22 / 68
寂しいメルル
しおりを挟む
ひとまずメルルを引っ張っていき、自宅の中に戻る。
「わぁ……広くて大きいですっ! 玄関も広いし、天井も高くて……あれって、螺旋階段って言うんですか?」
「まあまあ、落ち着いて。あとで、案内するからさ」
「ふふ、私がきた時と似たような反応ですね」
「そういや、そうだったね」
カエラも来た頃は驚いていたもんだ。
なにせエルフ族というのは、質素な生活を送ることが美徳とされているらしい。
普段は木の上や森の中に小屋を建てて、静かに暮らしている。
さらには自然を大事にし、精霊信仰をしている。
そりゃ、人族とそりが合わないわけだよね。
「これはこれは、可愛らしいお嬢さんですね」
「あっ、セバス。急で悪いんだけど、お客さんを入れても良いかな?」
基本的に、家の長はセバスだ。
俺は長男だが、父上はセバスに全権を委ねている。
……まあ、グータラ嫡男だから仕方ないね!
「ええ、もちろんですとも。はじめまして、お嬢さん。私の名前はセバスと申します。アレク様のご友人の方ですかな?」
「は、初めまして! はいっ! メルルっていいます!」
「ほほっ、元気なお嬢さんですな。旦那様よりミストルティン家を預かる者として、メルル様を歓迎いたします」
「あ、ありがとうございます!」
「それでは、お靴を脱いで上がってくださいませ」
「わかりました、お邪魔——ヒャァ!? い、痛いよぉ~」
急いで靴を脱ごうとしたからか、つんのめって転んでしまった。
そういえば、初日も机に頭をぶつけていたっけ。
どうやら、ドジっ娘属性もありそうだね。
「コホン……アレク様、そこは受け止めて差し上げないと」
「ええっ!? 俺が悪いの!?」
「そうですよー、きちんと手を押さえてあげないと」
「うぅー……ごめんなさい~」
「へいへい、そうですね。ほら、立って。今度は、しっかり掴まってね」
「は、はいっ」
こうして無事?にメルルを家にあげて、ひとまず応接室に連れて行く。
まずはソファーに座ってもらい、リラックスしてもらう。
セバスには飲み物と軽食を頼んでいるので、今のうちに話を聞く。
「頭は平気? 痛くない?」
「は、はいっ、身体だけは丈夫なので!」
「それなら良かったよ。嫁入り前の娘さんを怪我させるわけにはいかないし」
「よ、嫁入り……親交を深めるために人族でも良いのかな?」
うん? 何やらもじもじしてる……トイレかな?
「メルル、トイ」
「違いますよ、ご主人様」
「……そうなの?」
「ええ、そうです。流石にお止めしました」
「そ、そうか……」
「ふぇ? どうしたんですか?」
「い、いや、なんでもない」
すると、扉がノックされ……お盆を持ったセバスが入ってくる。
「セバス、ありがとう。マリアは?」
「お二人が出て行ってすぐに、お眠りになりました。今日はずっと起きて遊んでいましたから」
「そっか……無理させたかな?」
「いえいえ、とても楽しそうでしたよ」
「えっと?」
「あっ、ごめんごめん。とりあえず、食べようか」
セバスがお皿をメルルの前に置く。
「ほほっ、それでは召し上がってください。時間がなかったので、ただのサンドイッチですが」
「い、良いんですか? その、お金とか……」
「お客様からお金をとっては、私が旦那様に叱られてしまいます」
「まあ、気にしないで良いよ。さあ、食べて食べて」
「……いただきます……美味しい……はぐはぐ」
そしてあっという間に食べきってしまう。
やはり、お腹が空いていたのだろう。
「ほら、紅茶もあるから」
「あ、ありがとうございます……うぅー」
すると、彼女の目から涙が出てくる。
「ちょっ!? ど、どうしたの?」
「ご、ごめんなさい……学校はセレナさんやトール君、アレク君がいるから楽しいんです……ただ、寮生活がつらくて」
「虐められてもした? だとしたら、国際問題だけど」
「い、いえ! そういうわけではなくて……ただ奇異な目で見られたり、遠巻きにされたり……寮では誰とも話さず独りぼっちで。その学校との温度差っていうか……あっ! 別に皆さんのことを」
「大丈夫、わかってるから。騒がしいところから、物凄い静かになっちゃうから寂しいんだよね?」
「……はぃ」
……無理もないよなぁ。
一人で知らない国にやってきて、違う種族と一緒に暮らして。
なのに、そんな状態になって……ホームシックになっちゃうよ。
その後、落ち着くまで待っていると……扉が勢いよく開かれる!
「まあ! お兄様が女性を連れ込んでますわ!」
「妹よ! 言い方っ!」
「しかも、泣いてますの! ……あら、お耳がついてますわ」
「え、えっと、あの……」
「はぁ……マリア、嬉しいのはわかるがまずは座りなさい。ちゃんと、自己紹介するから」
「はーい」
そう言い、子供らしく口を尖らせた。
うちに客人が来ることなど滅多にないから、テンションが上がっているらしい。
……色々と、うちは特殊だからなぁ。
「メルル、ごめんね。うちの妹のマリアだ」
「メルルさんですね、マリアと申します」
「は、はじめまして、マリアさん」
「それで、どうなさったのですか?」
「あぁー」
「アレク君、大丈夫です。私が話しますから……」
そうして、メルルが今日までの出来事を話す。
わけもわからないまま、突然知らない場所きたこと。
緊張していたら俺やセレナが助けてくれたこと。
ただ、寮生活が寂しいということを。
「……わかりますの!」
「……へっ?」
「お兄様! お出かけをしますわ!」
「お、おい? 妹よ?」
すると、セバスが耳打ちしてくる。
「アレク様、ここはお嬢様に任せてみては?」
「ええ、私もそれがいいかと」
「……わかった」
その言葉に従い、俺達は出かける準備をするのだった。
「わぁ……広くて大きいですっ! 玄関も広いし、天井も高くて……あれって、螺旋階段って言うんですか?」
「まあまあ、落ち着いて。あとで、案内するからさ」
「ふふ、私がきた時と似たような反応ですね」
「そういや、そうだったね」
カエラも来た頃は驚いていたもんだ。
なにせエルフ族というのは、質素な生活を送ることが美徳とされているらしい。
普段は木の上や森の中に小屋を建てて、静かに暮らしている。
さらには自然を大事にし、精霊信仰をしている。
そりゃ、人族とそりが合わないわけだよね。
「これはこれは、可愛らしいお嬢さんですね」
「あっ、セバス。急で悪いんだけど、お客さんを入れても良いかな?」
基本的に、家の長はセバスだ。
俺は長男だが、父上はセバスに全権を委ねている。
……まあ、グータラ嫡男だから仕方ないね!
「ええ、もちろんですとも。はじめまして、お嬢さん。私の名前はセバスと申します。アレク様のご友人の方ですかな?」
「は、初めまして! はいっ! メルルっていいます!」
「ほほっ、元気なお嬢さんですな。旦那様よりミストルティン家を預かる者として、メルル様を歓迎いたします」
「あ、ありがとうございます!」
「それでは、お靴を脱いで上がってくださいませ」
「わかりました、お邪魔——ヒャァ!? い、痛いよぉ~」
急いで靴を脱ごうとしたからか、つんのめって転んでしまった。
そういえば、初日も机に頭をぶつけていたっけ。
どうやら、ドジっ娘属性もありそうだね。
「コホン……アレク様、そこは受け止めて差し上げないと」
「ええっ!? 俺が悪いの!?」
「そうですよー、きちんと手を押さえてあげないと」
「うぅー……ごめんなさい~」
「へいへい、そうですね。ほら、立って。今度は、しっかり掴まってね」
「は、はいっ」
こうして無事?にメルルを家にあげて、ひとまず応接室に連れて行く。
まずはソファーに座ってもらい、リラックスしてもらう。
セバスには飲み物と軽食を頼んでいるので、今のうちに話を聞く。
「頭は平気? 痛くない?」
「は、はいっ、身体だけは丈夫なので!」
「それなら良かったよ。嫁入り前の娘さんを怪我させるわけにはいかないし」
「よ、嫁入り……親交を深めるために人族でも良いのかな?」
うん? 何やらもじもじしてる……トイレかな?
