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第2章 王都
第22話 Sランク冒険者
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合図と同時にカラティア王女が地面を蹴って、ミネヌクさんに向けて拳を叩き込んだ。数メートルはあった筈の距離をあっという間に詰め寄た。
対するミネヌクさんはカラティア王女の拳を両手のククリナイフをクロスさせて受け止めた。
その際、少しながらも衝撃波が発生し、二人の周りの砂が円上に舞った。
「今の一撃を止められたのは、家族以外では、初めてです。」
「なかなかいい一撃だ。並みの相手なら今ので吹っ飛んでるだろう。」
そう言いながらミネヌクさんはククリナイフで押し返した。
カラティア王女は押された勢いのままバックステップで一旦下がると再び攻撃しに行った。
ミネヌクさんは、ククリナイフで拳を受け、受け流し、ククリナイフで攻撃した。
カラティア王女もナイフの攻撃をガントレットの甲で弾いたり、受け流したりしながら拳や蹴りで攻撃した。
どちらもかなりの接戦をしていたがミネヌクさんの攻撃パターンの変化とスピードが上がったのに着いて行けずにカラティア王女が吹き飛ばされた。
起き上がろうとしたところにナイフを突き付けられ、ギルドマスターであるミネヌクさんの勝利となった。
「久々におもいっきり戦うことが出来て、スッキリしました。」
「あたしの攻撃を防ぐだけでなく、攻撃してくるとは大した腕だよ。おかけで、久しぶりに本気を出すことになっちまた。」
「勝てると思ったんですがまだまだですね。」
2人はそう言いながらお互いに握手をしていた。
2人とも思っていた以上の強さだった。カラティア王女だったら勝てないことはないかも知れないがミネヌクさんを相手にするのは、かなり厳しいと感じた。
「おい!マンシュ、次はお前が相手しろ。」
「はい?!自分ですか?」
「そうだ、この場にはあたしとお前ら2人しかいないだろ。」
彼女の指摘通りこの試験場には俺たち3人しかいない。だがなぜ俺まで巻き込まれなければならないのか、という考えが頭の中を埋めていた。
「ギルドマスター、何で付き添いで来ただけの私までマスターと闘わなければならないのですか?」
「そんなもん、あたしが本気を中途半端に出して不完全燃焼だからに決まってんだろ。」
「そんな当たり前見たいに言われても。」
「ゴタゴタ言ってねーで早くやるぞ!」
ミネヌクさんは、そう言いながら位置に向かって歩いていく。
俺も言われるがまま位置に着いた。
ミネヌクさんは早くもククリナイフを構えた準備万端で待機していた。
俺自信も着ていた外套を脱ぎ、隠していた装備を露にした。
「お前、見かけによらず重装備だな。見たところ危険そうな物までは持っていないなみたいだな。」
「自分なりには、まだ軽装備ですよ。」
確かに両足の太ももには、コルトガバメントを装備しているが何かは分からないはずだ。
マガジンもホルスターの外側には3つ、ベルトには、右側にM1895、後ろに投げナイフ、左側にロングソード、右側のふくらはぎにソードオフショットガンを追加した。
但し、銃は弾丸をすべてゴム弾に変更している。殺しあいではないので、怪我はするのゴム弾を使うことにしている。
位置についてからスライドを動かして、初弾を装填、ソードオフショットガンも弾丸が入っていることを確認した。
「準備出来たか?こっちはいつでも準備出来てるぞ‼」
ミネヌクさんは早く戦いたくて、ウズウズしているらしい。
「準備出来ました。いつでもどうぞ。」
「カラティア、開始の合図を出してくれ。」
「分かりました。お二人とも準備はよろしいですか?」
「おう!」
「はい」
返事をするとミネヌクさんはククリナイフを構えた。俺も同じようにロングソードに手を掛けて構えた。
「それでは、両者、始め。」
その声を合図に俺は地面を蹴り、居合斬りのように斬りかかった。
強化魔法を身体に掛けて身体能力を上げているため、かなりの速度が出ていた。
ミネヌクさんは、避けられないと判断し、それをククリナイフをクロスさせ受けた。
だが、思った以上に速かったらしく、衝撃で後ろに足で線を引きながら数メートル吹き飛んだ。
「おい!なんだ今の、殺すきか⁉」
「それぐらいしないと貴女には、勝てないですから。」
そう言いながらベルトの後ろの投げナイフを右手の指の間に三本挟んで投げた。
それをククリナイフで弾きながら向かってきた。数メートルの距離をひと蹴りで、近づき、上段に両手で構えたククリナイフを降り下ろしてきた。
それをバックステップで、後ろに飛びかわした。ククリナイフが降り下ろされた衝撃で砂埃が舞った。その中から走り出して、両手に交互に斬りかかってきた。鋭い斬撃をロングソードで捌きつつも隙を見ては斬り返していく。
そうしているうちに一旦距離を離した。
「あたしの攻撃をここまで防いだやつは、久しぶりだ。」
「お褒めにいただいて光栄です。父との訓練では、攻めるよりも守ったほうが勝てたものですから。」
「フーン、お前の親父は強いのか?」
「はい、少なくとも私よりは。」
「そうか。それより、マンシュ、お前まだ、何か隠してるだろ。」
「なんの事かさっぱり分かりません。」
「ふん、行くぞ!」
そう言って再び突っ込んで来た。
(まともにやり合うのは、じりひんだ。デキレ使いたくなかったが奥の手を使うとこにしよう。)
両手で持っていたロングソードを左手に持ち右手で右足のホルスターにあるこの世界には存在しない物を抜いた。
(なんだ、マンシュのやつ、急に剣を持つ手を左手に変えやがった。何をするつもりだ?)
そんな事を考えていると右足の太ももにあった何かを抜いた。
その物体を此方に向けたと思った次の瞬間、その物体が閃光と乾いた音を出した。
長年の感でその物体が危険だと判断し、体を右に反らした。左腕に痛みを感じ確認すると赤い線が走っていた。
「マンシュ‼ それがお前の奥の手か!」
「そうですよ。これが自分の奥の手です!」
そう言いながらロングソードを鞘に戻し左手にもコルト・ガバメントを構え狙いを定め再び発砲した。
(クソ!あの野郎、とんでもない奥の手を隠していやがった。こうなれば、あたしも本気を出さなければ勝てないな。)
ドォン、ドォン、と2挺のガバメントから45ACP弾がミネヌクさんに向かって飛んでいく。それをジグザグに避けながら少しづつ近づいてくる。
弾切れを起こして、弾幕を薄くしないように片方が切れたらすぐに装填し、弾幕が途切れないように発砲した。
しっかりと狙いを定め当たったと思った瞬間、ミネヌクさんがその地点から消えた、いや、正確には速度が速くなり、未来位置からずれたと言うのが正しいだろう。
それでも射撃を続けるが徐々に近づいてくる。そして、片方の弾が切れた隙を狙って、一気に突っ込んできた。
右脇をすり抜けるように切りかかってきた。とっさに右手のガバメントで防いだがスライドに深く切り込みが入り使い物にならなくなった。
後ろからまた同じように近づいてくる気配がした。
すぐに振り向くとミネヌクさんが突っ込んで来ている。右手に持ったガバメントを投げつけ、牽制し、ナイフを抜いて攻撃を受け止めた。
「この速度についてこれるとは思っても見なかった。しかし、これであたしの勝ちだね。」
右手の攻撃をナイフで受け止めたが左手のククリナイフが首に突き付けられていた。
そんな中、俺は同じセリフを返した。
「それは、あなたも同じですよ。」
左手には、ソードオフショットガンがミネヌクさんの体に向けられいた。
「この勝負、引き分けか。」
「どうも、そのようですね。」
そう言いながらお互いに武器を下ろし、しまった。
