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第2章 王都
第17話 現代流改革
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もう二度と会えないと思っていた幼馴染と再会できた喜びから二人してしばらく話していると先ほどの会話を聞いて、唖然としたまま固まっている陛下に声をかけた。陛下は「は!」としてこちらを見た。
「つまり二人はこの世界とは別の世界で生を終え何らかの理由でこの世界に転生してきたわけだな。アーリサ、それにマンシュよ。」
そういわれ頷いた。
「ええ、そうですお父様。私は転生する前は、幼馴染のみ、マンシュ様といつも一緒にいました。ですが私は不運な事故により、彼の目の前で命を落としました。そして、気がつくとこの世界に生まれ変わっていたというわけです。」
「確かにアーリサ姫とは前世でいつも一緒にいました。そして自分は彼女に恋心を抱いていました。ですがそのことを伝える前に亡くなってしまいました。結理、アーリサを目の前で何もできずに亡くしてしまったショックから数か月間無気力に過ごしました。ですがこのままではいけないと思い助けられる命を助けるために自衛隊に入りました。その任務の途中で民間人をかばいなくなりました。そして、気がつくと彼女と同じように転生してました。」
「二人の前世は分かった。ただ一つ聞きたいことがある。おぬしが入ったと言う自衛隊とはなんだのだ?」
陛下に聞かれたので、簡潔に説明した。
「つまりおぬしの言う自衛隊とは、自国を守るための軍事的組織でり、諸外国を攻撃できない防衛のためだけの軍なのだな。」
「はい、防衛のためだけとの軍事力ですがその世界では、十本の指に入るぐらいの強さを持っています。」
「そこまで、強大な軍事力を持っているのか。さぞかし人数も多いのだろう。」
「いえ、総兵力は予備役も含めて、二十五万です。」
そう答えると陛下は驚愕していた。
「た、たったの二十五万!、我がエンリル王国と変わらないではないか!」
「確かに人数は少ないです。ですが一人一人が精強で精鋭です。同盟国と演習する際には、あまりの錬度の高さに驚かれます。」
「まるで兵士の一人一人が近衛兵なみの強さを持っていると思って良いのだな?」
「それで間違いありません。一つ、訂正しておくと自衛隊は軍事的組織でありすが世界各地で災害が起こると一番初めに駆けつける救助部隊でもあります。そのため我が国を慕う国々も数多く存在しています。」
「自国の利益にならないことを率先して行動する。素晴らし国なのだな二人が生前住んでいた国は、して名前は何と言う?」
「日の上る国、゛日本”と言います。」
「日の上る国か、良き名だな。」
「ええ、自分もそう思います。」
しばらく三人で俺たち二人のこの世界に転生してくる前のことを話しながらお茶を楽しんだ。
「ところで国王陛下、少しお聞きしたいことがあるのですが?」
「どんなことを聞きたいのだ?」
「まず、一つはこの国の所要産業です。」
「ふむ、まず我が王国の主要産業は、農業だな、それと並んで多いのが林業と漁業だ。どれも年によってバラつきはあるがおおむね、この三つが主な産業だな。おっと、あと一つ思い出したぞ。山脈に行くと様々な鉱石が豊富に取れる。ただし、距離の問題で運ぶのに時間がかかってしまい加工などがあまり進んでいない。」
陛下の話を聞いて、主な産業は農業と漁業、そして距離の問題で鉱石の加工が上手くいっていないとのこと。
農業の方は小麦の栽培が主用で交易に用いられるのも小麦がほとんどだという。これは自国で使うだけではなく、他国との交易でも使われているため重要な交易品になるのだとか。そのため特に小麦の生産量が多いらしい。ただし、一様自国様に野菜の栽培は行われているらしい。
