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冬馬君は平和な日々を取り戻し……
清水さんは回想する~清水綾視点~
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文化祭の準備も進んできたある日の夜、スマホに珍しい名前が映し出されました。
「あれ?麻里奈ちゃん?どうしたんだろ……?はい、もしもし?」
『あっ、綾ちゃん!こんばんは!今、平気ですか?』
「うん、大丈夫だよ。どうかしたの?」
『明日、お兄と出かけるんですけど……もしかして、お兄にデート断られました?だとしたら、ごめんなさい……』
……ああ、気を遣ってかけてくれたのかな?
ふふ、良い子だなぁ。
「うん、そうだけど大丈夫だよー。きちんと理由も話してくれたし。私も、可愛い弟いるから気持ちわかるしね。こっちこそごめんね、お兄ちゃん独占してて……」
『べ、別に良いんです!独占してください!私はお兄がどうしてもって言うから……ごめんなさい、嘘です。少し、嫉妬しました……』
「ふふ、可愛いなぁ。私に遠慮しなくて良いからね?それだけじゃないけど……家族を大事にしてる冬馬君を、私は好きになったんだもん」
『むむむ……!妹は完敗です!綾ちゃんみたいな彼女がいて、お兄は幸せ者ですね!』
「そ。そうかな……?えへへ、そうだといいなぁ。でも、私の方が幸せ者だよー。あんな素敵な人が彼氏なんだもん……」
『これは……破壊力抜群です!お兄は耐えられているのでしょうか!?』
「え?なになに?どうしたの?」
『自覚なしなのです!……ゴホン!えっとですねー、実は相談がありまして……』
「ふんふん……え?……いいの?」
『はい!独占はしないのです!妹のせいでお兄がフラれるとか笑えないです!』
「そんなことじゃフラないよ~。というか、私のが心配だよー。最近みんなが冬馬君カッコいいって言うから……嫉妬とかしちゃうし、態度でちゃうし……冬馬君イヤにならないかな?とか……」
『ウチのお兄はそんな小さい男ではないのです!きっと受け止めるのです!』
「そっかぁ……うん、そうだね。私もどっしり構えないとだよね……!」
『というわけなので、明日3時頃にデパートに来てください!』
「うん、わかった。真里奈ちゃん、ありがとね」
『いえいえ!これからもお兄をよろしくお願いします!』
そして翌日の夕方頃、お母さんに送ってもらい、デパートに到着しました。
「じゃあ、9時くらいに迎えに行くから」
「うん。お母さん、ありがとう。休みの日なのに……」
「いいのよ、誠也と買い物行くついでだもの。それに、きちんと挨拶しないといけないわ」
「お姉ちゃん!いってらっしゃい!お兄さんによろしくね!」
その後車を見送った私は、指定の場所に行きました。
すると……既視感を感じました。
「あっ——冬馬君……寝てる?しかも、ここは……」
冬馬君を見つけた場所だ……。
私の頭の中に、これまでの出来事が流れてきました。
見知らぬ人に助けてもらい、気になる人になって。
少し気になっていた人が、助けてくれた本人で。
話してみたら、ますます気になる人になって。
優しくて、カッコよくて、誠実で……真面目ではないかもしれないけど……。
でも、どんどん惹かれてしまう自分を止められなくて……。
初めての返信メールでは飛び上がるほど嬉しくて……。
冬馬君から一緒に帰らないか?って言われてドキドキしたり……。
そっから学校でも話しかけても良いって言われて……嬉しくて……。
それから……告白しようと思っていたら、告白されちゃったり……。
今でも鮮明に思い出す……あの時の嬉しさとドキドキを……。
ずっと忘れずにいたいなぁって思う。
付き合ってからも嬉しいことがたくさんで……。
私がしたいことを冬馬君が全部叶えてくれた……。
私には一生無理だと思っていたことを……。
でも、プールは恥ずかしかったなぁ……。
冬馬君がじっと見つめてくるんだもん……う、嬉しいけど。
バイトだってそう。
続けられるバイトができるなんて思ってもみなかった。
これも冬馬君のおかげ……。
学校でも私のために、努力してくれた……。
勉強したり、地味な格好をやめたり……。
それに関しては複雑だけど……。
でも悪口や陰口も減り、告白も減りました。
おかげで、私は楽しく学校生活が送れています。
そんなことが一気に頭を巡り終えた後、私は冬馬君に近づいていきます。
そういえば、まだ吉野君って呼んでたなぁ。
「起こしちゃ悪いよね……隣に座って待ってようかな」
私が静かに隣に座ると、冬馬君が寄りかかってきました!
「あ、あれ?お、起きて……ないみたい」
私はゆっくり体勢をずらし、膝枕の状態にします。
「ふふ、寝顔可愛い……普段は、あんなにカッコいいのに……不思議」
カッコいい顔も可愛い顔もキュンとするから、ホント不思議だなぁ。
やっぱり、特別だからなのかな?
「いつも困らせてばかりでごめんね……」
冬馬君は優しい……。
愛子のことだってそう。
あらゆる手を使って、事が起きる前に対処してくれた。
きっと色々大変だったと思う。
なのに、愛子にも私にも気を遣わせないようにしてくれた。
「それに……この間も……」
私が怖くなっちゃって、アレができなかった時も……。
冬馬君は、気にしないで良いよって言ってくれた……。
多分、相当な苦労をしたんだと思う……。
それに……冬馬君には申し訳なく思うけど……。
待ってくれたことがすごく嬉しくて……大事にしてもらえてるんだなって……。
「こんな私だけど、冬馬君が大好きなんです……もう少しだけ待っててくれますか……?」
……きっと冬馬君は言うんだろうなぁ。
そんなの当たり前だって……。
「あれ?麻里奈ちゃん?どうしたんだろ……?はい、もしもし?」
『あっ、綾ちゃん!こんばんは!今、平気ですか?』
「うん、大丈夫だよ。どうかしたの?」
『明日、お兄と出かけるんですけど……もしかして、お兄にデート断られました?だとしたら、ごめんなさい……』
……ああ、気を遣ってかけてくれたのかな?