「そこまで!この勝負、引き分けとします。」
カラティア王女の試合の終了を伝えた。
現役であるS級冒険者のミネヌクさんと互角に渡り合えたが惜しくも引き分けと言う結果になってしまったのが個人的に悔しく思えた。
対するミネヌクさんはカラティア王女の拳を両手のククリナイフをクロスさせて受け止めた。
その際、少しながらも衝撃波が発生し、二人の周りの砂が円上に舞った。
「今の一撃を止められたのは、家族以外では、初めてです。」
「なかなかいい一撃だ。並みの相手なら今ので吹っ飛んでるだろう。」
そう言いながらミネヌクさんはククリナイフで押し返した。
カラティア王女は押された勢いのままバックステップで一旦下がると再び攻撃しに行った。
ミネヌクさんは、ククリナイフで拳を受け、受け流し、ククリナイフで攻撃した。
カラティア王女もナイフの攻撃をガントレットの甲で弾いたり、受け流したりしながら拳や蹴りで攻撃した。
どちらもかなりの接戦をしていたがミネヌクさんの攻撃パターンの変化とスピードが上がったのに着いて行けずにカラティア王女が吹き飛ばされた。
起き上がろうとしたところにナイフを突き付けられ、ギルドマスターであるミネヌクさんの勝利となった。
「久々におもいっきり戦うことが出来て、スッキリしました。」
「あたしの攻撃を防ぐだけでなく、攻撃してくるとは大した腕だよ。おかけで、久しぶりに本気を出すことになっちまた。」
「勝てると思ったんですがまだまだですね。」
2人はそう言いながらお互いに握手をしていた。
2人とも思っていた以上の強さだった。カラティア王女だったら勝てないことはないかも知れないがミネヌクさんを相手にするのは、かなり厳しいと感じた。
「おい!マンシュ、次はお前が相手しろ。」
「はい?!自分ですか?」
「そうだ、この場にはあたしとお前ら2人しかいないだろ。」
彼女の指摘通りこの試験場には俺たち3人しかいない。だがなぜ俺まで巻き込まれなければならないのか、という考えが頭の中を埋めていた。
「ギルドマスター、何で付き添いで来ただけの私までマスターと闘わなければならないのですか?」
「そんなもん、あたしが本気を中途半端に出して不完全燃焼だからに決まってんだろ。」
「そんな当たり前見たいに言われても。」
「ゴタゴタ言ってねーで早くやるぞ!」
ミネヌクさんは、そう言いながら位置に向かって歩いていく。
俺も言われるがまま位置に着いた。
ミネヌクさんは早くもククリナイフを構えた準備万端で待機していた。
俺自信も着ていた外套を脱ぎ、隠していた装備を露にした。
「お前、見かけによらず重装備だな。見たところ危険そうな物までは持っていないなみたいだな。」
「自分なりには、まだ軽装備ですよ。」
確かに両足の太ももには、コルトガバメントを装備しているが何かは分からないはずだ。
マガジンもホルスターの外側には3つ、ベルトには、右側にM1895、後ろに投げナイフ、左側にロングソード、右側のふくらはぎにソードオフショットガンを追加した。
但し、銃は弾丸をすべてゴム弾に変更している。殺しあいではないので、怪我はするのゴム弾を使うことにしている。
位置についてからスライドを動かして、初弾を装填、ソードオフショットガンも弾丸が入っていることを確認した。
「準備出来たか?こっちはいつでも準備出来てるぞ‼」
ミネヌクさんは早く戦いたくて、ウズウズしているらしい。
「準備出来ました。いつでもどうぞ。」
「カラティア、開始の合図を出してくれ。」
「分かりました。お二人とも準備はよろしいですか?」
「おう!」
「はい」
返事をするとミネヌクさんはククリナイフを構えた。俺も同じようにロングソードに手を掛けて構えた。
「それでは、両者、始め。」
その声を合図に俺は地面を蹴り、居合斬りのように斬りかかった。
強化魔法を身体に掛けて身体能力を上げているため、かなりの速度が出ていた。
ミネヌクさんは、避けられないと判断し、それをククリナイフをクロスさせ受けた。
だが、思った以上に速かったらしく、衝撃で後ろに足で線を引きながら数メートル吹き飛んだ。
「おい!なんだ今の、殺すきか⁉」
「それぐらいしないと貴女には、勝てないですから。」
そう言いながらベルトの後ろの投げナイフを右手の指の間に三本挟んで投げた。
それをククリナイフで弾きながら向かってきた。数メートルの距離をひと蹴りで、近づき、上段に両手で構えたククリナイフを降り下ろしてきた。
それをバックステップで、後ろに飛びかわした。ククリナイフが降り下ろされた衝撃で砂埃が舞った。その中から走り出して、両手に交互に斬りかかってきた。鋭い斬撃をロングソードで捌きつつも隙を見ては斬り返していく。
そうしているうちに一旦距離を離した。
「あたしの攻撃をここまで防いだやつは、久しぶりだ。」
「お褒めにいただいて光栄です。父との訓練では、攻めるよりも守ったほうが勝てたものですから。」
「フーン、お前の親父は強いのか?」
「はい、少なくとも私よりは。」
「そうか。それより、マンシュ、お前まだ、何か隠してるだろ。」
「なんの事かさっぱり分かりません。」
「ふん、行くぞ!」
そう言って再び突っ込んで来た。
(まともにやり合うのは、じりひんだ。デキレ使いたくなかったが奥の手を使うとこにしよう。)
両手で持っていたロングソードを左手に持ち右手で右足のホルスターにあるこの世界には存在しない物を抜いた。
(なんだ、マンシュのやつ、急に剣を持つ手を左手に変えやがった。何をするつもりだ?)
そんな事を考えていると右足の太ももにあった何かを抜いた。
その物体を此方に向けたと思った次の瞬間、その物体が閃光と乾いた音を出した。
長年の感でその物体が危険だと判断し、体を右に反らした。左腕に痛みを感じ確認すると赤い線が走っていた。
「マンシュ‼ それがお前の奥の手か!」
「そうですよ。これが自分の奥の手です!」
そう言いながらロングソードを鞘に戻し左手にもコルト・ガバメントを構え狙いを定め再び発砲した。
(クソ!あの野郎、とんでもない奥の手を隠していやがった。こうなれば、あたしも本気を出さなければ勝てないな。)
ドォン、ドォン、と2挺のガバメントから45ACP弾がミネヌクさんに向かって飛んでいく。それをジグザグに避けながら少しづつ近づいてくる。
弾切れを起こして、弾幕を薄くしないように片方が切れたらすぐに装填し、弾幕が途切れないように発砲した。
しっかりと狙いを定め当たったと思った瞬間、ミネヌクさんがその地点から消えた、いや、正確には速度が速くなり、未来位置からずれたと言うのが正しいだろう。
それでも射撃を続けるが徐々に近づいてくる。そして、片方の弾が切れた隙を狙って、一気に突っ込んできた。
右脇をすり抜けるように切りかかってきた。とっさに右手のガバメントで防いだがスライドに深く切り込みが入り使い物にならなくなった。
後ろからまた同じように近づいてくる気配がした。
すぐに振り向くとミネヌクさんが突っ込んで来ている。右手に持ったガバメントを投げつけ、牽制し、ナイフを抜いて攻撃を受け止めた。
「この速度についてこれるとは思っても見なかった。しかし、これであたしの勝ちだね。」
右手の攻撃をナイフで受け止めたが左手のククリナイフが首に突き付けられていた。
そんな中、俺は同じセリフを返した。
「それは、あなたも同じですよ。」
左手には、ソードオフショットガンがミネヌクさんの体に向けられいた。
「この勝負、引き分けか。」
「どうも、そのようですね。」
そう言いながらお互いに武器を下ろし、しまった。
「そこまで!この勝負、引き分けとします。」
カラティア王女の試合の終了を伝えた。
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