もう一度やりなおせるのなら

かみい

文字の大きさ
上 下
3 / 5

もう一度やりなおせるのなら、わたくしは・・・3

しおりを挟む









・・・パタンッ







壁に出来た白い扉は、ローレンスたちすべてが通り過ぎた後、静かに閉まった。

微かに扉らしく小さく音がしたが、視線を向ければそこにはもう扉はなくただの壁となっていた。




「はぁ・・・・・・」




やっと、やっとここから彼らを出すことができた。

全ての人を出してホッとすると、力が抜け背もたれに全体重を預けて息を吐く。

とはいえ、まだ第一段階が終わったところだ。

国を立て直すために自分にできるのは、序章を完璧にすること。新しい王の誕生は、輝かしいものでなければならない。

そのためには・・・

あと少し、あと少し、心にある痛みは今に始まった事ではない。

『争うのは嫌です』

その言葉は本音。

本当に争うことは、・・・疲れた。

幼い頃から分かり合えない皇太后、王位を狙い神を冒涜し続ける王兄コンラッド、聖王ローレンスに侍る令嬢たちの寵愛自慢、そして、如何なる言葉を尽くしても届かない最愛の夫・・・

彼らから向けられる悪意に傷つき、傷は癒されることなく長年血を流し続けていた。

これ以上、血を流したくはない。




────我が愛しい子よ。願いは変わらぬか?




遠くからとも近くからとも分からない、姿が見えないいつも優しい神の声。




「変わりはございません。」




いつもなら声を出している答えることはないが、もうここには誰もいない。

だから、声をだしてはっきりとこたえる。




もうこのままではこの国は、滅びるだろう。

異国の文化を否定はしないが、この国が長らく守り続けた根幹たる軸が崩れ去ろうとしている。

このままでは神からの守護を、この国は近いうちになくすだろう。

皇太后に付いた多くの貴族たちは、皇太后が持ち込んだ異国の神を崇め出した。皇太后の手には、嫁入りで持ち込んだ神像があった。

それは、この周辺国では見ない神。

我が国の神は、この国の建国を導いた父神と母神の二人。

神の声は、男性と女性の声が混ぜられたものだった。

神の世界には、人と同じく数多の神が存在すると、神はいつも言っていた。だけど、王が建国の神を変えようとするのはこの国を守るものを捨てると同意儀。だからアンドレアがこの世界に印を持って生まれた。

皇太后の持ち込んだ神像は、神とは違うものだと聞かされた。それを早いうちに前王に伝えたが改善はなく、皇太后の神像を神と崇めるコンラッドど皇太后は、王にしようとした。

わたくしの使命は、聖王妃として一緒に父神母神に感謝をして国家繁栄五穀豊穣に導く王を指名すること。

わたくしが次の正しい王を選ぶために・・・・・・なのに、わたくしは、神の啓示を正しく伝えきれなかったようだ。




幼い7歳の時の、まだ10歳だったローレンスに一目惚れをした瞬間に光がさしたのは事実。

しかし、神の意向は同じ方向を見据えた王と王妃でこの国を治めること。それをアンドレアはできなかった・・・こちらを見向きもされず、愛されることがなったと言うだけ。

神に愛されていると言われても、本当に愛した人に愛されないかった、それが原因。愛されなくとも、同じように国を思っていたはずなのに・・・

アンドレアは全ての原因は、愛してくれなかったローレンスでもなく、政務に夢中で二人の仲を取り持ってくれなかった先代王でも、ましてや異国の文化でこの国の古くからある信仰や法を無理矢理塗りかえようとした王太后やローレンスの兄でクーデターの旗頭の第一王子であったコンラッドでもないと、唯々己の努力不足、先読みが甘かった所為だと思っている。

