42 / 67
義妹との生活
複雑な胸中
しおりを挟む
その日の夜、帰ってくると……。
「お、お兄ちゃん!」
「うおっ!?」
柔らか!? 良い匂いするし! て……違う!
「えへへ」
「全く、いきなり抱きつくんじゃない」
「ふえっ……? キャ……む~!」
壁際に押し寄せ、慌てて口を塞ぐ。
「静かに、今寝たところだろ?」
真っ赤な顔をして、コクコクと頷く。
「よし、離すぞ」
「お、お兄ちゃんのばかぁぁ……」
スカートの裾をに握りしめて、涙目になってしまった。
「えっ? 俺が悪いのか?」
「うぅー……」
「わかった、わかりました。俺が悪かったから」
「ゆ、許します」
……うーん、普通ならめんどくさいと思うところだが。
不思議と、そういう気持ちにはならないな。
その後、宥めてリビングのソファーに座る。
「んで、どうした?」
「と、友達ができました……!」
照れながら言ってくるが……男じゃないよな?
「おっ、良かったな……どんな子だ?」
この聞き方なら問題あるまい。
「ふえっ? ……うーん、綺麗な子かなぁ。大人しいっていうよりは、大人っぽい感じで……余裕がある感じかなぁ」
うむ、どうやら女の子のようだな。
……いや、別に、男だろうが女だろうが関係ないが。
……おれは、誰に言い訳をしているんだ?
「お兄ちゃん?」
「そっかそっか、うんうん、これで一安心だ。じゃあ、明日はスマホを買いに行かないとな」
「うんっ!」
「じゃあ、さっさと寝なさい」
「はーい。お兄ちゃん、おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
春香は大人しく、自分の部屋へと入る。
少し寝付けない俺は、ビールを飲みながらベランダに出る。
普段はあまり飲まないのだが……少し落ち着きたかった。
「いかんな……これはいかん」
十も下の相手に、俺は何をしている?
しかも、相手は妹……義妹とはいえな。
「さっきの抱きつかれた感触が消えん」
まったく、高校生じゃあるまいし……。
やっぱり、欲求不満なのかねぇ……。
「さっさと彼女でも作った方がいいのか……」
しかし、そんな暇もないしなぁ。
そもそも、相手がいない……言ってて悲しくなってきた。
「まあ、別に彼女が欲しいわけでもないし」
今は、自分と二人のことでいっぱいいっぱいだ。
ここで彼女なんかいたら、キャパオーバーになるのは目に見えている。
「ここは、我慢するしかないか。別に春香とどうこうなるつもりもない」
そう、たとえ……あいつが——俺を好きだとしても。
翌朝……目覚ましの音が頭に響く。
「イテェ……」
昨日、少し飲みすぎたな。
「おじたん!」
「グハッ!?」
「朝だおー」
「お、おふっ……おはようさん」
どうやら、タイブをくらったようだ。
あ、危ねぇ……リバースするかと思ったぜ。
詩織の顔にかけようものなら、トラウマになるところだった。
「詩織、もう少し加減しようね?」
「あいっ!」
「いや、そういう問題では……」
「たのちい!」
「そうか……では、加減してくれると助かる」
「お兄ちゃん、大丈夫? 顔色悪いけど……」
春香が俺のおでこに手を当てる。
なんだか、少し照れくさくなる。
「お、おい」
「熱はないよね……今日やめよっか?」
「いや、買いに行くぞ。平気だ、昨夜少し新作メニューを考えてしまってな」
「そうなんだ。あんまり無理しちゃダメだよ?」
「クク……ああ、わかった。ありがとな」
頭をわしわしとする。
「むぅ……また頭をくしゃくしゃにした」
「お腹減ったお!」
「へいへい」
重たい体を動かし、朝の準備を済ませる。
「おっ、綺麗に焼けたな」
「ほんと!?」
「ああ、美味そうだ」
「えへへ……やったぁ」
テーブルの上には、綺麗な卵焼きがあった。
味噌汁やサラダもあり、ご飯や納豆もある。
シンプルだが、一番そそる朝飯だな。
「いただきます」
「いただきます」
「いたーきます!」
「どれ……うん、味も申し分ないな。昨日の弁当も美味かったしな」
「わぁ……! 頑張って良かったぁ~」
「やはり、若いと上達も早いな」
「おねえたん! おいちい!」
「ありがとね、詩織」
美味しい朝ごはんを食べ終えると……。
「お兄ちゃん、今日はどうするの?」
「そうだな……詩織を迎えに行って、そのまま学校まで迎えに行くか」
「あっ、近いもんね」
「そういうことだ。目立つと可哀想だから、少し離れているからな」
予定を確認し、いつも通りに詩織を送っていく。
そして、家に帰ってきたら……とあることに気づく。
「……一人か」
詩織と春香がきて、二週間くらい経ったが……。
こうして一人で家にいるのは初めてかもしれないな。
「……寂しいのか?」
懐かしい感覚に襲われる。
最初に家を出た頃に感じた孤独感を……。
「もう平気だと思っていたんたがなぁ……うん?」
スマホの音が鳴る。
「兄貴?」
とりあえず出てみる。
「兄貴? どうした?」
制限があるから滅多にかけないと言っていたが。
『すまんな、宗馬。今日は定休日だよな?』
「ああ、そうだよ」
『二人は学校だよな?』
「うん? まあ、そりゃそうだ。どうしたんだよ?」
『いや……実は、長引きそうでな』
「……そうか」
期間は決まっていなかったはずだが……。
『まあ、まだ決まったわけではないんだが。一応、お前には知らせておこうと思ってな』
「俺はいつまでも預かるから遠慮しなくていいから」
『おっ、嬉しいこと言ってくれるねぇ。 どうだ? 誰かと過ごすのも悪くないだろ?』
「まあね……色々と思い出したというか」
『ならば、この転勤も悪いことばかりではないな。お前が、それを感じてくれたなら』
「兄貴……ありがとな。二人を預かってわかった。楽しいけど、色々大変だよ」
『ハハッ! まだ子供もいないくせに、所帯じみてきたな。なに、お前がいてくれて良かったのは俺の方だ。桜もいたが……やはり、兄弟のようなお前がいてくれて良かった。おかげで、俺はやってこれたんだと思う』
「臭え」
『ひでぇな』
「「クク」」
二人の声が重なる。
『じゃあ、桜に変わるな』
「わかった」
『もしもし?』
「どうも、桜さん」
『二人は元気?』
「ええ、そりゃもう。今朝も起こされちゃいましたよ」
『ふふ、ごめんなさいね』
「詩織はお着替えをできるようになりましたし、春香は料理を覚えてきましたよ」
『あらあら……少し寂しいわね』
……無理もないよなぁ。
子供の成長を間近で見ることができないんだから。
今度、動画でも撮ってみるか。
「桜さん……」
『ごめんね、宗馬君。代わりに成長を見守ってくれると嬉しいわ』
「わかりました。今度、動画を撮っておきますね」
『あら、素敵。相変わらず、優しい子ね』
「そうですかね……よくわからないですけど」
『ふふ、昔から捻くれさんだからね。あとは、気づいているけど気づかないふりをするものね』
「……それは」
『良いのよ、ゆっくりで。まだまだ若いんだから』
「はい……」
『じゃあ、また連絡するわ』
「ええ、二人もお元気で」
通話を切って、ベランダに出る。
「お見通しか」
さすがは、俺を小さい頃から知っているだけはあるなぁ。
俺は、色々なことから目を背けてきた。
失うことも恐れ、関係が変わることも恐れ……。
自分に言い訳をし続けてきた。
自分は邪魔者だと、きっと迷惑だと……。
そんなわけはないと、頭ではわかっているのに。
……変わっていく必要があるのかもしれないな。
「お、お兄ちゃん!」
「うおっ!?」
柔らか!? 良い匂いするし! て……違う!
「えへへ」
「全く、いきなり抱きつくんじゃない」
「ふえっ……? キャ……む~!」
壁際に押し寄せ、慌てて口を塞ぐ。
「静かに、今寝たところだろ?」
真っ赤な顔をして、コクコクと頷く。
「よし、離すぞ」
「お、お兄ちゃんのばかぁぁ……」
スカートの裾をに握りしめて、涙目になってしまった。
「えっ? 俺が悪いのか?」
「うぅー……」
「わかった、わかりました。俺が悪かったから」
「ゆ、許します」
……うーん、普通ならめんどくさいと思うところだが。
不思議と、そういう気持ちにはならないな。
その後、宥めてリビングのソファーに座る。
「んで、どうした?」
「と、友達ができました……!」
照れながら言ってくるが……男じゃないよな?
「おっ、良かったな……どんな子だ?」
この聞き方なら問題あるまい。
「ふえっ? ……うーん、綺麗な子かなぁ。大人しいっていうよりは、大人っぽい感じで……余裕がある感じかなぁ」
うむ、どうやら女の子のようだな。
……いや、別に、男だろうが女だろうが関係ないが。
……おれは、誰に言い訳をしているんだ?
「お兄ちゃん?」
「そっかそっか、うんうん、これで一安心だ。じゃあ、明日はスマホを買いに行かないとな」
「うんっ!」
「じゃあ、さっさと寝なさい」
「はーい。お兄ちゃん、おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
春香は大人しく、自分の部屋へと入る。
少し寝付けない俺は、ビールを飲みながらベランダに出る。
普段はあまり飲まないのだが……少し落ち着きたかった。
「いかんな……これはいかん」
十も下の相手に、俺は何をしている?
しかも、相手は妹……義妹とはいえな。
「さっきの抱きつかれた感触が消えん」
まったく、高校生じゃあるまいし……。
やっぱり、欲求不満なのかねぇ……。
「さっさと彼女でも作った方がいいのか……」
しかし、そんな暇もないしなぁ。
そもそも、相手がいない……言ってて悲しくなってきた。
「まあ、別に彼女が欲しいわけでもないし」
今は、自分と二人のことでいっぱいいっぱいだ。
ここで彼女なんかいたら、キャパオーバーになるのは目に見えている。
「ここは、我慢するしかないか。別に春香とどうこうなるつもりもない」
そう、たとえ……あいつが——俺を好きだとしても。
翌朝……目覚ましの音が頭に響く。
「イテェ……」
昨日、少し飲みすぎたな。
「おじたん!」
「グハッ!?」
「朝だおー」
「お、おふっ……おはようさん」
どうやら、タイブをくらったようだ。
あ、危ねぇ……リバースするかと思ったぜ。
詩織の顔にかけようものなら、トラウマになるところだった。
「詩織、もう少し加減しようね?」
「あいっ!」
「いや、そういう問題では……」
「たのちい!」
「そうか……では、加減してくれると助かる」
「お兄ちゃん、大丈夫? 顔色悪いけど……」
春香が俺のおでこに手を当てる。
なんだか、少し照れくさくなる。
「お、おい」
「熱はないよね……今日やめよっか?」
「いや、買いに行くぞ。平気だ、昨夜少し新作メニューを考えてしまってな」
「そうなんだ。あんまり無理しちゃダメだよ?」
「クク……ああ、わかった。ありがとな」
頭をわしわしとする。
「むぅ……また頭をくしゃくしゃにした」
「お腹減ったお!」
「へいへい」
重たい体を動かし、朝の準備を済ませる。
「おっ、綺麗に焼けたな」
「ほんと!?」
「ああ、美味そうだ」
「えへへ……やったぁ」
テーブルの上には、綺麗な卵焼きがあった。
味噌汁やサラダもあり、ご飯や納豆もある。
シンプルだが、一番そそる朝飯だな。
「いただきます」
「いただきます」
「いたーきます!」
「どれ……うん、味も申し分ないな。昨日の弁当も美味かったしな」
「わぁ……! 頑張って良かったぁ~」
「やはり、若いと上達も早いな」
「おねえたん! おいちい!」
「ありがとね、詩織」
美味しい朝ごはんを食べ終えると……。
「お兄ちゃん、今日はどうするの?」
「そうだな……詩織を迎えに行って、そのまま学校まで迎えに行くか」
「あっ、近いもんね」
「そういうことだ。目立つと可哀想だから、少し離れているからな」
予定を確認し、いつも通りに詩織を送っていく。
そして、家に帰ってきたら……とあることに気づく。
「……一人か」
詩織と春香がきて、二週間くらい経ったが……。
こうして一人で家にいるのは初めてかもしれないな。
「……寂しいのか?」
懐かしい感覚に襲われる。
最初に家を出た頃に感じた孤独感を……。
「もう平気だと思っていたんたがなぁ……うん?」
スマホの音が鳴る。
「兄貴?」
とりあえず出てみる。
「兄貴? どうした?」
制限があるから滅多にかけないと言っていたが。
『すまんな、宗馬。今日は定休日だよな?』
「ああ、そうだよ」
『二人は学校だよな?』
「うん? まあ、そりゃそうだ。どうしたんだよ?」
『いや……実は、長引きそうでな』
「……そうか」
期間は決まっていなかったはずだが……。
『まあ、まだ決まったわけではないんだが。一応、お前には知らせておこうと思ってな』
「俺はいつまでも預かるから遠慮しなくていいから」
『おっ、嬉しいこと言ってくれるねぇ。 どうだ? 誰かと過ごすのも悪くないだろ?』
「まあね……色々と思い出したというか」
『ならば、この転勤も悪いことばかりではないな。お前が、それを感じてくれたなら』
「兄貴……ありがとな。二人を預かってわかった。楽しいけど、色々大変だよ」
『ハハッ! まだ子供もいないくせに、所帯じみてきたな。なに、お前がいてくれて良かったのは俺の方だ。桜もいたが……やはり、兄弟のようなお前がいてくれて良かった。おかげで、俺はやってこれたんだと思う』
「臭え」
『ひでぇな』
「「クク」」
二人の声が重なる。
『じゃあ、桜に変わるな』
「わかった」
『もしもし?』
「どうも、桜さん」
『二人は元気?』
「ええ、そりゃもう。今朝も起こされちゃいましたよ」
『ふふ、ごめんなさいね』
「詩織はお着替えをできるようになりましたし、春香は料理を覚えてきましたよ」
『あらあら……少し寂しいわね』
……無理もないよなぁ。
子供の成長を間近で見ることができないんだから。
今度、動画でも撮ってみるか。
「桜さん……」
『ごめんね、宗馬君。代わりに成長を見守ってくれると嬉しいわ』
「わかりました。今度、動画を撮っておきますね」
『あら、素敵。相変わらず、優しい子ね』
「そうですかね……よくわからないですけど」
『ふふ、昔から捻くれさんだからね。あとは、気づいているけど気づかないふりをするものね』
「……それは」
『良いのよ、ゆっくりで。まだまだ若いんだから』
「はい……」
『じゃあ、また連絡するわ』
「ええ、二人もお元気で」
通話を切って、ベランダに出る。
「お見通しか」
さすがは、俺を小さい頃から知っているだけはあるなぁ。
俺は、色々なことから目を背けてきた。
失うことも恐れ、関係が変わることも恐れ……。
自分に言い訳をし続けてきた。
自分は邪魔者だと、きっと迷惑だと……。
そんなわけはないと、頭ではわかっているのに。
……変わっていく必要があるのかもしれないな。
0
お気に入りに追加
162
あなたにおすすめの小説
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
So long! さようなら!
設樂理沙
ライト文芸
思春期に入ってから、付き合う男子が途切れた事がなく異性に対して
気負いがなく、ニュートラルでいられる女性です。
そして、美人じゃないけれど仕草や性格がものすごくチャーミング
おまけに聡明さも兼ね備えています。
なのに・・なのに・・夫は不倫し、しかも本気なんだとか、のたまって
遥の元からいなくなってしまいます。
理不尽な事をされながらも、人生を丁寧に誠実に歩む遥の事を
応援しつつ読んでいただければ、幸いです。
*・:+.。oOo+.:・*.oOo。+.:・。*・:+.。oOo+.:・*.o
❦イラストはイラストAC様内ILLUSTRATION STORE様フリー素材
古屋さんバイト辞めるって
四宮 あか
ライト文芸
ライト文芸大賞で奨励賞いただきました~。
読んでくださりありがとうございました。
「古屋さんバイト辞めるって」
おしゃれで、明るくて、話しも面白くて、仕事もすぐに覚えた。これからバイトの中心人物にだんだんなっていくのかな? と思った古屋さんはバイトをやめるらしい。
学部は違うけれど同じ大学に通っているからって理由で、石井ミクは古屋さんにバイトを辞めないように説得してと店長に頼まれてしまった。
バイト先でちょろっとしか話したことがないのに、辞めないように説得を頼まれたことで困ってしまった私は……
こういう嫌なタイプが貴方の職場にもいることがあるのではないでしょうか?
表紙の画像はフリー素材サイトの
https://activephotostyle.biz/さまからお借りしました。
『 ゆりかご 』
設樂理沙
ライト文芸
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
・・・・・・・・・・
💛イラストはAI生成画像自作
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる