!」
「じゃあって何ですか!全く話の筋が読めませんけど!しかもどんな内容の契約なんですか!ヤですよ人間と結婚するなんて!」
いったいどの世界に人間と結婚する悪魔がいるというのだ。
「僕らは夢の世界でちょちょっと人間に精気をもらうだけで充分なんです。人間界に生身の体を作って具現化するとなると膨大な精気と魔力が必要になるんですから。そんなしんどくて面倒なことをしてまで人間と結婚するメリットありません!」
「え?!淫魔って肉体持てんの?!てことは夢じゃなくても普通の世界で一緒に暮らせるってこと?」
驚くところそっち?と思わずツッコみたくなるセリフだ。人間は一体僕らを何だと思っているのか。人間の世界で気付かれずに暮らしながら人間を手籠めにしている悪魔だってごまんと居ると言うのに!
「できますよ。でもさっきも言った通り、具現化には膨大な精気と魔力が必要で、僕のような平凡な淫魔ではとてもとても……。って、聞いてます?」
僕の話を聞いているのかいないのか、ちゅ、ちゅと音を立てて僕の頭にキスの雨を振らせて来るマカミくんは、とっても陽気に答えた。
「ええこと聞いた。今最高にハッピーや。」
「そうですかそうですか。ハッピーなら良かったです。それなら早いとこ外して欲しいんですけどね、――」
「コレ。」と僕が視線で指し示すのは今の拘束を施された状態。肩をすくめると鎖がチャリリと音を立てる。ちょっと精気をもらいに来ただけなのになぜこんな目に遭っているのだろうか。
「そうそう、最初の話に戻るけど、これからお仕置きせないかんから。だって俺との約束破ったんやもん……我慢できるよな?それくらい。大丈夫。我慢出来たらちゃあんと精気あげるから。死ぬほどいっぱいな。」
「そ、そんな…!」
そう言ってマカミくんは無防備な僕のお尻にローションを塗りたくる。
「はあ、っんんぅ、」
マカミくんが指を一本突き入れると、僕のお尻は簡単にそれを飲み込んだ。
ぐちゅぐちゅとナカを搔き回す音。耳を塞ぎたくなるが、手が不自由ではそれもままならない。
やがてマカミくんは二本の指を出し入れし始めた。初めはただゆっくりと馴染ませるように動いていた指も次第に動きを速めていく。
僕の弱いところを的確に突く度に身体の奥に甘い痺れが走った。
そして三本目が入る頃には僕はすっかり蕩けきっていて抵抗する気力すら残っていなかった。
ぐちゅりと糸を引いて抜かれた指はてらてらといやらしく光っている。マカミくんが僕のお尻から引き抜いた指を見せびらかすように舐め上げるせいで、僕は顔が真っ赤になるのを抑えられなかった。
そして彼は手近にあった男性器を模したオモチャを取り出しそれにもローションをたっぷりと付け、僕の後孔にあてがう。ひんやりとした感触にビクリと体を跳ねさせると、マカミくんは悪戯っぽく笑う。
そのまま焦らすように先端だけを抜き差しするものだから僕はもう我慢できなかった。早く入れて欲しくて腰をくねらせるとマカミくんは満足げに笑って、一気に奥まで挿入してきた。
その質量と圧迫感に息が詰まるがそれも一瞬のことで、すぐに座面の下にある機械が動力になって、激しいピストン運動が始まった。数多くのイボが付着したソレの緩急をつけた攻め立てに僕の頭は真っ白になる。それでも何とか意識だけは保とうとするのだがそれも長くは続かない。
結局僕はマカミくんの機械式のオモチャに何度もイカされ続けた。
「くぅ、ふ!ぅぅ~!も、むり、です、イきたくない、イき゛たくない~!」
「じゃあ俺の言うこと何でも聞いてくれたら許したってもええよ?」
「ひぎッ!き、ききます、なんでもっ!ききますからあ…!ァ!ひんッ!ふぅ゛~!」
イきすぎて苦しくなり、苦痛に悶えながら生理的な涙を流し、「ごめんなさい、ごめんなさい。」と許しを請う。しかしマカミくんは全く聞く耳を持っていないようで、オモチャを操作しさらに激しく僕のナカを責め立ててきた。
そしてついにその時が訪れた。今までで一番大きな波が押し寄せてくる感覚。それはまるで濁流のように一気に押し寄せてきて僕の意識を飲み込んでいった。あまりの衝撃に一瞬呼吸が止まる。視界がチカチカと点滅して、意識が遠のく。しかしそれもほんの一時のことでマカミくんの手によってすぐに現実に引き戻された。
マカミくんは拘束を解き、息も絶え絶えになった僕を割れモノを扱うかのようにベッドの上にそっと寝かせる。僕のナカからオモチャを引き抜き、代わりに自身の熱く、天に向けてそそり立ったモノをその入口に添えてきた。彼のモノは既に大きく反り返っていて、僕はごくりと生唾を飲み込む。
「ほな約束通り、こっちもあげなあかんよな。」
「あ、ウソ…、も、イったから…ッ!も、むりだから!おねが、ゆるひて、おねが、ッ~~~ぁ!」
呂律も回らず、色々な体液でべしょべしょになった僕が必死に抗議しても、マカミくんの耳には届いていないようで、自分のモノを数回扱いて完全に勃たせると、ついにゆっくりと挿入してきた。カリが入り口を通過し、小さなしこりに当たると思わず体がビクッと跳ねる。そして優しく、しかし容赦のない激しい抽挿を繰り返す。
「いっぱい精気あげるよ。ほら、どうぞ。」
「ふぅ゛~~!ぁ、あちゅい、ナカ、びゅくびゅくって、あ、やだ!イっちゃう!またイっちゃう、から゛!も、やめッ、あ、ん!」
その度に僕の口からは自分でもびっくりするくらい甘い声が漏れ出た。マカミくんの腰使いはとても巧みで、的確に弱いところを攻めてくるものだから、僕はすぐに絶頂を迎えてしまう。気持ち良い、苦しい、つらい、しかしそれでも彼は動きを止めてくれない。何度も何度も絶頂を迎えさせられて、もう限界だった。
しかしマカミくんはそんな僕を見て楽しそうに笑うだけで一向にやめる気配がない。むしろどんどん激しさを増している気がするくらいだ。もう無理だと泣きじゃくる僕にマカミくんは優しく口づけをした。
そして耳元で囁く。
――愛してる、と。
快楽に飲まれた頭では情報を処理しきれない。それなのにマカミくんは僕に愛を囁き続ける。甘い言葉を口にしながら腰を打ちつけるその行為はとても淫らで背徳的なものだった。だがそれと同時に与えられる快感も増していくばかりで僕はもう何も考えられなくなっていた。ただただ目の前の快楽に溺れることしかできない哀れな人形のような存在に成り果ててしまっていたのだ。
そして遂に、マカミくんのものが一際大きくなったかと思うと熱い飛沫が僕の中へと放たれた。それと同時に僕もまた絶頂を迎えたのだが、その時にはもう意識は無かった。
「よし、これで契約完了やな。」
「は、はひ。」
まさかこんなことになるなんて。ここはマカミくんの夢の中、彼が望めば紙もペンも自在に取り出せる。が、その現物を元に僕が精気と魔法を練って作らされたものがある。マカミくんが夢から覚めても消えないように。
マカミくんに激しく攻め立てられながら、僕は何でも言うことを聞きますと口約束をしてしまった。そして突きつけられたのがこの契約書。
『一、マカミくんの許可なしに射精をしない事』
『一、マカミくんの命ある限り、精気はマカミくんからのみ摂取し、他の人の元へ搾精業務に行かない事』
『一、具現化するために精気と魔力を溜め、最善の努力をする事』
一番目の項目を守るために、僕の下半身は金属と革の貞操帯でがっちりホールドされている。哀れな僕の中心はすっぽりと収まり、勃起すらできない状態にさせられている。これは淫魔の服と同じで精気と魔力を練り合わせて作ったものだ。いや、作らされた。なぜならマカミくんが想像力を働かせて作ったものだと、マカミくんの夢が覚めて僕が魔界に帰ったら消えてしまうから。だからマカミくんが図で説明したものを淫紋が出現した僕が魔法で作った。何度も作り直しをさせられ、マカミくんが監修したものだから精巧な作りになっている。ちなみに鍵はマカミくんが持っているため僕では勝手に外せない。
二番目の項目は、まあ、マカミくんがいれば日々の搾精ノルマは達成できるので良しとしよう。
問題は三番目だ。具現化なんて、成績上位の淫魔くらい質の良い精気と安定した魔法が使えないと無理だ。僕なんかではとても…と言いたいところだが、マカミくんの精気の質も量も足りているせいでこれも実現しそうなのである。最初は未知の体験に対して嫌な気持ちが大きかったが、手が届きそうな今となっては人間界を『生身』で体験することに少しだけ期待が膨らみワクワクしている自分がいる。ちょっとやってみたい。
「せ、せめて貞操帯はどうにかなりませんかねえ…。尿道とお尻に常に何か刺さってるのが違和感で…。」
「淫魔は人間と違って食べ物の摂取も排泄もせんでええんやろ?じゃあ問題なくない?」
「そうなんですけど!確かにそうなんですけどそういうことじゃないんですよ!」
「ホンマは誰とも喋れんように口枷もつけて欲しいんやけど…。どっちがいい?」
「付けます!貞操帯、喜んで付けさせて頂きますとも!」
半泣きになりながらやけくそで叫ぶ。
「アンウィル~!って、うわ、どした?!干からびた植物みたいにシオシオにしなびてるぞ!」
「う、う、先輩!」
魔界に帰還し、自室に戻る途中で先輩に会う。人間とうかつに契約を交わしてしまったなどとバレると絶対に怒られるので、そこだけは伏せ、貞操帯をつけてしまったことなど、かくかくしかじかな経緯を説明する。
「貞操帯か!確かにより一層人間を誘惑できそうだけど、思い切ったな~!お前の性格的にそういうの興味ないかと思ってたわ。」
「それが…今の搾精業務に必要で作らざるを得なかったと言いますか……半ば強制的にと言いますか……。」
きっと今の僕は死んだ魚の目で返事をしているだろう。
「仕事熱心で感心するぞ!」
「はは、し、仕事熱心…あはは。はあ…。」
『愛してる。』
その時、情事の最中にマカミくんに言われたことを思い出す。あの時はいっぱいいっぱいで何を感じる暇もなかったが、状況が落ち着いた今ではハッキリと脳が言葉の意味を処理し、頭部に血がのぼってくる。
「どうした?!急に顔が真っ赤になったぞ、熱でもあるのか?!」
「いいいいや、これはその突然の発作と言いますかその、あの、き、きききき気にしないで下さい!!」
淫魔なのに、相手は人間なのに、告白されてしまった。しかも、その事実に無性に浮き足立ってしまう自分がいる。どうしよう。これからのことを考えると気が遠くなるような、ふわふわと浮き上がってしまうような、正反対の感情が同時に胸の内に湧き上がる。
「では、これから報告書をまとめて提出しなければなりませんので、これで失礼します!」
「おう、頑張りすぎるなよ!……ん?」
そうして先輩に挨拶を済ませた僕は、その場を立ち去った。
「これは…、『契約書』?」
――マカミくんと交わした契約書を落としたことにも気付かずに。
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