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第4章 クリスティミア公国
第38話 災難のその後と同盟
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2人が説教を受けている間、気配を消して動かないようにしていた。下手に動かない方がいいと感じたからだ。
「あなた、これからは今回みたいなことが無いように頼みますよ。」
「分かった。次からは気を付ける。」
「ポファニカ、今回は罰として、1ヵ月間軍関連の事を禁止にする。少しは礼儀作法や戦術を学べ!」
「は、母上!私から武器を取ったら何が残るんですか!それだけは勘弁してください!」
ガンディアス陛下の方は反省しているようだが、ポファニカさんは、軍関連の事を禁止にされたことがショックだったらしく、土下座してそれだけは勘弁してもらおうとしていたが、無駄のようだ。
「さて、すいませんでした。家族が迷惑をおかけして。」
「すまない。夫と娘が迷惑を掛けた。」
「いえ、ケガなどはなかったので、お気になさらずに。」
「自己紹介がまだでしたね。第一王妃のルース・クリティスミアです。」
「第二王妃のアリーシャ・クリスティスミアだ。この国の軍務を預かっている。」
「エンリル王国近衛騎士団隷下部隊、隊長を任されています。マンシュ・ナガンです。失礼しました。」
謝罪しながら自己紹介をした。
「ふふふ。別に構いませんよ。」
「そうだ。そんなに固くなるな。もう少し楽に話してくれ、あまり固いのは好きじゃないんだ。」
「こんなところではなんですから、どうぞ中へ。」
そう言われたので、汚れを払い落として4人に続いた。
城の応接室に通され、部屋に入るとすでにリサ達は部屋にいた。
「マンシュ様お怪我はありませんでしたか?」
「大丈夫、見かけは派手にぶっ飛んだけど身体強化していたから無傷だよ。」
部屋に入り、俺の姿が見えたと同時に駆け寄ってきてケガが体を触ってきた。
「マンシュって、やっぱり化け物並に強いよね。父様と姉様の攻撃を受けて無傷なんて、驚いたわよ!」
「ボクもそれには同感だよ。見ていたけどほとんど動きが見えなかったもん。」
「父さんより少し遅かったからな、なんとか避けれたよ。」
ソファーに座り、話しているとガンディアス陛下と第一王妃のルースさんと第二王妃のアリーシャさんが入ってきた。
「先ほどは失礼した。まさか他国からの使者の護衛とは知らずに攻撃してしまって。」
「いえ、こちらもいきなり来たこちらにも非はあります。」
一通りのあいさつを済ませるとティアがガンディアス陛下の元へ近付いていった。
「父様、ご迷惑をお掛けしてすいませんでした。」
「気にしなくていい。お前が戻ってきただけで満足だ!」
そう言ってティアを抱き締めていた。
「ありがとう。一国の王ではなく、1人の父親としてお礼を言う。」
「いえ。ですが、私も陛下を守るためとはいえ、カラティア様に怪我をさせてしまいましたから。それに関しては、申し訳ありませんでした。」
「我が愛しき娘に怪我を?」
ガンディアス陛下からとんでもない殺気が放たれた。今までに感じたことに殺気に大量の冷や汗が出た。
視線を動かし、回りを見るとどうやら俺だけに殺気を飛ばしているようだ。
「あなた、マンシュくんに殺気を飛ばすのやめなさい!」
「痛って!」
ルース王妃がガンディアス陛下の脛を思い切り蹴飛ばした。
そのお陰で、殺気から解放された。
「まったく。詳しく話を聞かずに殺気を飛ばさない。」
「う~!?すまんかった。」
脛を押さえながら謝られた。
そのまま、ソファーに座り、ティアがエンリル王国にいた理由を話した。
その話を聞くとガンディアス陛下から怒気が発せられた。
「ちょっと、帝国に宣戦布告して殴り込んでくる。」
立ち上がり宣戦布告の書類を書くために動こうとしたガンディアス陛下の背中にアリーシャ王妃が蹴りを打ち込んだ。
「感情だけで動くな!馬鹿者が!」
「ゴッハ!」
そのまま部屋の壁までて吹き飛んでいった。
「帝国との戦力差を考えろ!連度と兵士の能力では勝っているかも知れないが、数では圧倒的にこちらが不利だ。」
「しかし、ティアを暗殺者にしてエンリル王国の国王を暗殺しようとしたのだぞ!」
「だからといって、我が国だけでどうにかできる訳がない!」
感情で宣戦布告しようとしたガンディアス陛下を軍務を預かるアリーシャ王妃が帝国との戦力差を説明していた。
「では、我が国と同盟すると言うのはどうでしょう?」
「「は?」」
ソファーに座っていたリサがそう言った。
「同盟?我が国とエンリル王国がか?」
「はい。エンリル王国は帝国と長きに渡り、争ってきました。ですが、領土に入られたことは1度もありません。」
「その話なら祖父から聞いたことがある。私の祖父は軍人でありながら船乗りだった。エンリル王国にはよく行っていたようだったから、王国と帝国との歴史は何回も聞かされた。
何でも帝国との国境が山脈で、唯一の通り道も狭い谷になっているため、攻めにくく、守りやすいらしいな。」
「はい。その山脈と谷があるお陰で、帝国の侵攻を阻止してきました。しかし、帝国は侵攻を諦めていません。現に暗殺者まで、送り込んでくるしまつです。」
「我が国も数度帝国戦っているが、ほとんど海戦で、こちらの勝利で終わっている。陸では戦った事がないが海戦で負けることはまずない。」
「ですから同盟を結んで欲しいのです。陸上戦力と海上戦力があれば、帝国領土に侵攻することが可能になります。特に海上戦力が敵の背後や側面から攻撃できるのではないでしょうか?」
「確かに魔族の身体能力と種族の特性があれば出来ないこともない。」
魔族は全体的に身体能力や魔力が高く、種族によっては翼が生えている種族がいるため、崖などがあったとしてもたいして意味がない。
ただし、人族よりも全体的に優れているが数が多い種族と言うわけではない。
「帝国と戦争になった際、帝国は一方だけでなく、側面や背面を警戒しなければならなくなります。なので、お互いにとってもいい同盟なのでは?」
しばらく悩んでいたガンディアス陛下だがすぐに決断できたようだ。
「少し待ってくれないか?我個人で決めれることではないので」
「構いません。ゆっくり待たせてもらいます。」
その日は、解散となり、城の客室に案内された。
その与えられた一室で、装備の点検をしていた。
「やっぱり、パワーが桁違いだな。純度のいい鉄鉱石で作ってもらった手甲が割れるなんて」
「マンシュは何で、あれを装備が壊れるぐらいですんでるのかが謎だよ。」
同じ部屋のフィルに言われた。
「あの時、避けられはしなかったから威力を殺すために、あえて同じ方法に跳ぶのは、できたから当たると同時に跳んだんよ。」
「あの人の動きが見えてたの?」
「いや、通常の状態じゃほとんど見えてなかっと思う。スキルがなかったら死んでたな。」
「スキルってどんなスキル?」
「鷹の目、遠くの物がはっきりと見えたり、世界が遅く見えるようになるスキルだ。」
「スキルもレアなの持ってるだね。」
スキルがなければ本当に死んでいたかもしれなかった。このスキルには感謝しなければ。
「そう言えば、フィルは剣以外の武器は得意なのか?」
ふと疑問になったので聞いてみた。
「サーベル以外は、ナイフが少しと弓が得意かな。村で猟師をしていた人に教わったら才能があるって言われたよ。」
「以外だな。あんな剣技があるのに。」
「なんなら今、その腕を見せてあげようようか?」
「そう言うなら見せてもらおう!」
部屋の外の兵士に訓練所の場所を聞いて、訓練所に向かった。
クリスティスミアの訓練所はエンリル王国のものと比べても広く作られていた。
とりあえず歩いて弓を射てる場所を探しているとアリーシャ王妃に出会った。
「マンシュとフィルと言ったか?どうしたこんな所に?」
「はい。フィルが弓の腕を見せてくれると言うので、来たのですが、場所が分からなかったので歩き回っていました。」
「それなら私が案内しよう。こっちだ。」
アリーシャ王妃に案内され、弓の練習場に向かった。
「ここが弓の練習場だ。弓と矢はそこにあるから自由に使うといい。」
「分かりました。ありがとうございます。」
「よーし!マンシュ、どちらがより当てれるか勝負しよう。」
「フィル、俺は銃使っていいか?最近まったく使ってないから練習したいんだ。」
「別にいいけど?それで負けても言い訳しないでね!」
フィルは弓を選びに行き、俺はポーチから三八式を取り出して、弾を込めた。
「マンシュ、それは何だ?見たことない武器だが?」
「説明するより見てもらった方が早いので、見ていてください。」
フィルが弓を持ってきたので、並んで的を狙った。
的までの距離はおよそ50メートル。
先にフィルが弓を引き絞り、矢を放った。矢は的の真ん中から少し上に刺さった。
「思ったよりも飛ぶな、もう少し調整しないと。」
「次は俺の番だな。」
三八式のスリリングを左手に絡めて、構えた。
安全装置を解除して、引き金を撃鉄が落ちるギリギリまで、引き絞り、照準が安定したと同時に発砲した。
パッン、軽い銃声が響き、的の中心に命中した。
「ど真ん中!」
「マンシュ!やっぱり銃はづるいよ!」
「今さら遅いって!フィルがいいっていったんだからな。」
「う~~!?」
「マンシュ?今のはいったい・・・・?」
アリーシャ王妃は何が起きたか理解できてないようで、唖然としながら聞いてきた。
どうゆう物かを説明しながらやって見せて、王妃が理解できるまで、説明を繰り返した。
「あなた、これからは今回みたいなことが無いように頼みますよ。」
「分かった。次からは気を付ける。」
「ポファニカ、今回は罰として、1ヵ月間軍関連の事を禁止にする。少しは礼儀作法や戦術を学べ!」
「は、母上!私から武器を取ったら何が残るんですか!それだけは勘弁してください!」
ガンディアス陛下の方は反省しているようだが、ポファニカさんは、軍関連の事を禁止にされたことがショックだったらしく、土下座してそれだけは勘弁してもらおうとしていたが、無駄のようだ。
「さて、すいませんでした。家族が迷惑をおかけして。」
「すまない。夫と娘が迷惑を掛けた。」
「いえ、ケガなどはなかったので、お気になさらずに。」
「自己紹介がまだでしたね。第一王妃のルース・クリティスミアです。」
「第二王妃のアリーシャ・クリスティスミアだ。この国の軍務を預かっている。」
「エンリル王国近衛騎士団隷下部隊、隊長を任されています。マンシュ・ナガンです。失礼しました。」
謝罪しながら自己紹介をした。
「ふふふ。別に構いませんよ。」
「そうだ。そんなに固くなるな。もう少し楽に話してくれ、あまり固いのは好きじゃないんだ。」
「こんなところではなんですから、どうぞ中へ。」
そう言われたので、汚れを払い落として4人に続いた。
城の応接室に通され、部屋に入るとすでにリサ達は部屋にいた。
「マンシュ様お怪我はありませんでしたか?」
「大丈夫、見かけは派手にぶっ飛んだけど身体強化していたから無傷だよ。」
部屋に入り、俺の姿が見えたと同時に駆け寄ってきてケガが体を触ってきた。
「マンシュって、やっぱり化け物並に強いよね。父様と姉様の攻撃を受けて無傷なんて、驚いたわよ!」
「ボクもそれには同感だよ。見ていたけどほとんど動きが見えなかったもん。」
「父さんより少し遅かったからな、なんとか避けれたよ。」
ソファーに座り、話しているとガンディアス陛下と第一王妃のルースさんと第二王妃のアリーシャさんが入ってきた。
「先ほどは失礼した。まさか他国からの使者の護衛とは知らずに攻撃してしまって。」
「いえ、こちらもいきなり来たこちらにも非はあります。」
一通りのあいさつを済ませるとティアがガンディアス陛下の元へ近付いていった。
「父様、ご迷惑をお掛けしてすいませんでした。」
「気にしなくていい。お前が戻ってきただけで満足だ!」
そう言ってティアを抱き締めていた。
「ありがとう。一国の王ではなく、1人の父親としてお礼を言う。」
「いえ。ですが、私も陛下を守るためとはいえ、カラティア様に怪我をさせてしまいましたから。それに関しては、申し訳ありませんでした。」
「我が愛しき娘に怪我を?」
ガンディアス陛下からとんでもない殺気が放たれた。今までに感じたことに殺気に大量の冷や汗が出た。
視線を動かし、回りを見るとどうやら俺だけに殺気を飛ばしているようだ。
「あなた、マンシュくんに殺気を飛ばすのやめなさい!」
「痛って!」
ルース王妃がガンディアス陛下の脛を思い切り蹴飛ばした。
そのお陰で、殺気から解放された。
「まったく。詳しく話を聞かずに殺気を飛ばさない。」
「う~!?すまんかった。」
脛を押さえながら謝られた。
そのまま、ソファーに座り、ティアがエンリル王国にいた理由を話した。
その話を聞くとガンディアス陛下から怒気が発せられた。
「ちょっと、帝国に宣戦布告して殴り込んでくる。」
立ち上がり宣戦布告の書類を書くために動こうとしたガンディアス陛下の背中にアリーシャ王妃が蹴りを打ち込んだ。
「感情だけで動くな!馬鹿者が!」
「ゴッハ!」
そのまま部屋の壁までて吹き飛んでいった。
「帝国との戦力差を考えろ!連度と兵士の能力では勝っているかも知れないが、数では圧倒的にこちらが不利だ。」
「しかし、ティアを暗殺者にしてエンリル王国の国王を暗殺しようとしたのだぞ!」
「だからといって、我が国だけでどうにかできる訳がない!」
感情で宣戦布告しようとしたガンディアス陛下を軍務を預かるアリーシャ王妃が帝国との戦力差を説明していた。
「では、我が国と同盟すると言うのはどうでしょう?」
「「は?」」
ソファーに座っていたリサがそう言った。
「同盟?我が国とエンリル王国がか?」
「はい。エンリル王国は帝国と長きに渡り、争ってきました。ですが、領土に入られたことは1度もありません。」
「その話なら祖父から聞いたことがある。私の祖父は軍人でありながら船乗りだった。エンリル王国にはよく行っていたようだったから、王国と帝国との歴史は何回も聞かされた。
何でも帝国との国境が山脈で、唯一の通り道も狭い谷になっているため、攻めにくく、守りやすいらしいな。」
「はい。その山脈と谷があるお陰で、帝国の侵攻を阻止してきました。しかし、帝国は侵攻を諦めていません。現に暗殺者まで、送り込んでくるしまつです。」
「我が国も数度帝国戦っているが、ほとんど海戦で、こちらの勝利で終わっている。陸では戦った事がないが海戦で負けることはまずない。」
「ですから同盟を結んで欲しいのです。陸上戦力と海上戦力があれば、帝国領土に侵攻することが可能になります。特に海上戦力が敵の背後や側面から攻撃できるのではないでしょうか?」
「確かに魔族の身体能力と種族の特性があれば出来ないこともない。」
魔族は全体的に身体能力や魔力が高く、種族によっては翼が生えている種族がいるため、崖などがあったとしてもたいして意味がない。
ただし、人族よりも全体的に優れているが数が多い種族と言うわけではない。
「帝国と戦争になった際、帝国は一方だけでなく、側面や背面を警戒しなければならなくなります。なので、お互いにとってもいい同盟なのでは?」
しばらく悩んでいたガンディアス陛下だがすぐに決断できたようだ。
「少し待ってくれないか?我個人で決めれることではないので」
「構いません。ゆっくり待たせてもらいます。」
その日は、解散となり、城の客室に案内された。
その与えられた一室で、装備の点検をしていた。
「やっぱり、パワーが桁違いだな。純度のいい鉄鉱石で作ってもらった手甲が割れるなんて」
「マンシュは何で、あれを装備が壊れるぐらいですんでるのかが謎だよ。」
同じ部屋のフィルに言われた。
「あの時、避けられはしなかったから威力を殺すために、あえて同じ方法に跳ぶのは、できたから当たると同時に跳んだんよ。」
「あの人の動きが見えてたの?」
「いや、通常の状態じゃほとんど見えてなかっと思う。スキルがなかったら死んでたな。」
「スキルってどんなスキル?」
「鷹の目、遠くの物がはっきりと見えたり、世界が遅く見えるようになるスキルだ。」
「スキルもレアなの持ってるだね。」
スキルがなければ本当に死んでいたかもしれなかった。このスキルには感謝しなければ。
「そう言えば、フィルは剣以外の武器は得意なのか?」
ふと疑問になったので聞いてみた。
「サーベル以外は、ナイフが少しと弓が得意かな。村で猟師をしていた人に教わったら才能があるって言われたよ。」
「以外だな。あんな剣技があるのに。」
「なんなら今、その腕を見せてあげようようか?」
「そう言うなら見せてもらおう!」
部屋の外の兵士に訓練所の場所を聞いて、訓練所に向かった。
クリスティスミアの訓練所はエンリル王国のものと比べても広く作られていた。
とりあえず歩いて弓を射てる場所を探しているとアリーシャ王妃に出会った。
「マンシュとフィルと言ったか?どうしたこんな所に?」
「はい。フィルが弓の腕を見せてくれると言うので、来たのですが、場所が分からなかったので歩き回っていました。」
「それなら私が案内しよう。こっちだ。」
アリーシャ王妃に案内され、弓の練習場に向かった。
「ここが弓の練習場だ。弓と矢はそこにあるから自由に使うといい。」
「分かりました。ありがとうございます。」
「よーし!マンシュ、どちらがより当てれるか勝負しよう。」
「フィル、俺は銃使っていいか?最近まったく使ってないから練習したいんだ。」
「別にいいけど?それで負けても言い訳しないでね!」
フィルは弓を選びに行き、俺はポーチから三八式を取り出して、弾を込めた。
「マンシュ、それは何だ?見たことない武器だが?」
「説明するより見てもらった方が早いので、見ていてください。」
フィルが弓を持ってきたので、並んで的を狙った。
的までの距離はおよそ50メートル。
先にフィルが弓を引き絞り、矢を放った。矢は的の真ん中から少し上に刺さった。
「思ったよりも飛ぶな、もう少し調整しないと。」
「次は俺の番だな。」
三八式のスリリングを左手に絡めて、構えた。
安全装置を解除して、引き金を撃鉄が落ちるギリギリまで、引き絞り、照準が安定したと同時に発砲した。
パッン、軽い銃声が響き、的の中心に命中した。
「ど真ん中!」
「マンシュ!やっぱり銃はづるいよ!」
「今さら遅いって!フィルがいいっていったんだからな。」
「う~~!?」
「マンシュ?今のはいったい・・・・?」
アリーシャ王妃は何が起きたか理解できてないようで、唖然としながら聞いてきた。
どうゆう物かを説明しながらやって見せて、王妃が理解できるまで、説明を繰り返した。
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