厨二病魔法学級~タンスの魔術師~

中学2年。

三学期の終わり。

最高学年への進級に期待や不安が入り交じる教室。

数人の生徒が教室に残るように各担任に言い渡された。

全クラスの居残り者がとある教室に集まると、2年過ごした学校で初めて見る教師が現れた。

そして、その教師は臆することもなく声高に僕らに告げるのだった。

「ーーこれより厨二病魔法学級を開講します」




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