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プロローグ
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ーーー空に落ちている途中だった。
いや空から落ちてきたのか。
どっちでもいい
不思議と怖くはなく、まるで世界に包まれている様で心地が良かった。
ゆっくりその瞳を閉じ、そのまま身を任せ、落下する。
全てを忘れたかった。哀しげに歪められた表情は誰に見られることもなく
ーごめんね…ー 声にならない音で言う
何もなかったあの頃に戻りたい…
「ーーーぁ」
そう願いながら…最後に声が聞こえた気がした
最後に聴こえたのはだれの声だったかー
いや空から落ちてきたのか。
どっちでもいい
不思議と怖くはなく、まるで世界に包まれている様で心地が良かった。
ゆっくりその瞳を閉じ、そのまま身を任せ、落下する。
全てを忘れたかった。哀しげに歪められた表情は誰に見られることもなく
ーごめんね…ー 声にならない音で言う
何もなかったあの頃に戻りたい…
「ーーーぁ」
そう願いながら…最後に声が聞こえた気がした
最後に聴こえたのはだれの声だったかー
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