漁業は、海と河川でそれぞれ魚類と貝類、甲殻類などが獲られている。そのため他の国に比べ、魚の消費量が多く海軍も強力らしい。
鉱山では鉄鉱石や銅、金、銀などが取れる。さらにわずかだがミスリルや魔石なども採掘される。それらの希少鉱石を使用して加工された武器や防具は、近衛騎士団や軍属貴族の装備などの精鋭部隊に使用されている。
ここで問題なのが鉱石の加工が遅れているということだ。山脈に囲まれたこの国は鉱山などのが多く存在している。
しかし、加工が優先されているのがミスリルなどの希少鉱石のため、鍛冶屋に依頼して製作いるため手が回らないため加工が遅れている。それ以外にも鉱山にある鉱山都市ヘファトスにいる加工可能な鍛冶師が少なく、手が回らない。王都にいる鍛冶師に輸送しようにも距離が離れすぎていて時間が掛かる、距離として、馬車で二週間以上はかかるという。さらに通り道である森はモンスターのランクが高く、盗賊の根城にもなっているため護衛の数が少ないと積み荷を奪われてしまう。護衛の冒険者や傭兵を付ければ安全に運ぶことができるが費用が掛かるため、余裕のある商会や貴族が発注しない限り、王都に流れてくることは珍しいことだという。
一通り聞いて、実践できることは、小麦や野菜の生産量を増やすこと、もう一つは、山脈にある鉱山都市の人員不足と王都までの輸送ルートの確保だ。
その中で比較的簡単に出来るのが農業改革だ。この世界で一般的な農業方法を一変させる。その方法は、四部栽培、小麦を作り、クローバーを作り、大麦を作り、かぶを育てる。
そうすることで畑を休ませることなく長期的に栽培が出来る。今までのように畑を一つ、使えなくなることがないため生産量も自然に一つ分増やすことができる。ただし育てる前に腐葉土を撒き土に栄養を戻す必要があるがそれを覗けばほとんど労力も変わらない。そのことを陛下に伝え農村に実施するようにして貰った。あとは、鉱石が王都に入ってくれれば鉄製の農業機具を配布してもらうようにする。そうすれば今までより深く耕すことが可能になる。
この成果が確認できるまで一年かかるので、それ以外の政策も進めておくようにしようと考えた。
それは鉱山都市ヘファトスの鉱石の確保だ。鉄鉱石を多く王都の鍛冶屋に流れれば、それだけ物が安くなる。さらに国からの依頼となれば進んで受けてくれる工場が多くなる。そのためにも輸送ルートの確保は真っ先に動くべきだと考えている。そこで考えたのが新しい部隊を創設するとものだ。
これならば、費用が少しかかるが鉱石を加工し輸出した利益を考えれば安くなる。それを含めてまとめて話した。
「確かに使わない畑を使えるようになれば、畑一つ分、収穫量が増える。だが税が変えなければならない。それはどすするのだ?」
「もちろん。考えています。休ませたいた畑の税は今までの半分すればいいと考えています。」
「税が半分か、それなら農業を営む者にとってはありがたいことだな。」
「はい、税が減ったその分、自分達の食糧に回せるので余裕が生まれます。
それともう一つ、頼みたいかとがあります。」
「なんだ。お主の考えたことなら出来る限りのことをするが?」
「はい、農業政策が上手く要ったら自分の部隊を創りたいのです。」
「お主の部隊だと⁉そうなるとお主は軍に入るつもりか?」
「まさしく、その通りでございます。」
そのことを陛下に伝えると陛下は顎に手をあて考え始めた。数秒考えたあとこう発言した。
「理由を聞いてもいいだろうか?」
「はい、まずこと政策を考えたのが自分だと分かればその利益にあやかろうとしてくるやからが出てきます。」
「確かに出てくるだろう。お主の貴族階級では、拒否できぬような階級の貴族が動くことだろう。」
「はい、そこで今回陛下の命を救った褒美として、軍の指揮官の職を受け取ったことにすれば」
「なるほど。軍属の貴族以外手出しにくくになると言うことだな。」
「まさしくその通りです。」
「あい分かった。お主の政策が上手く行けばその通りに計らおう。」
「ありがとうございます。」
そう言って国王陛下と握手した。
「つまり二人はこの世界とは別の世界で生を終え何らかの理由でこの世界に転生してきたわけだな。アーリサ、それにマンシュよ。」
そういわれ頷いた。
「ええ、そうですお父様。私は転生する前は、幼馴染のみ、マンシュ様といつも一緒にいました。ですが私は不運な事故により、彼の目の前で命を落としました。そして、気がつくとこの世界に生まれ変わっていたというわけです。」
「確かにアーリサ姫とは前世でいつも一緒にいました。そして自分は彼女に恋心を抱いていました。ですがそのことを伝える前に亡くなってしまいました。結理、アーリサを目の前で何もできずに亡くしてしまったショックから数か月間無気力に過ごしました。ですがこのままではいけないと思い助けられる命を助けるために自衛隊に入りました。その任務の途中で民間人をかばいなくなりました。そして、気がつくと彼女と同じように転生してました。」
「二人の前世は分かった。ただ一つ聞きたいことがある。おぬしが入ったと言う自衛隊とはなんだのだ?」
陛下に聞かれたので、簡潔に説明した。
「つまりおぬしの言う自衛隊とは、自国を守るための軍事的組織でり、諸外国を攻撃できない防衛のためだけの軍なのだな。」
「はい、防衛のためだけとの軍事力ですがその世界では、十本の指に入るぐらいの強さを持っています。」
「そこまで、強大な軍事力を持っているのか。さぞかし人数も多いのだろう。」
「いえ、総兵力は予備役も含めて、二十五万です。」
そう答えると陛下は驚愕していた。
「た、たったの二十五万!、我がエンリル王国と変わらないではないか!」
「確かに人数は少ないです。ですが一人一人が精強で精鋭です。同盟国と演習する際には、あまりの錬度の高さに驚かれます。」
「まるで兵士の一人一人が近衛兵なみの強さを持っていると思って良いのだな?」
「それで間違いありません。一つ、訂正しておくと自衛隊は軍事的組織でありすが世界各地で災害が起こると一番初めに駆けつける救助部隊でもあります。そのため我が国を慕う国々も数多く存在しています。」
「自国の利益にならないことを率先して行動する。素晴らし国なのだな二人が生前住んでいた国は、して名前は何と言う?」
「日の上る国、゛日本”と言います。」
「日の上る国か、良き名だな。」
「ええ、自分もそう思います。」
しばらく三人で俺たち二人のこの世界に転生してくる前のことを話しながらお茶を楽しんだ。
「ところで国王陛下、少しお聞きしたいことがあるのですが?」
「どんなことを聞きたいのだ?」
「まず、一つはこの国の所要産業です。」
「ふむ、まず我が王国の主要産業は、農業だな、それと並んで多いのが林業と漁業だ。どれも年によってバラつきはあるがおおむね、この三つが主な産業だな。おっと、あと一つ思い出したぞ。山脈に行くと様々な鉱石が豊富に取れる。ただし、距離の問題で運ぶのに時間がかかってしまい加工などがあまり進んでいない。」
陛下の話を聞いて、主な産業は農業と漁業、そして距離の問題で鉱石の加工が上手くいっていないとのこと。
農業の方は小麦の栽培が主用で交易に用いられるのも小麦がほとんどだという。これは自国で使うだけではなく、他国との交易でも使われているため重要な交易品になるのだとか。そのため特に小麦の生産量が多いらしい。ただし、一様自国様に野菜の栽培は行われているらしい。
漁業は、海と河川でそれぞれ魚類と貝類、甲殻類などが獲られている。そのため他の国に比べ、魚の消費量が多く海軍も強力らしい。
鉱山では鉄鉱石や銅、金、銀などが取れる。さらにわずかだがミスリルや魔石なども採掘される。それらの希少鉱石を使用して加工された武器や防具は、近衛騎士団や軍属貴族の装備などの精鋭部隊に使用されている。
ここで問題なのが鉱石の加工が遅れているということだ。山脈に囲まれたこの国は鉱山などのが多く存在している。
しかし、加工が優先されているのがミスリルなどの希少鉱石のため、鍛冶屋に依頼して製作いるため手が回らないため加工が遅れている。それ以外にも鉱山にある鉱山都市ヘファトスにいる加工可能な鍛冶師が少なく、手が回らない。王都にいる鍛冶師に輸送しようにも距離が離れすぎていて時間が掛かる、距離として、馬車で二週間以上はかかるという。さらに通り道である森はモンスターのランクが高く、盗賊の根城にもなっているため護衛の数が少ないと積み荷を奪われてしまう。護衛の冒険者や傭兵を付ければ安全に運ぶことができるが費用が掛かるため、余裕のある商会や貴族が発注しない限り、王都に流れてくることは珍しいことだという。
一通り聞いて、実践できることは、小麦や野菜の生産量を増やすこと、もう一つは、山脈にある鉱山都市の人員不足と王都までの輸送ルートの確保だ。
その中で比較的簡単に出来るのが農業改革だ。この世界で一般的な農業方法を一変させる。その方法は、四部栽培、小麦を作り、クローバーを作り、大麦を作り、かぶを育てる。
そうすることで畑を休ませることなく長期的に栽培が出来る。今までのように畑を一つ、使えなくなることがないため生産量も自然に一つ分増やすことができる。ただし育てる前に腐葉土を撒き土に栄養を戻す必要があるがそれを覗けばほとんど労力も変わらない。そのことを陛下に伝え農村に実施するようにして貰った。あとは、鉱石が王都に入ってくれれば鉄製の農業機具を配布してもらうようにする。そうすれば今までより深く耕すことが可能になる。
この成果が確認できるまで一年かかるので、それ以外の政策も進めておくようにしようと考えた。
それは鉱山都市ヘファトスの鉱石の確保だ。鉄鉱石を多く王都の鍛冶屋に流れれば、それだけ物が安くなる。さらに国からの依頼となれば進んで受けてくれる工場が多くなる。そのためにも輸送ルートの確保は真っ先に動くべきだと考えている。そこで考えたのが新しい部隊を創設するとものだ。
これならば、費用が少しかかるが鉱石を加工し輸出した利益を考えれば安くなる。それを含めてまとめて話した。
「確かに使わない畑を使えるようになれば、畑一つ分、収穫量が増える。だが税が変えなければならない。それはどすするのだ?」
「もちろん。考えています。休ませたいた畑の税は今までの半分すればいいと考えています。」
「税が半分か、それなら農業を営む者にとってはありがたいことだな。」
「はい、税が減ったその分、自分達の食糧に回せるので余裕が生まれます。
それともう一つ、頼みたいかとがあります。」
「なんだ。お主の考えたことなら出来る限りのことをするが?」
「はい、農業政策が上手く要ったら自分の部隊を創りたいのです。」
「お主の部隊だと⁉そうなるとお主は軍に入るつもりか?」
「まさしく、その通りでございます。」
そのことを陛下に伝えると陛下は顎に手をあて考え始めた。数秒考えたあとこう発言した。
「理由を聞いてもいいだろうか?」
「はい、まずこと政策を考えたのが自分だと分かればその利益にあやかろうとしてくるやからが出てきます。」
「確かに出てくるだろう。お主の貴族階級では、拒否できぬような階級の貴族が動くことだろう。」
「はい、そこで今回陛下の命を救った褒美として、軍の指揮官の職を受け取ったことにすれば」
「なるほど。軍属の貴族以外手出しにくくになると言うことだな。」
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