その責任を取るのは、当たり前。

生まれた時からこの国の王妃となり、国の平安と民の一人の取りこぼしもなく幸せにすると使命感を持っていた。

その使命感だけで、報われない恋心を殺して王妃としての責務を全うしてきた。




黄金でできた荘厳で豪華な王座。

それは、決して座り心地がいいものとは言えない。

材質、生地、クッションは最高級のものを使用しているが、それでもずっと座っていたいと思えない。

この椅子に座ることで、その体にかかる見えない重圧は想像を絶する。

高い位置に置かれた王座。見下ろす先はこの部屋だけでない、バルコニーから見える城下町、王都さらに先の・・・、そこには数多の生活する人々がいる。

それら全てを背負う覚悟かないとこの椅子には座れない。




だが、この椅子に座ったアンドレアの気持ちは、その重責などよりも今はこの椅子に座った時に感じた温もりを逃さぬように記憶に留めようとする。




ローレンスを引き摺り下ろし、王座に座った瞬間感じた温もりは、その前に座っていた者の痕跡。

背もたれに座に、微かに残った温かさ。

終ぞその温もりを直に感じることなく、この王座を介して、擬似的に感じることしかできなかった。




瞼を閉じて背から感じる温もりを思う。

どんなに冷たくされても、彼への愛が薄れることはなかった。

だが、それを声にすることはなかった。




どうせ愛されないのなら、好きに生きればよかった・・・




幼い頃は、3日と開けずに王宮であって仲良く笑いあっていた。それがいつの頃からか、ローレンスの瞳から温かみが消え、冷たく見下ろされることが多くなった。そして、憎々しげに睨み付けられたあの時・・・

悲しみ、すがりていていたら、変わっていただろうか?




悲しくて悔しくて、怒りも沸き上がったあの時、彼の願いを叶えれば良かったのだろうか?




『俺は、王になるより好きな者と生きたい!』




彼が思春期になり、女の体を知ると恋人を作った。

前王は、それを知り呼び出し厳しく叱責した。アンドレアもその場に呼ばれ、前王の考えではすぐ様後悔しローレンスは謝るだろうと思っていた。

しかし、ローレンスの意思は固く。王の叱咤に反発した。

その時の恋人を遠ざけても次の恋人を作るという、悪循環で前王は頭を抱え王でありながらアンドレアに何度も頭を下げた。

その時のアンドレアは、最初から一貫して、

『貴方は、わたくしと共に国を治める王になるように決められた人です。神の導きに逆らうことはこの国の破滅を意味します。』

そう言って、顔色一つ変えずにいた。

しかし、その心情は大きく荒れていた。




何故、愛してくれない。

何故、他の女性に愛を囁く。

何故、わたくしを拒絶するのか!




思いのまま叫べば、楽だったろうか?

それとも、今よりも虚しさが増しただろうか?




それも、もういい・・・




長年我慢してきた。

顔には一切出してはいなかったが、アンドレアの胸中は、業火のごとく嫉妬の炎を宿していた。ただ、それを澄ました笑みで隠していただけ。

我慢して我慢して我慢して・・・、今回の結果に至った。




もうすべてを終わらせよう。




次の王の手筈は整えている。

残される者たちの安全も確保した。

そっと、瞼を開きしっかり前を見据えた。




あとは・・・・・・




「この城をわたくしの霊廟に・・・、聖女王に相応しい霊廟にしてください。」




─────・・・よかろう

いつもの神の声。悲しげに聞こえたのは、気のせいか?

だがそんなことを考える間なく開いた視界の中、正確には窓の外が季節外れの吹雪が起こり、一面を真っ白にした。




すべてを埋め尽くす白。

何もかもが、真っ白に無かったことになればいいのに・・・




『ぼくがおおきくなったら、きみとけっこんする?』




まだ声変わり前の懐かしい声が蘇る。




『わたくしとずーっといっしょにいてね。』




『ぼくのおねえさまになるんだよね?かぞくになるんだよね?もうさみしくないね。うれしいなぁ』




『わたくしもうれしいわ』




『あははっ、ぼくもうれしいよ』




幼い声で大きく口を開けて、声をたてて笑う。

屈託なく笑いあっていた頃。

お互いが愛だ恋だと理解するよりも、いや、アンドレアは一目で恋に落ちたがそれが幼さゆえ本物だったかどうか今となってはわからない。

恋慕っていた思いも、振り向いてもらえないことへの執着だったかもしれない。

ただ、あのころは手をつないで隣でいるだけで幸せだった。そのぬくもりは本物であったといえる。




・・・・・・出来ることなら




窓の吹雪は、室内を荒らすことなくアンドレアに静かに近づいてくる。

吹雪のはずなのに、寒さは感じない。

不思議と温かく、優しい陽だまりの中にいるような多幸感に包まれる。




今度は恋する人と、思い思われたい・・・・・・




包まれるようなぬくもり。

アンドレアの周りを吹雪が包む。視界は真っ白で何も見えないが恐怖はない。寧ろ、上質な寝具に包まれた安心感がある。

それもそうだ、この吹雪はアンドレアを愛する神が起こしたものだから。

アンドレアの願いを叶えるべく、起こした吹雪。




《神の奇跡の力を見せつけ、わたくしに安らかな眠りを与えてください》




聖王妃として不甲斐ない結果になった責任を自らの死をもって償いたい。

けど、神を信じぬたちの手にかかるのは許しがたい。

残されたものが、神の偉大さに尊敬と畏怖を感じこの国の根幹を取り戻す、その人柱となるなら喜んで死を受け入れます。




そうアンドレアは言い、短い時間ですべての準備を整えた。

今が、その最終段階。




真っ白に包まれたアンドレア。




吹雪はアンドレアを繭のように柔らかく包み、優しい眠りへと誘う。

手足の感覚が鈍くなる。

争い難いまどろみが、アンドレアの瞼を閉じさせる。

瞼を閉じて視界が遮られ、音も何も聞こえなくなった。




そして、アンドレアは微笑みを浮かべて眠るように・・・・・・




─────わたくしは、貴方のことが今でも好きでした







閉じた瞼の裏に映るのは、長年愛した人から向けられたことのない優しい微笑み。







─────もう一度やりなおせるのなら、わたくしは・・・

















~◇~








アンドレア

聖王妃(結婚するまでは聖王女と呼ばれる)生まれつき鎖骨の下に王冠の花模様の痣がある。

数百年ぶりに生まれた聖王妃。

聖王妃が選ぶ伴侶が国王となると言われている。

聖王妃を虐げたりすると災いがあると言われもする。

生まれた時から王妃になる使命を持って生きている、責任感の強い少女。

両親は辺境の領地をもたない男爵。王都にいる高位貴族の飛び地領の管理をしている。穏やかな性格の善人。生まれてすぐに引き離され、数年に一度しか会うことが叶わないが、生まれながらに決められた人生を歩む娘をいつも案じている。

ローレンスと一目合った瞬間、天から七色の光が降り注いだことで時期国王にローレンスがきまる。







※神の花

城の奥、王族用の礼拝堂の中の池に咲く唯一の花。

花弁は白く幾重にも重なっている。

何百年も蕾のまま、水面にあったがアンドレアが生まれた時に蕾が開き咲き、死ぬ日まで枯れることなく咲き続ける。

参考:蓮の花















しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【本編完結】記憶をなくしたあなたへ

ブラウン
恋愛
記憶をなくしたあなたへ。 私は誓約書通り、あなたとは会うことはありません。 あなたも誓約書通り私たちを探さないでください。 私には愛し合った記憶があるが、あなたにはないという事実。 もう一度信じることができるのか、愛せるのか。 2人の愛を紡いでいく。 本編は6話完結です。 それ以降は番外編で、カイルやその他の子供たちの状況などを投稿していきます

いつか彼女を手に入れる日まで

月山 歩
恋愛
伯爵令嬢の私は、婚約者の邸に馬車で向かっている途中で、馬車が転倒する事故に遭い、治療院に運ばれる。医師に良くなったとしても、足を引きずるようになると言われてしまい、傷物になったからと、格下の私は一方的に婚約破棄される。私はこの先誰かと結婚できるのだろうか?

とまどいの花嫁は、夫から逃げられない

椎名さえら
恋愛
エラは、親が決めた婚約者からずっと冷淡に扱われ 初夜、夫は愛人の家へと行った。 戦争が起こり、夫は戦地へと赴いた。 「無事に戻ってきたら、お前とは離婚する」 と言い置いて。 やっと戦争が終わった後、エラのもとへ戻ってきた夫に 彼女は強い違和感を感じる。 夫はすっかり改心し、エラとは離婚しないと言い張り 突然彼女を溺愛し始めたからだ ______________________ ✴︎舞台のイメージはイギリス近代(ゆるゆる設定) ✴︎誤字脱字は優しくスルーしていただけると幸いです ✴︎なろうさんにも投稿しています 私の勝手なBGMは、懐かしすぎるけど鬼束ちひろ『月光』←名曲すぎ

邪魔しないので、ほっておいてください。

りまり
恋愛
お父さまが再婚しました。 お母さまが亡くなり早5年です。そろそろかと思っておりましたがとうとう良い人をゲットしてきました。 義母となられる方はそれはそれは美しい人で、その方にもお子様がいるのですがとても愛らしい方で、お父様がメロメロなんです。 実の娘よりもかわいがっているぐらいです。 幾分寂しさを感じましたが、お父様の幸せをと思いがまんしていました。 でも私は義妹に階段から落とされてしまったのです。 階段から落ちたことで私は前世の記憶を取り戻し、この世界がゲームの世界で私が悪役令嬢として義妹をいじめる役なのだと知りました。 悪役令嬢なんて勘弁です。そんなにやりたいなら勝手にやってください。 それなのに私を巻き込まないで~~!!!!!!

ヤリ捨てされた黒騎士は、バツイチ令嬢を捕獲できるのか!?

当麻月菜
恋愛
政略結婚したリュリーティス・ヴァウェは、初夜で夫の有り得ない姿を目撃してしまい、たった一日で結婚生活に幕を閉じた。 それから半年、引きこもり生活を送っていたリュリーティスに、再婚話が持ち上がる。 相手は孫が8人もいる、70過ぎのおじいちゃん。流石にそれは酷すぎる!! どうしても再婚を避けたいリュリーティスは黒づくめの騎士と一夜限りの関係を結び、翌朝、王都から逃亡する。 その一年後、ヤリ捨した黒騎士が辺境の村に住むリュリーティスを追って来てしまい── ※要はタイトル通りのお話です。 ※表紙は商用利用可のAIイラストメーカーで作成 ※外のサイトにも投稿しています。

【掌編集】今までお世話になりました旦那様もお元気で〜妻の残していった離婚受理証明書を握りしめイケメン公爵は涙と鼻水を垂らす

まほりろ
恋愛
新婚初夜に「君を愛してないし、これからも愛するつもりはない」と言ってしまった公爵。  彼は今まで、天才、美男子、完璧な貴公子、ポーカーフェイスが似合う氷の公爵などと言われもてはやされてきた。  しかし新婚初夜に暴言を吐いた女性が、初恋の人で、命の恩人で、伝説の聖女で、妖精の愛し子であったことを知り意気消沈している。  彼の手には元妻が置いていった「離婚受理証明書」が握られていた……。  他掌編七作品収録。 ※無断転載を禁止します。 ※朗読動画の無断配信も禁止します 「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」  某小説サイトに投稿した掌編八作品をこちらに転載しました。 【収録作品】 ①「今までお世話になりました旦那様もお元気で〜ポーカーフェイスの似合う天才貴公子と称された公爵は、妻の残していった離婚受理証明書を握りしめ涙と鼻水を垂らす」 ②「何をされてもやり返せない臆病な公爵令嬢は、王太子に竜の生贄にされ壊れる。能ある鷹と天才美少女は爪を隠す」 ③「運命的な出会いからの即日プロポーズ。婚約破棄された天才錬金術師は新しい恋に生きる!」 ④「4月1日10時30分喫茶店ルナ、婚約者は遅れてやってきた〜新聞は星座占いを見る為だけにある訳ではない」 ⑤「『お姉様はズルい!』が口癖の双子の弟が現世の婚約者! 前世では弟を立てる事を親に強要され馬鹿の振りをしていましたが、現世では奴とは他人なので天才として実力を充分に発揮したいと思います!」 ⑥「婚約破棄をしたいと彼は言った。契約書とおふだにご用心」 ⑦「伯爵家に半世紀仕えた老メイドは伯爵親子の罠にハマり無一文で追放される。老メイドを助けたのはポーカーフェイスの美女でした」 ⑧「お客様の中に褒め褒めの感想を書ける方はいらっしゃいませんか? 天才美文感想書きVS普通の少女がえんぴつで書いた感想!」

【完結】皇太子の愛人が懐妊した事を、お妃様は結婚式の一週間後に知りました。皇太子様はお妃様を愛するつもりは無いようです。

五月ふう
恋愛
 リックストン国皇太子ポール・リックストンの部屋。 「マティア。僕は一生、君を愛するつもりはない。」  今日は結婚式前夜。婚約者のポールの声が部屋に響き渡る。 「そう……。」  マティアは小さく笑みを浮かべ、ゆっくりとソファーに身を預けた。    明日、ポールの花嫁になるはずの彼女の名前はマティア・ドントール。ドントール国第一王女。21歳。  リッカルド国とドントール国の和平のために、マティアはこの国に嫁いできた。ポールとの結婚は政略的なもの。彼らの意志は一切介入していない。 「どんなことがあっても、僕は君を王妃とは認めない。」  ポールはマティアを憎しみを込めた目でマティアを見つめる。美しい黒髪に青い瞳。ドントール国の宝石と評されるマティア。 「私が……ずっと貴方を好きだったと知っても、妻として認めてくれないの……?」 「ちっ……」  ポールは顔をしかめて舌打ちをした。   「……だからどうした。幼いころのくだらない感情に……今更意味はない。」  ポールは険しい顔でマティアを睨みつける。銀色の髪に赤い瞳のポール。マティアにとってポールは大切な初恋の相手。 だが、ポールにはマティアを愛することはできない理由があった。 二人の結婚式が行われた一週間後、マティアは衝撃の事実を知ることになる。 「サラが懐妊したですって‥‥‥!?」

断る――――前にもそう言ったはずだ

鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。 (わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)  そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。  ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。  そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?

処理中です...