ふふ、良い子だなぁ。
「うん、そうだけど大丈夫だよー。きちんと理由も話してくれたし。私も、可愛い弟いるから気持ちわかるしね。こっちこそごめんね、お兄ちゃん独占してて……」
『べ、別に良いんです!独占してください!私はお兄がどうしてもって言うから……ごめんなさい、嘘です。少し、嫉妬しました……』
「ふふ、可愛いなぁ。私に遠慮しなくて良いからね?それだけじゃないけど……家族を大事にしてる冬馬君を、私は好きになったんだもん」
『むむむ……!妹は完敗です!綾ちゃんみたいな彼女がいて、お兄は幸せ者ですね!』
「そ。そうかな……?えへへ、そうだといいなぁ。でも、私の方が幸せ者だよー。あんな素敵な人が彼氏なんだもん……」
『これは……破壊力抜群です!お兄は耐えられているのでしょうか!?』
「え?なになに?どうしたの?」
『自覚なしなのです!……ゴホン!えっとですねー、実は相談がありまして……』
「ふんふん……え?……いいの?」
『はい!独占はしないのです!妹のせいでお兄がフラれるとか笑えないです!』
「そんなことじゃフラないよ~。というか、私のが心配だよー。最近みんなが冬馬君カッコいいって言うから……嫉妬とかしちゃうし、態度でちゃうし……冬馬君イヤにならないかな?とか……」
『ウチのお兄はそんな小さい男ではないのです!きっと受け止めるのです!』
「そっかぁ……うん、そうだね。私もどっしり構えないとだよね……!」
『というわけなので、明日3時頃にデパートに来てください!』
「うん、わかった。真里奈ちゃん、ありがとね」
『いえいえ!これからもお兄をよろしくお願いします!』
そして翌日の夕方頃、お母さんに送ってもらい、デパートに到着しました。
「じゃあ、9時くらいに迎えに行くから」
「うん。お母さん、ありがとう。休みの日なのに……」
「いいのよ、誠也と買い物行くついでだもの。それに、きちんと挨拶しないといけないわ」
「お姉ちゃん!いってらっしゃい!お兄さんによろしくね!」
その後車を見送った私は、指定の場所に行きました。
すると……既視感を感じました。
「あっ——冬馬君……寝てる?しかも、ここは……」
冬馬君を見つけた場所だ……。
私の頭の中に、これまでの出来事が流れてきました。
見知らぬ人に助けてもらい、気になる人になって。
少し気になっていた人が、助けてくれた本人で。
話してみたら、ますます気になる人になって。
優しくて、カッコよくて、誠実で……真面目ではないかもしれないけど……。
でも、どんどん惹かれてしまう自分を止められなくて……。
初めての返信メールでは飛び上がるほど嬉しくて……。
冬馬君から一緒に帰らないか?って言われてドキドキしたり……。
そっから学校でも話しかけても良いって言われて……嬉しくて……。
それから……告白しようと思っていたら、告白されちゃったり……。
今でも鮮明に思い出す……あの時の嬉しさとドキドキを……。
ずっと忘れずにいたいなぁって思う。
付き合ってからも嬉しいことがたくさんで……。
私がしたいことを冬馬君が全部叶えてくれた……。
私には一生無理だと思っていたことを……。
でも、プールは恥ずかしかったなぁ……。
冬馬君がじっと見つめてくるんだもん……う、嬉しいけど。
バイトだってそう。
続けられるバイトができるなんて思ってもみなかった。
これも冬馬君のおかげ……。
学校でも私のために、努力してくれた……。
勉強したり、地味な格好をやめたり……。
それに関しては複雑だけど……。
でも悪口や陰口も減り、告白も減りました。
おかげで、私は楽しく学校生活が送れています。
そんなことが一気に頭を巡り終えた後、私は冬馬君に近づいていきます。
そういえば、まだ吉野君って呼んでたなぁ。
「起こしちゃ悪いよね……隣に座って待ってようかな」
私が静かに隣に座ると、冬馬君が寄りかかってきました!
「あ、あれ?お、起きて……ないみたい」
私はゆっくり体勢をずらし、膝枕の状態にします。
「ふふ、寝顔可愛い……普段は、あんなにカッコいいのに……不思議」
カッコいい顔も可愛い顔もキュンとするから、ホント不思議だなぁ。
やっぱり、特別だからなのかな?
「いつも困らせてばかりでごめんね……」
冬馬君は優しい……。
愛子のことだってそう。
あらゆる手を使って、事が起きる前に対処してくれた。
きっと色々大変だったと思う。
なのに、愛子にも私にも気を遣わせないようにしてくれた。
「それに……この間も……」
私が怖くなっちゃって、アレができなかった時も……。
冬馬君は、気にしないで良いよって言ってくれた……。
多分、相当な苦労をしたんだと思う……。
それに……冬馬君には申し訳なく思うけど……。
待ってくれたことがすごく嬉しくて……大事にしてもらえてるんだなって……。
「こんな私だけど、冬馬君が大好きなんです……もう少しだけ待っててくれますか……?」
……きっと冬馬君は言うんだろうなぁ。
そんなの当たり前だって……。
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