「メルル、トイ」
「違いますよ、ご主人様」
「……そうなの?」
「ええ、そうです。流石にお止めしました」
「そ、そうか……」
「ふぇ? どうしたんですか?」
「い、いや、なんでもない」
すると、扉がノックされ……お盆を持ったセバスが入ってくる。
「セバス、ありがとう。マリアは?」
「お二人が出て行ってすぐに、お眠りになりました。今日はずっと起きて遊んでいましたから」
「そっか……無理させたかな?」
「いえいえ、とても楽しそうでしたよ」
「えっと?」
「あっ、ごめんごめん。とりあえず、食べようか」
セバスがお皿をメルルの前に置く。
「ほほっ、それでは召し上がってください。時間がなかったので、ただのサンドイッチですが」
「い、良いんですか? その、お金とか……」
「お客様からお金をとっては、私が旦那様に叱られてしまいます」
「まあ、気にしないで良いよ。さあ、食べて食べて」
「……いただきます……美味しい……はぐはぐ」
そしてあっという間に食べきってしまう。
やはり、お腹が空いていたのだろう。
「ほら、紅茶もあるから」
「あ、ありがとうございます……うぅー」
すると、彼女の目から涙が出てくる。
「ちょっ!? ど、どうしたの?」
「ご、ごめんなさい……学校はセレナさんやトール君、アレク君がいるから楽しいんです……ただ、寮生活がつらくて」
「虐められてもした? だとしたら、国際問題だけど」
「い、いえ! そういうわけではなくて……ただ奇異な目で見られたり、遠巻きにされたり……寮では誰とも話さず独りぼっちで。その学校との温度差っていうか……あっ! 別に皆さんのことを」
「大丈夫、わかってるから。騒がしいところから、物凄い静かになっちゃうから寂しいんだよね?」
「……はぃ」
……無理もないよなぁ。
一人で知らない国にやってきて、違う種族と一緒に暮らして。
なのに、そんな状態になって……ホームシックになっちゃうよ。
その後、落ち着くまで待っていると……扉が勢いよく開かれる!
「まあ! お兄様が女性を連れ込んでますわ!」
「妹よ! 言い方っ!」
「しかも、泣いてますの! ……あら、お耳がついてますわ」
「え、えっと、あの……」
「はぁ……マリア、嬉しいのはわかるがまずは座りなさい。ちゃんと、自己紹介するから」
「はーい」
そう言い、子供らしく口を尖らせた。
うちに客人が来ることなど滅多にないから、テンションが上がっているらしい。
……色々と、うちは特殊だからなぁ。
「メルル、ごめんね。うちの妹のマリアだ」
「メルルさんですね、マリアと申します」
「は、はじめまして、マリアさん」
「それで、どうなさったのですか?」
「あぁー」
「アレク君、大丈夫です。私が話しますから……」
そうして、メルルが今日までの出来事を話す。
わけもわからないまま、突然知らない場所きたこと。
緊張していたら俺やセレナが助けてくれたこと。
ただ、寮生活が寂しいということを。
「……わかりますの!」
「……へっ?」
「お兄様! お出かけをしますわ!」
「お、おい? 妹よ?」
すると、セバスが耳打ちしてくる。
「アレク様、ここはお嬢様に任せてみては?」
「ええ、私もそれがいいかと」
「……わかった」
その言葉に従い、俺達は出かける準備をするのだった。
638
お気に入りに追加
1,651
あなたにおすすめの小説

悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。

子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる