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第4章 クリスティミア公国
第33話 王都への帰還
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翌日、王都へ戻るための準備を終え、家の玄関にティアとフィルといた。父さんと母さん、フィルとリルも見送りのため近くにいる。
「2人とも準備はできてるか?」
「バッチリ!」
「ボクも問題ないよ。」
ティアは荷物をアイテムポーチに入れてあるので、最低元の回復薬やナイフを装備して、外套を上にきている。
フィルはティアのポーチに荷物を入れて貰っているので、鎧と刀、回復薬や携帯食料などを入れる小型のバックに肩に掛けてその上にティアと外套を着ている。
「マンシュ陛下への報告しっかり頼むぞ!」
「あなた、それより大事なことがあるでしょ?」
「す、すまん。シルフィ。」
「3人とも気を付けて行ってらっしゃい。」
「分かってるよ。」
「マンシュ兄さん。道中お気を付けて。」
「マンシュ兄様、旅の安全を祈ってる。」
「ありがとう。リル、エル。」
抱き着いてきたので、2人のケモ耳付きの頭を撫でた。2人とも嬉しそうな顔をして尻尾を振っている。
「そうだ!写真を撮ろう!」
家族写真を撮りたいと思い、スキルでフルムカメラを出した。
「マンシュ何を出したんだ?その四角い箱みたいな物はなんだ?」
「これはカメラっと言って、その時映した瞬間を写真と言う物に保管できるんだ。今からここにいる全員を撮ろうと思って出したんだ。」
父さんが聞いてきたので簡単な説明をした。
「そうゆう物か?」
「じゃあ、みんな家の前に並んで、ティアとフィルも。」
全員を家の玄関前に並んでもらい、三脚を出してカメラを固定してレンズを合わせて時間式にして、走って位置に戻った。
「カメラを見って、笑顔で!」
そう言うと同時に、カッシャ、とシャッターが下りる音がした。
「撮れてると思うけど、現像してみないと分からないから王都に戻ってからこっちに送るよ。」
「分かった。気を付けて行って来いよ。」
「マンシュ、ティアちゃんとフィルも気を付けてね。」
「「いってらっしゃい!」」
「「「行ってきます!」」」
3人で門を目指して家を出た。そのまま、城門を越えて、人気のない道でM20より乗り心地のいいジープを召喚した。
これは第二次大戦中にアメリカン軍で広く利用され、壊れにくく派生型も多数作られた。戦後も長く使われた軍用車両で民間用にも大量に生産された。傑作車両である。
「前のとはだいぶ違うね?」
「前のは、銃弾にも耐えられるように作られた物だけど、これは移動用として作れた車だからな。」
「ふーん、そうなんだ。」
なんて、会話をしている隣で、フィルが口を開けたまま固まっていた。
「おーい、フィル大丈夫か?」
顔の前で手を振ってみると気が付いたようで、俺の方を見た。
「・・・ホントに規格外と言うか・・マンシュって化け物だね・・・。」
「いきなりひどいな。否定できない部分もあるけど。」
「ごめん、それはあたしも思ってた。」
「ティアもかよ。」
ティアも同意してきた。
(俺れってそこまで、化け物みたいに思われてたのかよ!?)
わりっとショックはデカっかたが、素顔には出さないようにした。
「それより2人とも早く乗れ、出発するぞ。」
2人が乗り込んだのを確認し、エンジンを掛け出発した。
ティアは助席にフィルは運転席の後ろの後部座席に乗り込んだ。
アクセルを踏むとM20に比べて、重量が軽いので加速が良く体感速度も速く感じた。
「速い速い!ヤッホー!」
「相変わらずはやいわね!」
2人ともジープを楽しんでいるようだ。一様雨が降ってもいいように屋根付きのジープにしておいたので、2人とも窓から体を乗り出して風を浴びている。
「2人ともしっかり掴まれよ!飛ばすぞ!」
アクセルを踏み込み速度を上げた。速度を50キロから80キロまで上げた。
2人ともしっかり掴まっているようで、楽しんでいたがフィルが車内に戻った。どうやら少し酔ったようだ。
「フィル大丈夫か?」
「うぷ、大丈夫・・少し酔ったみたい。」
予想通りと言うべきか、フィルが乗り物酔いになったらしい。この時代の馬車に比べれば大分揺れはましだがスピードが馬車以上なので揺れは馬車以上だろう。俺は前世で散々舗装されたない上に石がゴロゴロしている道を装甲車や機動車で散々走らされたので平気なのだが、ティアは種族の特性なのかこの状況を楽しんでいる。
一方でフィルは馬車や馬は平気なようだがここまで高速な乗り物には乗った事内容で、酔ってしまったようだ。
「ちょっと待ってろ、今酔いを楽にできる物を出す。」
「ありがとう。・・うぷっ。」
速度を少し落とし、手のひらに小石ほどの氷を出した。それをフィルに食べるように渡した。
「これ・・氷だよね?」
「それを食べれば大分楽になるぞ。」
フィルは疑いながらも氷を口に入れた。氷を食べ終える頃にはだいぶ顔色が良くなっていた。
詳しくは知らないのだが、前世で見たテレビ番組で専門家が氷を食うと脳の神経に働いて、乗り物酔いが収まるらしい。
「すごい!ホントに楽になった!」
「だから言ったろ楽になるって。」
ちなみに魔法的性が無くても減少だけは起こせるようで、氷の塊だけは出すことができた。
「そういえば、フィルはどの魔法に適正があるんだ?」
「ボクの魔法適正は、氷と水の2つだよ。戦闘の時はもっと見晴らしのいい平野や攻城戦の時以外はあまり使えないけどね。そう言マンシュは?」
「うん?俺か、俺のは炎と風、大地の3つだ。それ以外もさっきみたい使うことはできる。」
「ほんとに化け物だねマンシュは、剣術だけじゃなく魔法も使いこなすとか、もうすごすぎるよ。」
「言うほど強くないぞ、父さんにはまだほとんど勝てないし、母さんには魔法で勝負しても勝てなっかたしな。」
「2人ともそんなに強いんだ。」
「少なくとも俺よりは確実に強い。」
実際何度も対決しているが、10回勝負して、1回勝てるかどうかというレベル差だ。銃を使えば五分と五分に持ち込めるが、経験の差で負けることが多い。特に父さんは魔法を打たせてくれる隙もない。
「そういえば、ティアの魔法適正は?」
「わたしは、闇と風、大地と雷の4つだけど?」
「ここにも化け物がいたよ!マンシュの周りって化け物しかいないの!?」
そんな会話をしながら王都を目指した。その後、車内で食事を済ませ、しゃべったりしているとあっという間に時間が過ぎ、日が暮れる頃にはいつのまにか2人とも眠っていた。
前回と同じことにはならないように速度を少し上げて、ジープを走らせた。
そこ甲斐あってか、王都には夜明け前に着くことができた。
王都に着く前にライトを消して車を林の中に止め、夜が明けるまで仮眠をとった。
「・・・ンシュ、・・マン・・・てば!・・マンシュ!」
「うん?・・・フィルか、おはよう。」
どうやら俺より先に起きたフィルが俺を起こしたようだ。
「おはよう。・・じゃなくて、ここ何処なの?」
「ここか、王都の近くの林の前だ。夜明け前に王都に着いたんだが時間が早すぎるので、ジープをここに止めて仮眠をとっていたんだ。」
「もしかして、ここに来るまで一睡もしてないの?」
「ああ、早く着いたから少し眠っていたんだ。」
「ごめん、マンシュ1人りに無理させて。」
「別に平気だからな。気にするな。」
前は思わぬ戦闘での疲れと精神疲労で意識を失ってしまったが、あのような事が無ければ3日間は眠らずに行動できる。
「そろそろ、王都に向かうか?」
「了解。ティアはまだ寝てるけど起こすの?」
「はー、俺が起こすよ。」
隣で眠っているティアを揺すって起こした。
「ティア、王都に着いたぞ。起きろ。」
「うーん、もう少し、寝させて~。」
「早く起きろ。王都まで少し歩くんだから。」
「分かったわよ。」
眠そうに目を書きながら体を起こした。
「それじゃ王都を目指して行くとするか!」
「うん。」
「はーい。」
全員がジープを出たことを確認してアイテムポーチに仕舞った。
3人で王都を目指して、歩いて向かった。
王都の城門に着くと数組の商人の馬車が見えたので、その後ろに並んだ。
身分証を兵士が確認して、問題がなければ城門を越えて王都の中に入れるようだ。
「次身分証を確認します。身分証を見せてください。」
門を守護する兵士に身分証の確認を求められたので、陛下から貰った腕輪を見せた。
「これは!し、失礼しました。すぐに王都に入れるようにします。」
兵士が驚いたようで、腕輪を持って、すぐに城門の詰め所に走って行った。すぐに確認できたようで、腕輪を返しに来て、すぐに王都に入ることができた。
早朝なので、まだ人通りが少ないので、王都の屋敷にすぐに着くことができた。
一週間ぶりに白い屋敷に帰って来た。
また、一波乱起きるとは思いもしなかった。
「2人とも準備はできてるか?」
「バッチリ!」
「ボクも問題ないよ。」
ティアは荷物をアイテムポーチに入れてあるので、最低元の回復薬やナイフを装備して、外套を上にきている。
フィルはティアのポーチに荷物を入れて貰っているので、鎧と刀、回復薬や携帯食料などを入れる小型のバックに肩に掛けてその上にティアと外套を着ている。
「マンシュ陛下への報告しっかり頼むぞ!」
「あなた、それより大事なことがあるでしょ?」
「す、すまん。シルフィ。」
「3人とも気を付けて行ってらっしゃい。」
「分かってるよ。」
「マンシュ兄さん。道中お気を付けて。」
「マンシュ兄様、旅の安全を祈ってる。」
「ありがとう。リル、エル。」
抱き着いてきたので、2人のケモ耳付きの頭を撫でた。2人とも嬉しそうな顔をして尻尾を振っている。
「そうだ!写真を撮ろう!」
家族写真を撮りたいと思い、スキルでフルムカメラを出した。
「マンシュ何を出したんだ?その四角い箱みたいな物はなんだ?」
「これはカメラっと言って、その時映した瞬間を写真と言う物に保管できるんだ。今からここにいる全員を撮ろうと思って出したんだ。」
父さんが聞いてきたので簡単な説明をした。
「そうゆう物か?」
「じゃあ、みんな家の前に並んで、ティアとフィルも。」
全員を家の玄関前に並んでもらい、三脚を出してカメラを固定してレンズを合わせて時間式にして、走って位置に戻った。
「カメラを見って、笑顔で!」
そう言うと同時に、カッシャ、とシャッターが下りる音がした。
「撮れてると思うけど、現像してみないと分からないから王都に戻ってからこっちに送るよ。」
「分かった。気を付けて行って来いよ。」
「マンシュ、ティアちゃんとフィルも気を付けてね。」
「「いってらっしゃい!」」
「「「行ってきます!」」」
3人で門を目指して家を出た。そのまま、城門を越えて、人気のない道でM20より乗り心地のいいジープを召喚した。
これは第二次大戦中にアメリカン軍で広く利用され、壊れにくく派生型も多数作られた。戦後も長く使われた軍用車両で民間用にも大量に生産された。傑作車両である。
「前のとはだいぶ違うね?」
「前のは、銃弾にも耐えられるように作られた物だけど、これは移動用として作れた車だからな。」
「ふーん、そうなんだ。」
なんて、会話をしている隣で、フィルが口を開けたまま固まっていた。
「おーい、フィル大丈夫か?」
顔の前で手を振ってみると気が付いたようで、俺の方を見た。
「・・・ホントに規格外と言うか・・マンシュって化け物だね・・・。」
「いきなりひどいな。否定できない部分もあるけど。」
「ごめん、それはあたしも思ってた。」
「ティアもかよ。」
ティアも同意してきた。
(俺れってそこまで、化け物みたいに思われてたのかよ!?)
わりっとショックはデカっかたが、素顔には出さないようにした。
「それより2人とも早く乗れ、出発するぞ。」
2人が乗り込んだのを確認し、エンジンを掛け出発した。
ティアは助席にフィルは運転席の後ろの後部座席に乗り込んだ。
アクセルを踏むとM20に比べて、重量が軽いので加速が良く体感速度も速く感じた。
「速い速い!ヤッホー!」
「相変わらずはやいわね!」
2人ともジープを楽しんでいるようだ。一様雨が降ってもいいように屋根付きのジープにしておいたので、2人とも窓から体を乗り出して風を浴びている。
「2人ともしっかり掴まれよ!飛ばすぞ!」
アクセルを踏み込み速度を上げた。速度を50キロから80キロまで上げた。
2人ともしっかり掴まっているようで、楽しんでいたがフィルが車内に戻った。どうやら少し酔ったようだ。
「フィル大丈夫か?」
「うぷ、大丈夫・・少し酔ったみたい。」
予想通りと言うべきか、フィルが乗り物酔いになったらしい。この時代の馬車に比べれば大分揺れはましだがスピードが馬車以上なので揺れは馬車以上だろう。俺は前世で散々舗装されたない上に石がゴロゴロしている道を装甲車や機動車で散々走らされたので平気なのだが、ティアは種族の特性なのかこの状況を楽しんでいる。
一方でフィルは馬車や馬は平気なようだがここまで高速な乗り物には乗った事内容で、酔ってしまったようだ。
「ちょっと待ってろ、今酔いを楽にできる物を出す。」
「ありがとう。・・うぷっ。」
速度を少し落とし、手のひらに小石ほどの氷を出した。それをフィルに食べるように渡した。
「これ・・氷だよね?」
「それを食べれば大分楽になるぞ。」
フィルは疑いながらも氷を口に入れた。氷を食べ終える頃にはだいぶ顔色が良くなっていた。
詳しくは知らないのだが、前世で見たテレビ番組で専門家が氷を食うと脳の神経に働いて、乗り物酔いが収まるらしい。
「すごい!ホントに楽になった!」
「だから言ったろ楽になるって。」
ちなみに魔法的性が無くても減少だけは起こせるようで、氷の塊だけは出すことができた。
「そういえば、フィルはどの魔法に適正があるんだ?」
「ボクの魔法適正は、氷と水の2つだよ。戦闘の時はもっと見晴らしのいい平野や攻城戦の時以外はあまり使えないけどね。そう言マンシュは?」
「うん?俺か、俺のは炎と風、大地の3つだ。それ以外もさっきみたい使うことはできる。」
「ほんとに化け物だねマンシュは、剣術だけじゃなく魔法も使いこなすとか、もうすごすぎるよ。」
「言うほど強くないぞ、父さんにはまだほとんど勝てないし、母さんには魔法で勝負しても勝てなっかたしな。」
「2人ともそんなに強いんだ。」
「少なくとも俺よりは確実に強い。」
実際何度も対決しているが、10回勝負して、1回勝てるかどうかというレベル差だ。銃を使えば五分と五分に持ち込めるが、経験の差で負けることが多い。特に父さんは魔法を打たせてくれる隙もない。
「そういえば、ティアの魔法適正は?」
「わたしは、闇と風、大地と雷の4つだけど?」
「ここにも化け物がいたよ!マンシュの周りって化け物しかいないの!?」
そんな会話をしながら王都を目指した。その後、車内で食事を済ませ、しゃべったりしているとあっという間に時間が過ぎ、日が暮れる頃にはいつのまにか2人とも眠っていた。
前回と同じことにはならないように速度を少し上げて、ジープを走らせた。
そこ甲斐あってか、王都には夜明け前に着くことができた。
王都に着く前にライトを消して車を林の中に止め、夜が明けるまで仮眠をとった。
「・・・ンシュ、・・マン・・・てば!・・マンシュ!」
「うん?・・・フィルか、おはよう。」
どうやら俺より先に起きたフィルが俺を起こしたようだ。
「おはよう。・・じゃなくて、ここ何処なの?」
「ここか、王都の近くの林の前だ。夜明け前に王都に着いたんだが時間が早すぎるので、ジープをここに止めて仮眠をとっていたんだ。」
「もしかして、ここに来るまで一睡もしてないの?」
「ああ、早く着いたから少し眠っていたんだ。」
「ごめん、マンシュ1人りに無理させて。」
「別に平気だからな。気にするな。」
前は思わぬ戦闘での疲れと精神疲労で意識を失ってしまったが、あのような事が無ければ3日間は眠らずに行動できる。
「そろそろ、王都に向かうか?」
「了解。ティアはまだ寝てるけど起こすの?」
「はー、俺が起こすよ。」
隣で眠っているティアを揺すって起こした。
「ティア、王都に着いたぞ。起きろ。」
「うーん、もう少し、寝させて~。」
「早く起きろ。王都まで少し歩くんだから。」
「分かったわよ。」
眠そうに目を書きながら体を起こした。
「それじゃ王都を目指して行くとするか!」
「うん。」
「はーい。」
全員がジープを出たことを確認してアイテムポーチに仕舞った。
3人で王都を目指して、歩いて向かった。
王都の城門に着くと数組の商人の馬車が見えたので、その後ろに並んだ。
身分証を兵士が確認して、問題がなければ城門を越えて王都の中に入れるようだ。
「次身分証を確認します。身分証を見せてください。」
門を守護する兵士に身分証の確認を求められたので、陛下から貰った腕輪を見せた。
「これは!し、失礼しました。すぐに王都に入れるようにします。」
兵士が驚いたようで、腕輪を持って、すぐに城門の詰め所に走って行った。すぐに確認できたようで、腕輪を返しに来て、すぐに王都に入ることができた。
早朝なので、まだ人通りが少ないので、王都の屋敷にすぐに着くことができた。
一週間ぶりに白い屋敷に帰って来た。
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