92 / 185
冬馬君は平和な日々を取り戻し……
冬馬君は学校の行事に参加する
しおりを挟む
翌日の放課後は、文化祭の準備をすることになった。
部活連中は忙しいだろうから、こういう時は帰宅部が頑張らないとな。
去年はそんなことも思わなかったのに、変われば変わるもんだな……。
今は教室にて、田中君……敬介と看板作りをしている。
「敬介、釘を打つからそっち押さえてくれ」
「う、うん!わかったよ!と、冬馬君……」
「乙女か!何故照れる!?」
名前呼びをすると、田中君は照れるのだ。
しかも、俺の名前を呼ぶ時も吃るし……。
「だ、だって……友達を名前で呼んだことないから……呼ばれることも……」
「だから乙女か!!」
「ウンウン……守ってあげたい系田中君と、男前系の冬馬……悪くないわね」
「うおっ!?いつの間に!?」
「あ、あれ?生徒会長さん……?」
「失礼ね、冬馬。まるでバケモノに会ったかのような顔して」
「いや、ある意味あって……ないデスねー。はい、ごめんなさい」
こいつは百合もいけるくせに、BLもいけるクチだからなぁ……。
なんという恐ろしい女だぜ……!
「と、冬馬君が押されてる……凄いや……」
「ハァ、全く……田中君ね?一応名乗っておきましょう。生徒会長で、冬馬の腐れ縁の中条小百合よ。いつも悶えさせてもらってるわ、ありがとう」
「え?あ、はい、どうも……?」
「敬介、無視していいから。ていうか……お前か!諸悪の根源は!!中学の時だってアキと俺を変な風にしやがって……!」
何やら最近俺と敬介が話していると、一部の女子がヒソヒソと話し出すのだ。
てっきりタイプが違うとか、似合わないとか言われてると思っていたが……。
「あら?気づいた?創作意欲が湧いて……」
「ヤメロォォ——!!いや、ヤメテください!!」
「仕方ないわね、自重するわ」
「ハァ……で、何しに来たんだ?昨日会ったろうに……」
「何って可愛い子を見に来たのよ。このクラスは色々な意味で好きだわ」
「おい」
「冗談よ、冗談」
「全くそうには聞こえなかったのだが?ハァ——で、なんだ?」
「お金を管理してるのは誰かしら?材料費や当日の料金などについて聞きたいのよ」
「あっ!僕、呼んできますね!」
敬介はそう言い、教室から出て行った。
アイツは良いやつだよな。
「……生徒会長は、そういうのもするのか?」
「少し人手が足りなくて。だから、私が全体をフォローしている感じね」
「ご苦労さん。あぁ——あれだ……俺に出来ることがあれば言ってくれ。なんでもとは言えないが、少しは手伝うからよ」
「あら?どういう風の吹きまわしかしら?」
「いや、まあ……お前にも心配かけたからな。それに、今回の文化祭は楽しみにしてるんだよ。だから、俺に出来ることならしようかなと思ってな」
「そう……良い心がけね。では、早速頼み事があるのよ」
「……その顔……初めからそのつもりで来たな……?」
「いえ、気のせいよ」
「……全く、相変わらずだな。で、俺に何をしろと?」
「ミスターコンテストに出場してほしいわ」
「はぁ!?俺が!?」
「ええ、貴方が。去年の優勝者のアキも出るけど、対抗馬がいないと盛り上がらないし。かと言って、一年生には期待の新星はいなかったし。貴方なら、アキとはタイプが違うから良いと思うのよね。アキは優男イケメン、冬馬は正統派男前って感じで」
「……いや、それは……うーん……」
「これは貴方の為でもあるのよ?」
「ん?どういう意味だ?」
「まだ、清水さんとのことを認めてない……よく思ってない人はたくさんいるわ。告白だってされているでしょうね。きっと心優しい彼女は、色々な意味で辛いでしょうね。断るのもそうだし、冬馬にも悪いなと思っているでしょうね」
「……それは……そうだな。俺が出れば少しはマシになるということか……」
「ええ、貴方が本気を出せばね。見せつけてあげなさい、貴方の本気を」
「どこまでやれるかわからないが……やってみるか……!綾のために……!」
「まあ、一応彼女には許可を得なさいね。場合によってはイヤだろうし。あら……タイミング良いわね」
廊下から綾の声が聞こえてくる……。
確か衣装の確認をするとか言っていたな。
だから家庭科教室に行ってくると……。
「は、恥ずかしいよぉ~!」
「何言ってんの!見てもらわないと!さっき自分で言ってたじゃん!」
「で、でもぉ~……」
……なんだ?メイド服でも来てきたのか?
いや、まだ完成はしてないはず……。
すると、教室の扉が開き……。
「綾、今すぐに写真を撮ろう」
「あ、あの……ふぇ?と、冬馬君……?」
「冬馬、良いこと言ったわね。綾さん、撮るわよ」
「あ、あのぅ……小百合さん……?2人とも目が……」
「「さあ!早く!!」」
「は、はぃ……」
綾は……ワイシャツにセーターを着ていた。
つまり、セーラー服ではないということだ。
しかも、萌え袖だし。
靴下はダボダボだし。
終いには……超絶ミニスカートだ!!
「むむむ……!ギャル系ファションはどうかと思っていたが……可愛いな。ていうか、脚が長くて綺麗だ」
「あ、ありがとぅ……似合わないかなって思ったんだけど、愛子が着なさいって……」
「ふふ~ん!どうよ!」
「森川!ナイスだ!」
「森川さん!良い仕事したわね!」
俺と小百合はシャッターを連打する。
「あ、あぅぅ……!」
「よし、これで勘弁してやろう……ていうか、何故お前まで?」
「いいじゃない。可愛い子を独り占めはズルいわよ」
「……まあ、お前なら良いけど。言っておくが……」
「悪用はしないわよ。約束するわ」
「なら良い。綾、ありがとな。俺のために着てくれたんだろ?」
「う、うん……そうです」
「ギャップ萌えというやつだな。ウンウン、可愛い」
「はぅ……で、でも……頑張って良かったぁ~」
その後、綾達は着替えに戻って行った。
こっちも敬介が戻って来て、作業を再開する。
「ヘェ~!ミスターコンテストかぁ……僕、応援するよ!」
「ありがとよ。まあ、綾の許可を得てからだけどな」
「あっ、そうだよね。冬馬君がモテちゃうのもあれだよね……」
「まあ、そんな心配はないんだかな。俺は、綾が好きということを全開でアピールしているからな」
「うわぁ~、カッコいいなぁ。僕も見習いたいな」
「ん?気になる子でもいるのか?」
「ううん、そういうわけじゃないよ。ただ、僕も変わっていかなきゃなぁと思って」
「いや、もう変わってるよ」
「え?」
「堂々と目を見て話すようになったし、運動部の奴らとも普通に会話してるだろ?」
「う、うん……まだ、少し緊張するけど……」
「何より……変わりたいと思った時点で、もう変わっているんだよ」
「それって……あっ……そういうことかぁ」
「意識の変化ってやつだな」
「これも冬馬君のおかげだね!ありがとう!」
「いやいや、本人が頑張ったからだよ」
……でも、そうだよな。
人は変われるし、変えられるんだな。
……よし!今度は皆の意識を変えてやる!
ミスターコンテスト……正直言って、どこまでやれるかわからないが……。
俺なりの全力を尽くして頑張るしかあるまい……!
部活連中は忙しいだろうから、こういう時は帰宅部が頑張らないとな。
去年はそんなことも思わなかったのに、変われば変わるもんだな……。
今は教室にて、田中君……敬介と看板作りをしている。
「敬介、釘を打つからそっち押さえてくれ」
「う、うん!わかったよ!と、冬馬君……」
「乙女か!何故照れる!?」
名前呼びをすると、田中君は照れるのだ。
しかも、俺の名前を呼ぶ時も吃るし……。
「だ、だって……友達を名前で呼んだことないから……呼ばれることも……」
「だから乙女か!!」
「ウンウン……守ってあげたい系田中君と、男前系の冬馬……悪くないわね」
「うおっ!?いつの間に!?」
「あ、あれ?生徒会長さん……?」
「失礼ね、冬馬。まるでバケモノに会ったかのような顔して」
「いや、ある意味あって……ないデスねー。はい、ごめんなさい」
こいつは百合もいけるくせに、BLもいけるクチだからなぁ……。
なんという恐ろしい女だぜ……!
「と、冬馬君が押されてる……凄いや……」
「ハァ、全く……田中君ね?一応名乗っておきましょう。生徒会長で、冬馬の腐れ縁の中条小百合よ。いつも悶えさせてもらってるわ、ありがとう」
「え?あ、はい、どうも……?」
「敬介、無視していいから。ていうか……お前か!諸悪の根源は!!中学の時だってアキと俺を変な風にしやがって……!」
何やら最近俺と敬介が話していると、一部の女子がヒソヒソと話し出すのだ。
てっきりタイプが違うとか、似合わないとか言われてると思っていたが……。
「あら?気づいた?創作意欲が湧いて……」
「ヤメロォォ——!!いや、ヤメテください!!」
「仕方ないわね、自重するわ」
「ハァ……で、何しに来たんだ?昨日会ったろうに……」
「何って可愛い子を見に来たのよ。このクラスは色々な意味で好きだわ」
「おい」
「冗談よ、冗談」
「全くそうには聞こえなかったのだが?ハァ——で、なんだ?」
「お金を管理してるのは誰かしら?材料費や当日の料金などについて聞きたいのよ」
「あっ!僕、呼んできますね!」
敬介はそう言い、教室から出て行った。
アイツは良いやつだよな。
「……生徒会長は、そういうのもするのか?」
「少し人手が足りなくて。だから、私が全体をフォローしている感じね」
「ご苦労さん。あぁ——あれだ……俺に出来ることがあれば言ってくれ。なんでもとは言えないが、少しは手伝うからよ」
「あら?どういう風の吹きまわしかしら?」
「いや、まあ……お前にも心配かけたからな。それに、今回の文化祭は楽しみにしてるんだよ。だから、俺に出来ることならしようかなと思ってな」
「そう……良い心がけね。では、早速頼み事があるのよ」
「……その顔……初めからそのつもりで来たな……?」
「いえ、気のせいよ」
「……全く、相変わらずだな。で、俺に何をしろと?」
「ミスターコンテストに出場してほしいわ」
「はぁ!?俺が!?」
「ええ、貴方が。去年の優勝者のアキも出るけど、対抗馬がいないと盛り上がらないし。かと言って、一年生には期待の新星はいなかったし。貴方なら、アキとはタイプが違うから良いと思うのよね。アキは優男イケメン、冬馬は正統派男前って感じで」
「……いや、それは……うーん……」
「これは貴方の為でもあるのよ?」
「ん?どういう意味だ?」
「まだ、清水さんとのことを認めてない……よく思ってない人はたくさんいるわ。告白だってされているでしょうね。きっと心優しい彼女は、色々な意味で辛いでしょうね。断るのもそうだし、冬馬にも悪いなと思っているでしょうね」
「……それは……そうだな。俺が出れば少しはマシになるということか……」
「ええ、貴方が本気を出せばね。見せつけてあげなさい、貴方の本気を」
「どこまでやれるかわからないが……やってみるか……!綾のために……!」
「まあ、一応彼女には許可を得なさいね。場合によってはイヤだろうし。あら……タイミング良いわね」
廊下から綾の声が聞こえてくる……。
確か衣装の確認をするとか言っていたな。
だから家庭科教室に行ってくると……。
「は、恥ずかしいよぉ~!」
「何言ってんの!見てもらわないと!さっき自分で言ってたじゃん!」
「で、でもぉ~……」
……なんだ?メイド服でも来てきたのか?
いや、まだ完成はしてないはず……。
すると、教室の扉が開き……。
「綾、今すぐに写真を撮ろう」
「あ、あの……ふぇ?と、冬馬君……?」
「冬馬、良いこと言ったわね。綾さん、撮るわよ」
「あ、あのぅ……小百合さん……?2人とも目が……」
「「さあ!早く!!」」
「は、はぃ……」
綾は……ワイシャツにセーターを着ていた。
つまり、セーラー服ではないということだ。
しかも、萌え袖だし。
靴下はダボダボだし。
終いには……超絶ミニスカートだ!!
「むむむ……!ギャル系ファションはどうかと思っていたが……可愛いな。ていうか、脚が長くて綺麗だ」
「あ、ありがとぅ……似合わないかなって思ったんだけど、愛子が着なさいって……」
「ふふ~ん!どうよ!」
「森川!ナイスだ!」
「森川さん!良い仕事したわね!」
俺と小百合はシャッターを連打する。
「あ、あぅぅ……!」
「よし、これで勘弁してやろう……ていうか、何故お前まで?」
「いいじゃない。可愛い子を独り占めはズルいわよ」
「……まあ、お前なら良いけど。言っておくが……」
「悪用はしないわよ。約束するわ」
「なら良い。綾、ありがとな。俺のために着てくれたんだろ?」
「う、うん……そうです」
「ギャップ萌えというやつだな。ウンウン、可愛い」
「はぅ……で、でも……頑張って良かったぁ~」
その後、綾達は着替えに戻って行った。
こっちも敬介が戻って来て、作業を再開する。
「ヘェ~!ミスターコンテストかぁ……僕、応援するよ!」
「ありがとよ。まあ、綾の許可を得てからだけどな」
「あっ、そうだよね。冬馬君がモテちゃうのもあれだよね……」
「まあ、そんな心配はないんだかな。俺は、綾が好きということを全開でアピールしているからな」
「うわぁ~、カッコいいなぁ。僕も見習いたいな」
「ん?気になる子でもいるのか?」
「ううん、そういうわけじゃないよ。ただ、僕も変わっていかなきゃなぁと思って」
「いや、もう変わってるよ」
「え?」
「堂々と目を見て話すようになったし、運動部の奴らとも普通に会話してるだろ?」
「う、うん……まだ、少し緊張するけど……」
「何より……変わりたいと思った時点で、もう変わっているんだよ」
「それって……あっ……そういうことかぁ」
「意識の変化ってやつだな」
「これも冬馬君のおかげだね!ありがとう!」
「いやいや、本人が頑張ったからだよ」
……でも、そうだよな。
人は変われるし、変えられるんだな。
……よし!今度は皆の意識を変えてやる!
ミスターコンテスト……正直言って、どこまでやれるかわからないが……。
俺なりの全力を尽くして頑張るしかあるまい……!
1
お気に入りに追加
182
あなたにおすすめの小説
【R15】【第一作目完結】最強の妹・樹里の愛が僕に凄すぎる件
木村 サイダー
青春
中学時代のいじめをきっかけに非モテ・ボッチを決め込むようになった高校2年生・御堂雅樹。素人ながら地域や雑誌などを賑わすほどの美しさとスタイルを持ち、成績も優秀で運動神経も発達し、中でもケンカは負け知らずでめっぽう強く学内で男女問わずのモテモテの高校1年生の妹、御堂樹里。親元から離れ二人で学園の近くで同居・・・・というか樹里が雅樹をナチュラル召使的に扱っていたのだが、雅樹に好きな人が現れてから、樹里の心境に変化が起きて行く。雅樹の恋模様は?樹里とは本当に兄妹なのか?美しく解き放たれて、自由になれるというのは本当に良いことだけなのだろうか?
■場所 関西のとある地方都市
■登場人物
●御堂雅樹
本作の主人公。身長約百七十六センチと高めの細マッチョ。ボサボサ頭の目隠れ男子。趣味は釣りとエロゲー。スポーツは特にしないが妹と筋トレには励んでいる。
●御堂樹里
本作のヒロイン。身長百七十センチにIカップのバストを持ち、腹筋はエイトパックに分かれる絶世の美少女。芸能界からのスカウト多数。天性の格闘センスと身体能力でケンカ最強。強烈な人間不信&兄妹コンプレックス。素直ではなく、兄の前で自分はモテまくりアピールをしまくったり、わざと夜に出かけてヤキモチを焼かせている。今回新たな癖に目覚める。
●田中真理
雅樹の同級生で同じ特進科のクラス。肌質や髪の毛の性質のせいで不細工扱い。『オッペケペーズ』と呼ばれてスクールカースト最下層の女子三人組の一人。持っている素質は美人であると雅樹が見抜く。あまり思慮深くなく、先の先を読まないで行動してしまうところがある。
可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
蒼田
青春
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
俺の家には学校一の美少女がいる!
ながしょー
青春
※少しですが改稿したものを新しく公開しました。主人公の名前や所々変えています。今後たぶん話が変わっていきます。
今年、入学したばかりの4月。
両親は海外出張のため何年か家を空けることになった。
そのさい、親父からは「同僚にも同い年の女の子がいて、家で一人で留守番させるのは危ないから」ということで一人の女の子と一緒に住むことになった。
その美少女は学校一のモテる女の子。
この先、どうなってしまうのか!?
プレッシャァー 〜農高校球児の成り上がり〜
三日月コウヤ
青春
父親の異常な教育によって一人野球同然でマウンドに登り続けた主人公赤坂輝明(あかさかてるあき)。
父の他界後母親と暮らすようになり一年。母親の母校である農業高校で個性の強いチームメイトと生活を共にしながらありきたりでありながらかけがえのないモノを取り戻しながら一緒に苦難を乗り越えて甲子園目指す。そんなお話です
*進行速度遅めですがご了承ください
*この作品はカクヨムでも投稿しております
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
家政婦さんは同級生のメイド女子高生
coche
青春
祖母から習った家事で主婦力抜群の女子高生、彩香(さいか)。高校入学と同時に小説家の家で家政婦のアルバイトを始めた。実はその家は・・・彩香たちの成長を描く青春ラブコメです。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる