23 / 64
おっさん、異世界生活を始める
おつさん、眠っていた記憶を呼び覚ます
しおりを挟む
……久々にベットで寝たな。
これまでは野宿だったので、短い睡眠しかとってなかったが……。
「一応、夜から朝まで寝れる身体ではあると」
「んにゃ……」
ふと隣をみると、ソラが俺と一緒のベッドで寝ている。
そういえば、昨日寝かしつけようとしたら、お父さんと一緒に寝ると言われたんだっけ。
「ソラ、起きなさい」
「……おとうしゃん」
そう言い、俺にしがみつく。
これは昨日と同じ……グハッ!? 可愛いのだが!!
「い、いかんいかん……ソラ、きちんと起きない朝ごはんはないぞ? ここは時間が決まってるんだからな」
「……う、うん、起きる……!」
少し語気を強めたからか、ソラが慌ててベットから降りて洗面所に向かう。
「……はぁ」
境遇からいって、思いきり甘やかしてあげたい。
だが、俺自身が経験しているようにそれだけではいけない。
きちんと自立させるためには、厳しくすることも必要だ。
「……女の子だし、色々と加減が難しいが」
その時、俺の頭に封印していた記憶が蘇る。
『お兄ちゃん! あそぼ!』
『やだよ、おままごとだろ?』
『えぇ~!? やってよぉ~!』
『……はぁ、わかったよ。ただし、一回だけだ』
『わぁ! お兄ちゃん大好き!』
……しばらくの間、忘れていたな。
いや、忘れていたわけではない。
ただ、辛いから思い出したくなかったんだ。
多分、ソラといたから……思い出してしまったのだろう。
「……さん! お父さん!」
「ソラ? どうした? 顔は洗ったのか?」
「う、うん……お父さん、どっか痛い?」
「うん? どうしてだ?」
「だって、悲しい顔をしてたから……」
「……いや、平気だ。ほら、朝飯を食べに行くぞ」
強引に話を切り替え、ソラを連れて部屋から出る。
……こんな小さい子に心配させるわけにはいかない。
部屋を出て、階段を降りていくと……昨日の夜と同じ席に二人がいた。
すでに料理が並んでいたので、急いで席に着く。
「おおっ、起きたな」
「少しお寝坊さんですね」
「おはようございます!」
「おはようございます。すみません……ソラは起きたのですが、俺が少しぼけっとしてたみたいで」
「いやいや、仕方あるまい。いきなり知らないところに来て、疲れも溜まっていたのだろう。さあ、まずは食べよう」
宿の主に迷惑をかけるわけにはいかないので、四人とも黙々と食べ進める。
今日のメニューは、昨日と同じスープに、パンに肉を挟んだものだ。
俺とクレアさんは一足早く食べ終えたので、少し話をすることにした。
「……もしや、あまりメニューはない感じですか?」
「ん? ……そうだな、大体決まったメニューが出る。すまないな、他の宿なら変わったりするのだが」
「いえいえ、別に悪い意味ではないので。材料費を抑えるためと、残り物を出さないために必要ですから」
「そういえば料理人だったな。自分がやるときのことを考えていたのか?」
「ええ、そうです」
食べる時間帯が決まっていることも、料金が安い理由なのだろう。
そうすれば、一度の料理で済む。
となれば電気代しかり、ガス代しかりが安くなる。
さらには人件費や、片付ける手間なども省けると。
「ふむ、確かに色々と考えられてるな」
「……あれ?」
「どうしたのだ?」
「少し気になったのですが、ガスとか電気ってどのようになっているのですか?」
「どのようにとは?」
「「……ん??」」
思わず、二人して顔を見合わせてしまう。
すると、食べてる途中のミレーユさんが話しかけてくる。
「クレア、ソーマさんは異世……田舎から来たんですよ。きっと、ガスとか電気が必要ないところから来たんですから」
「う、うむ、そういえばそうだ。簡単な話だが、全て魔石によって成り立っている。電気なら雷属性を、火なら火属性といった感じでな」
「なるほど……だから魔石が売れるし、生活に必要なのですね」
「そういうことだ。魔物は人に被害を与えるが、恵にもなるというわけだ。そして、冒険者という仕事もできた」
「ふむふむ」
……瘴気が魔物と化すとは聞いたが、それを生活に組み込むか。
人は強いし、慣れるともいうが……都合が良すぎる気もするな。
まあ、俺が考えることじゃないか。
その後、食べ終えたので……いよいよ仕事に取り掛かる。
「さて……ソラ、二人の言うことを聞いて良い子にしてるんだぞ?」
「う、うん……お父さん、ここに帰ってくる?」
「ん? そりゃ、そうさ。ここに泊まってるわけだし、夕方には帰ってくるよ」
「わかった! 良い子で待ってる!」
「よし、偉いぞ」
「えへへー」
頭を撫でると、顔がくしゃっとなる。
……懐かしいわけだ、昔は妹によくやってたな。
結局、あれ以来……大事な人を作ることが怖くなったっけ。
「では、クレアさんにミレーユさん。ソラをお願いします」
「ああ、任せておけ。ふふ、楽しみにしてると良い」
「ええ、これくらいでお礼ができるなら安いものです」
「なになに? なにをするの?」
「ソラ、二人に任せてあるから安心しなさい。それでは、行ってくる」
「う、うん、行ってらっしゃい!」
三人に見送られ、一足先に宿を出る。
行ってらっしゃいか……悪くないものだな。
これまでは野宿だったので、短い睡眠しかとってなかったが……。
「一応、夜から朝まで寝れる身体ではあると」
「んにゃ……」
ふと隣をみると、ソラが俺と一緒のベッドで寝ている。
そういえば、昨日寝かしつけようとしたら、お父さんと一緒に寝ると言われたんだっけ。
「ソラ、起きなさい」
「……おとうしゃん」
そう言い、俺にしがみつく。
これは昨日と同じ……グハッ!? 可愛いのだが!!
「い、いかんいかん……ソラ、きちんと起きない朝ごはんはないぞ? ここは時間が決まってるんだからな」
「……う、うん、起きる……!」
少し語気を強めたからか、ソラが慌ててベットから降りて洗面所に向かう。
「……はぁ」
境遇からいって、思いきり甘やかしてあげたい。
だが、俺自身が経験しているようにそれだけではいけない。
きちんと自立させるためには、厳しくすることも必要だ。
「……女の子だし、色々と加減が難しいが」
その時、俺の頭に封印していた記憶が蘇る。
『お兄ちゃん! あそぼ!』
『やだよ、おままごとだろ?』
『えぇ~!? やってよぉ~!』
『……はぁ、わかったよ。ただし、一回だけだ』
『わぁ! お兄ちゃん大好き!』
……しばらくの間、忘れていたな。
いや、忘れていたわけではない。
ただ、辛いから思い出したくなかったんだ。
多分、ソラといたから……思い出してしまったのだろう。
「……さん! お父さん!」
「ソラ? どうした? 顔は洗ったのか?」
「う、うん……お父さん、どっか痛い?」
「うん? どうしてだ?」
「だって、悲しい顔をしてたから……」
「……いや、平気だ。ほら、朝飯を食べに行くぞ」
強引に話を切り替え、ソラを連れて部屋から出る。
……こんな小さい子に心配させるわけにはいかない。
部屋を出て、階段を降りていくと……昨日の夜と同じ席に二人がいた。
すでに料理が並んでいたので、急いで席に着く。
「おおっ、起きたな」
「少しお寝坊さんですね」
「おはようございます!」
「おはようございます。すみません……ソラは起きたのですが、俺が少しぼけっとしてたみたいで」
「いやいや、仕方あるまい。いきなり知らないところに来て、疲れも溜まっていたのだろう。さあ、まずは食べよう」
宿の主に迷惑をかけるわけにはいかないので、四人とも黙々と食べ進める。
今日のメニューは、昨日と同じスープに、パンに肉を挟んだものだ。
俺とクレアさんは一足早く食べ終えたので、少し話をすることにした。
「……もしや、あまりメニューはない感じですか?」
「ん? ……そうだな、大体決まったメニューが出る。すまないな、他の宿なら変わったりするのだが」
「いえいえ、別に悪い意味ではないので。材料費を抑えるためと、残り物を出さないために必要ですから」
「そういえば料理人だったな。自分がやるときのことを考えていたのか?」
「ええ、そうです」
食べる時間帯が決まっていることも、料金が安い理由なのだろう。
そうすれば、一度の料理で済む。
となれば電気代しかり、ガス代しかりが安くなる。
さらには人件費や、片付ける手間なども省けると。
「ふむ、確かに色々と考えられてるな」
「……あれ?」
「どうしたのだ?」
「少し気になったのですが、ガスとか電気ってどのようになっているのですか?」
「どのようにとは?」
「「……ん??」」
思わず、二人して顔を見合わせてしまう。
すると、食べてる途中のミレーユさんが話しかけてくる。
「クレア、ソーマさんは異世……田舎から来たんですよ。きっと、ガスとか電気が必要ないところから来たんですから」
「う、うむ、そういえばそうだ。簡単な話だが、全て魔石によって成り立っている。電気なら雷属性を、火なら火属性といった感じでな」
「なるほど……だから魔石が売れるし、生活に必要なのですね」
「そういうことだ。魔物は人に被害を与えるが、恵にもなるというわけだ。そして、冒険者という仕事もできた」
「ふむふむ」
……瘴気が魔物と化すとは聞いたが、それを生活に組み込むか。
人は強いし、慣れるともいうが……都合が良すぎる気もするな。
まあ、俺が考えることじゃないか。
その後、食べ終えたので……いよいよ仕事に取り掛かる。
「さて……ソラ、二人の言うことを聞いて良い子にしてるんだぞ?」
「う、うん……お父さん、ここに帰ってくる?」
「ん? そりゃ、そうさ。ここに泊まってるわけだし、夕方には帰ってくるよ」
「わかった! 良い子で待ってる!」
「よし、偉いぞ」
「えへへー」
頭を撫でると、顔がくしゃっとなる。
……懐かしいわけだ、昔は妹によくやってたな。
結局、あれ以来……大事な人を作ることが怖くなったっけ。
「では、クレアさんにミレーユさん。ソラをお願いします」
「ああ、任せておけ。ふふ、楽しみにしてると良い」
「ええ、これくらいでお礼ができるなら安いものです」
「なになに? なにをするの?」
「ソラ、二人に任せてあるから安心しなさい。それでは、行ってくる」
「う、うん、行ってらっしゃい!」
三人に見送られ、一足先に宿を出る。
行ってらっしゃいか……悪くないものだな。
35
お気に入りに追加
1,922
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界転移したけど、果物食い続けてたら無敵になってた
甘党羊
ファンタジー
唐突に異世界に飛ばされてしまった主人公。
降り立った場所は周囲に生物の居ない不思議な森の中、訳がわからない状況で自身の能力などを確認していく。
森の中で引きこもりながら自身の持っていた能力と、周囲の環境を上手く利用してどんどん成長していく。
その中で試した能力により出会った最愛のわんこと共に、周囲に他の人間が居ない自分の住みやすい地を求めてボヤきながら異世界を旅していく物語。
協力関係となった者とバカをやったり、敵には情け容赦なく立ち回ったり、飯や甘い物に並々ならぬ情熱を見せたりしながら、ゆっくり進んでいきます。
転生したらチートすぎて逆に怖い
至宝里清
ファンタジー
前世は苦労性のお姉ちゃん
愛されることを望んでいた…
神様のミスで刺されて転生!
運命の番と出会って…?
貰った能力は努力次第でスーパーチート!
番と幸せになるために無双します!
溺愛する家族もだいすき!
恋愛です!
無事1章完結しました!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる