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第二章 異世界を生き抜くアウトプット
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テントから出てどのくらい歩いただろうか、今まで入ったことのないほど森の奥に入り込み時々差し込む太陽も薄暗い…
怖いんですけど。
「<もっひー>、ねぇ?まだかな?まだ歩くのかな?」
『・・・・・』
無視?ちょっと、大丈夫だよね、さっきリュック返してくれるって言ったよね?大丈夫なんだよね!?
無言でザクザク森を歩き、罠か!?と思い始めたころ急に辺りが涼しくなったのに気づいた。
「あれ?じめ~と暑かったのになんだか急に涼しく爽やか?」
先ほどまで、風もない熱気のこもったモヤモヤした嫌な暑さを森の中で感じていたが、急になにコレ??と不思議に思いながら、<もっひー>に着いていくと少し拓けた場所に出るようだった。
ついにゴール??涼しいから湖とかあったりして!と思いながら木々の間を潜り抜けて見えたのは…岩の塊が山のようになった場所だった。
「なんじゃこれ?」
あの、爽やかな感じからでてきた岩の塊になんだかちょっとガッカリしていると、先に歩いたもっひーが岩と岩の間にある小さい隙間の前で止まっているのが見えた。
「<もっひー>?ここにリュックがあるの?」
近づいていくと、岩の影にリュックを発見した!
「あったー!!」
急いで近づき、中身を確認すると…不思議と何もいじられたりしていないようだった
「あ…れれ?」
食べた形跡も無いけど、食べないなら<もっひー>はなんでリュック持って行ったの??食料狙いじゃなかったの?
不思議に思いながら、<もっひー>の元にいくと岩の隙間を静かにじっと見つめている…
「<もっひー>?どうしたのこの隙間になんかあるの?」
『……くん…』
「ん?なんか聞こえた?」
なにか聞こえた気がして、辺りをキョロキョロと見まわす。
『た…くん……ろ』
「え?」
今まで静かにしていた、<もっひー>が急に立ち上がった!え?サルって直立するの!?と驚いていると
『モッヒーッ!!!』
今まで聞いた中では一番なんじゃないか?ってくらい大きな声で<もっひー>が叫び、岩に向かって飛び蹴りをした!
「・・・・!?」
飛び蹴り!?なぜ!
<もっひー>が飛び蹴りをした岩の重なりは少し崩れて隙間が広くなった。まぁわずかにだったけど…
『助けてくんろ~』
隙間から、謎の声が聞こえてくる。
「は?え?たすけ?なに!?」
急に聞こえてきた、謎の助けを呼ぶ声にも驚き<もっひー>の飛び蹴りにも驚き、気が動転して言葉がうまくでてこない。
『誰かいるんじゃろ~?ここから助けてくんろ~』
・・・・・この岩の下になにか?誰か?埋まってんの?嘘でしょ!?
「ちょ?ちょっと!誰かいますか?大丈夫ですか!?」
どもりながら、隙間に話しかける。
『お~おるよ~、助けてくんろ~、大丈夫じゃ~怪我などはなく元気いっぱいじゃ~』
元気なんだ…、それは良かった。
いやいや!そうじゃない!!なんで岩の隙間から声してくるんだし!生き埋めですか??は?!
「えー、どうしましたか?あなた誰ですか?人間??」
パニックです、私のことも誰か助けて!でもでも、もしかして初めてこの世界で私以外の人間かもしれない!希望と緊張を胸に隙間に向かって話しかける
『ワシは、<もももももっひー>神島支部代表の長老<もももももっひー>である』
・・・・・は?神島支部?長老?なにソレ?理解が追い付かず頭がぐるぐるしている間にも長老は話し続ける
『どこの誰とわからんがここから出るのを手伝ってもらえんかの~?数年前に起きた大きな嵐で岩山が崩れてきて、うっかり出られんようになってしもうたのじゃ~』
「数年前…...?」
『うむ、数年前じゃ別に数えとらんので正解にはわからんが』
うっかり、数年間岩山に閉じ込められるってなんなんだろう…どうしたらいいかわからず岩山の前で固まっていると足に暖かい何かが触れてきた。
『モッヒー……』
私の足元に<もっひー>がいた、<もっひー>は私を見つめながら、小さい手で私の足にぎゅっとしがみついていた…
「<もっひー>、もしかして長老を助けてって言いたいの?」
<もっひー>は、こくん。とうなづいた。
この時私はリュックは私をここに連れてくるために持って行ったんだと気づいた。
『ワシから説明しよう!!』
急に大きな声が聞こえて、岩山に目をやる。
一一一一一一一一
『ワシら、<もももももっひー>の一族は、昔々大陸のアチラコチラに住んでいた、戦う力を持たないワシらであるが、人間の集落で手伝いをしたり、様々な生き物の幼体の世話をしたりしながら協力して仲良く暮らしていた。しかし…ある時より突然ワシらは追われるようになった。
ワシらの持つ神気を浄化する力はワシらの体内にある《浄化石》と呼ばれる魔石が作用しているものなのだが、この《浄化石》があれば神気が強い場所でも生きていける。と言った説が広まったのが始まりじゃった…、
その頃の大陸は神気の強い場所が多く、生き物が住める場所が少なかった、神気はある程度であれば良い作用をもたらすが、強すぎれば毒、綺麗すぎる所では生き物は生きていく事ができんのじゃ。
住める所が限られれば、食料の確保も困難であり…食料を探し強い神気の場所も開拓し体を弱らせ、亡くなっていくものが多かった時代に《浄化石》の説は生き残る希望とも言えた。
ワシらの体ひとつを浄化するだけの小さな石が、ワシらの倍以上もある、人の体を浄化する事はできん、個体差があり複数を重ねると反作用を起こしてしまう事もある《浄化石》を人が使用することもできんとわかるまでには長い時間がかかった…
多くの仲間が捕まり、ワシらは個体数を減らしていった…このままでは滅びてしまう。最後の力をふり絞り世話をしていた生き物達の力を借りて、この神島にたどり着いたときワシらは最後の2匹だったが、やっと安住の地を手に入れる事ができたのじゃ』
・・・重い、<もももももっひー>の歴史が重いよ。つまり嘘の情報に惑わされて、<もっひー>達を乱獲して絶滅に追い込んじゃったんでしょ、人間も生きる為に必死だったのかもしれないけど…悲しすぎるよ
『安住の地を得たワシらは、この地で静かに暮らしていくため森の奥地に住みかを作り過ごしておった…だか、この地は時に激しい天候に見舞われる時があり、運悪く<生命の岩>が崩れワシは挟まってしもたのじゃ…』
「<生命の岩>?ってなに?」
『<生命の岩>はその名の通り生命が入っている岩じゃ!ワシらは岩の世話をし生命を宿らせ、岩から仔が産まれるのじゃ』
・・・・・岩から産まれるサル的なもの?なんか聞いたことあるような…
『長老には<生命の岩>の最後の解放の力を促す、特別な役割があっての、ワシは数年間の月夜の美しい夜に新たな仲間の誕生に向けて力を込めていたのだが…あともう一歩!というところで月は雲に隠れ、とてつもない嵐がきたのじゃ…そして<生命の岩>は崩れ、この有り様じゃよ…』
ぎゅっ!また足を強く捕まれ、目を向けると…<もっひー>がグリーンの大きな目で私をじっと見ていた。
そっか…岩の世話をして命を宿すって、つまりはこの岩は<もっひー>の仔ども達って事なんだね…よく見ると、<もっひー>の小さい手は傷だらけだった。長老や仔ども達を助けようとしたのかもしれない….。
ひとりで頑張ったんだね、<もっひー>…。
ここで、断るほど私は冷たくないよ!岩どかしてやろうじゃない!
「わかった…!どうしたら助けられるのかな?さすがに岩は持ち上げられないんだけど」
『うむ!!手伝ってくれるか、ありがたい!重たい物を動かすのに、うってつけなものがこの先の洞窟にあるのじゃ、とってきとくれ!』
「洞窟?<もっひー>が取りに行けないって事は強い敵がいるとか?ちょっと不安なんだけど…」
『おらん!敵なんて、な~んもおらん!水没しとるだけじゃ』
え…?…………え!?
「水没!?」
『それでは、よろしく頼むぞ!場所はそこにおる、<もももももっひーが知っとるからの~』
えー、水没…す、水没か~
いや、そうは言っても、そこまでじゃないのかも!もっひーは大きくないし、小さい水溜まりも水没感あるんでしょ!
なんだ、そっか~なら楽ショー!サクサク取って戻って来ちゃうから!
ハッハッハ。
一一一一一一一
そういえば、取りに行くのか聞き忘れた。って気づいたのは洞窟に向けて歩きだしてしばらくしてからだった。
まっ、どーにかなるか~。
怖いんですけど。
「<もっひー>、ねぇ?まだかな?まだ歩くのかな?」
『・・・・・』
無視?ちょっと、大丈夫だよね、さっきリュック返してくれるって言ったよね?大丈夫なんだよね!?
無言でザクザク森を歩き、罠か!?と思い始めたころ急に辺りが涼しくなったのに気づいた。
「あれ?じめ~と暑かったのになんだか急に涼しく爽やか?」
先ほどまで、風もない熱気のこもったモヤモヤした嫌な暑さを森の中で感じていたが、急になにコレ??と不思議に思いながら、<もっひー>に着いていくと少し拓けた場所に出るようだった。
ついにゴール??涼しいから湖とかあったりして!と思いながら木々の間を潜り抜けて見えたのは…岩の塊が山のようになった場所だった。
「なんじゃこれ?」
あの、爽やかな感じからでてきた岩の塊になんだかちょっとガッカリしていると、先に歩いたもっひーが岩と岩の間にある小さい隙間の前で止まっているのが見えた。
「<もっひー>?ここにリュックがあるの?」
近づいていくと、岩の影にリュックを発見した!
「あったー!!」
急いで近づき、中身を確認すると…不思議と何もいじられたりしていないようだった
「あ…れれ?」
食べた形跡も無いけど、食べないなら<もっひー>はなんでリュック持って行ったの??食料狙いじゃなかったの?
不思議に思いながら、<もっひー>の元にいくと岩の隙間を静かにじっと見つめている…
「<もっひー>?どうしたのこの隙間になんかあるの?」
『……くん…』
「ん?なんか聞こえた?」
なにか聞こえた気がして、辺りをキョロキョロと見まわす。
『た…くん……ろ』
「え?」
今まで静かにしていた、<もっひー>が急に立ち上がった!え?サルって直立するの!?と驚いていると
『モッヒーッ!!!』
今まで聞いた中では一番なんじゃないか?ってくらい大きな声で<もっひー>が叫び、岩に向かって飛び蹴りをした!
「・・・・!?」
飛び蹴り!?なぜ!
<もっひー>が飛び蹴りをした岩の重なりは少し崩れて隙間が広くなった。まぁわずかにだったけど…
『助けてくんろ~』
隙間から、謎の声が聞こえてくる。
「は?え?たすけ?なに!?」
急に聞こえてきた、謎の助けを呼ぶ声にも驚き<もっひー>の飛び蹴りにも驚き、気が動転して言葉がうまくでてこない。
『誰かいるんじゃろ~?ここから助けてくんろ~』
・・・・・この岩の下になにか?誰か?埋まってんの?嘘でしょ!?
「ちょ?ちょっと!誰かいますか?大丈夫ですか!?」
どもりながら、隙間に話しかける。
『お~おるよ~、助けてくんろ~、大丈夫じゃ~怪我などはなく元気いっぱいじゃ~』
元気なんだ…、それは良かった。
いやいや!そうじゃない!!なんで岩の隙間から声してくるんだし!生き埋めですか??は?!
「えー、どうしましたか?あなた誰ですか?人間??」
パニックです、私のことも誰か助けて!でもでも、もしかして初めてこの世界で私以外の人間かもしれない!希望と緊張を胸に隙間に向かって話しかける
『ワシは、<もももももっひー>神島支部代表の長老<もももももっひー>である』
・・・・・は?神島支部?長老?なにソレ?理解が追い付かず頭がぐるぐるしている間にも長老は話し続ける
『どこの誰とわからんがここから出るのを手伝ってもらえんかの~?数年前に起きた大きな嵐で岩山が崩れてきて、うっかり出られんようになってしもうたのじゃ~』
「数年前…...?」
『うむ、数年前じゃ別に数えとらんので正解にはわからんが』
うっかり、数年間岩山に閉じ込められるってなんなんだろう…どうしたらいいかわからず岩山の前で固まっていると足に暖かい何かが触れてきた。
『モッヒー……』
私の足元に<もっひー>がいた、<もっひー>は私を見つめながら、小さい手で私の足にぎゅっとしがみついていた…
「<もっひー>、もしかして長老を助けてって言いたいの?」
<もっひー>は、こくん。とうなづいた。
この時私はリュックは私をここに連れてくるために持って行ったんだと気づいた。
『ワシから説明しよう!!』
急に大きな声が聞こえて、岩山に目をやる。
一一一一一一一一
『ワシら、<もももももっひー>の一族は、昔々大陸のアチラコチラに住んでいた、戦う力を持たないワシらであるが、人間の集落で手伝いをしたり、様々な生き物の幼体の世話をしたりしながら協力して仲良く暮らしていた。しかし…ある時より突然ワシらは追われるようになった。
ワシらの持つ神気を浄化する力はワシらの体内にある《浄化石》と呼ばれる魔石が作用しているものなのだが、この《浄化石》があれば神気が強い場所でも生きていける。と言った説が広まったのが始まりじゃった…、
その頃の大陸は神気の強い場所が多く、生き物が住める場所が少なかった、神気はある程度であれば良い作用をもたらすが、強すぎれば毒、綺麗すぎる所では生き物は生きていく事ができんのじゃ。
住める所が限られれば、食料の確保も困難であり…食料を探し強い神気の場所も開拓し体を弱らせ、亡くなっていくものが多かった時代に《浄化石》の説は生き残る希望とも言えた。
ワシらの体ひとつを浄化するだけの小さな石が、ワシらの倍以上もある、人の体を浄化する事はできん、個体差があり複数を重ねると反作用を起こしてしまう事もある《浄化石》を人が使用することもできんとわかるまでには長い時間がかかった…
多くの仲間が捕まり、ワシらは個体数を減らしていった…このままでは滅びてしまう。最後の力をふり絞り世話をしていた生き物達の力を借りて、この神島にたどり着いたときワシらは最後の2匹だったが、やっと安住の地を手に入れる事ができたのじゃ』
・・・重い、<もももももっひー>の歴史が重いよ。つまり嘘の情報に惑わされて、<もっひー>達を乱獲して絶滅に追い込んじゃったんでしょ、人間も生きる為に必死だったのかもしれないけど…悲しすぎるよ
『安住の地を得たワシらは、この地で静かに暮らしていくため森の奥地に住みかを作り過ごしておった…だか、この地は時に激しい天候に見舞われる時があり、運悪く<生命の岩>が崩れワシは挟まってしもたのじゃ…』
「<生命の岩>?ってなに?」
『<生命の岩>はその名の通り生命が入っている岩じゃ!ワシらは岩の世話をし生命を宿らせ、岩から仔が産まれるのじゃ』
・・・・・岩から産まれるサル的なもの?なんか聞いたことあるような…
『長老には<生命の岩>の最後の解放の力を促す、特別な役割があっての、ワシは数年間の月夜の美しい夜に新たな仲間の誕生に向けて力を込めていたのだが…あともう一歩!というところで月は雲に隠れ、とてつもない嵐がきたのじゃ…そして<生命の岩>は崩れ、この有り様じゃよ…』
ぎゅっ!また足を強く捕まれ、目を向けると…<もっひー>がグリーンの大きな目で私をじっと見ていた。
そっか…岩の世話をして命を宿すって、つまりはこの岩は<もっひー>の仔ども達って事なんだね…よく見ると、<もっひー>の小さい手は傷だらけだった。長老や仔ども達を助けようとしたのかもしれない….。
ひとりで頑張ったんだね、<もっひー>…。
ここで、断るほど私は冷たくないよ!岩どかしてやろうじゃない!
「わかった…!どうしたら助けられるのかな?さすがに岩は持ち上げられないんだけど」
『うむ!!手伝ってくれるか、ありがたい!重たい物を動かすのに、うってつけなものがこの先の洞窟にあるのじゃ、とってきとくれ!』
「洞窟?<もっひー>が取りに行けないって事は強い敵がいるとか?ちょっと不安なんだけど…」
『おらん!敵なんて、な~んもおらん!水没しとるだけじゃ』
え…?…………え!?
「水没!?」
『それでは、よろしく頼むぞ!場所はそこにおる、<もももももっひーが知っとるからの~』
えー、水没…す、水没か~
いや、そうは言っても、そこまでじゃないのかも!もっひーは大きくないし、小さい水溜まりも水没感あるんでしょ!
なんだ、そっか~なら楽ショー!サクサク取って戻って来ちゃうから!
ハッハッハ。
一一一一一一一
そういえば、取りに行くのか聞き忘れた。って気づいたのは洞窟に向けて歩きだしてしばらくしてからだった。
まっ、どーにかなるか~。
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