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第2章 王都
第18話 新設の部隊と婚約⁉
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「して、お主が申した新たな部隊の事だがどのような部隊を創設するつもりでおるのだ。」
「はい、まず陛下にお見せした通り自分スキルを使って召喚した武器を使用する部隊です。」
「謁見の間や先ほどお主が渡してきた、この銃のことか」
そう言いながらワルサーPPKをテーブルに置いた。
「そうです。陛下にお渡しした銃はハンドガン、または拳銃と言われる物で小型で扱いやすい銃のことです。自分が部隊の主力にしようとしているのは、ライフル、マシンガン、と言われる大型の銃のです。」
「このハンドガン?と言うものより強力なのか」
「はい、ハンドガンは至近距離では強いですが中距離から遠距離ではほとんど使い物になりません。例えるならクロスボーとロングボーほどの差があります。」
「そこまで差があるのか、恐ろしい武器だな」
「陛下にお渡しした銃は室内で使いやすく、持ってることが分かりにくいタイプの物です。」
「ほー、これで小型の方なのたか、それでお主が言ってたライフルとはどのような物なのだ。できれば見てみたいのたが?」
「はい、王城に入る前に渡した装備を持ってきてもらえますか?」
陛下に伝えるとテーブルに置いてあったベルを鳴らした。すると扉から執事服をきた。白髪の五十代ほどの人が入ってきた。
「お呼びでしょうか?国王陛下」
「うむ、ハンス、ここにいるマンシュの装備をここに持ってきて欲しいのだ。ただし持って来るのは武器だけで結構だ。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」
そう言うと一礼して部屋を出ていった。
5分ほど待っていると扉がノックされた。陛下が「入れ」と声を出すと先ほどきた執事の人が装備を持って入ってきた。
「マンシュ様の装備をお持ちしました。」
「ありがとうございます。」
お礼を言って受け取りながら装備を確認するととくに問題はなかった。その中から陛下が見てみたいといった小銃、ライフルを取り出しモノポットを展開して、テーブルの上に置いた。
「これが陛下が見たいと仰ったライフルです。名前は九九式短小銃。前世の世界では七十年以上前に使用されていた物です。」
すると陛下はテーブルの上に置いたライフルをまじまじと見つめ、「持ってよいか?」と確認してきた。
「はい、別に構いません。ですが安全の為に少し確認させてください。」
テーブルの上に置いた九九式の弾倉から入っていた弾薬をすべて排出し安全装置を掛けて陛下に手渡した。
「これがライフルか、思っていた以上に細長く綺麗な外見をしているな。これが昔に使われていたとはとても思えぬ。」
「自分のいた時代は機械で作られていましたが、その前の時代は職人が1つ1つ作っていました。そのためバラつきがありましたが時代が変わるごとに手作業から機械を使った生産方法に変わり、品質も一定になり生産量も増えました。少なくとも100年前には機械で形を作っていました。」
「このような銃が簡単に生産できると考えると恐ろしいものだな。」
「その通りだと思います。これを使用する部隊を育成し、鉱石を輸送する商隊を護衛すればより安全に確保することができるといるわけです。」
「ふむ、それがなれば我が国の利益も上がることだがあまり人数を多くできないが良いか?。」
「構いません。一個小隊ほど人数がそろえば。」
「分かった。訓練中の一個小隊の指揮官に一任する。この部隊は、私直属の部隊とする。ただし、あくまで試験的な部隊として新設する。今回の輸送ルートの整備が上手くいけば、正式な部隊と創設する。」
「ありがとうございます。陛下のため、王国のため、誠心誠意使えることを約束します。」
略式の姿勢で陛下から兵を承った。まだ年齢が二十歳にもいっていない自分のような者が小隊とはいえ指揮官になれるのは異例中の異例と言える。
「学園と調整する必要があるがなんとかなると思う。一周間ほど待ってくれ。」
「分かりました。それと父の私兵から5人ほどこちらに教官として呼びたいのですかよろしいでしょうか?」
「別に構わぬよ。お主だけでは限界があるだろう好きなだけ呼ぶといい。」
一通り、話がすんだので小のこの件は、まだ三人だけの秘密と言うことにした。でなければ良からぬことを考えるやからがなにかしらしてくることがあるからだ。
「マンシュ様、一つお願いがあります。」
話し合いが終わり、一息つこうとふたたび淹れてくれた紅茶を飲んでいるとアーリサ王女が話しかけてきた。
「なんでしょうか?アーリサ王女。」
「はい、唐突ですが私と、私と結婚してください。」
王女の唐突の告白に国王陛下も含め固まった。
「ダメでしょうか?」
上目遣い使いで言われると断り難い。陛下はまだ固まったままだ。
確かに前世では好きなのを告白出来ずに死に別れてしまったが今なら出来る。
しかし、告白をぶっ飛ばして、いきなり結婚まで行くとは思いもしなかった。
「え、えーとアーリサ王女、私と貴女では身分の差が大きすぎてとても結婚できないのですが。」
「そんなに私のことが嫌いですか?」
そんな涙目で言われると精神的に断り難い。
前世ならすぐにOKしたかも知れないけれど今世では身分の差があるためすぐに返答できるはずもない。
「お父様、別に構いませんよね。」
声をかけられて、「はっ!」としてもとの世界に戻って来た陛下が戸惑いながらも返答した。
「ア、アーリサよ、マンシュとお前ではどうしても身分の差と言うものが出てくる。いくら貴族と言えども位は低い。もう少し上げなければならない。」
「でしたらマンシュ様に軍での階級を上げてもらいましょう。そうすれば大臣や貴族達ももんくは言えないでしょうから。」
確かにアーリサ王女の言う通りなのだ。軍と言う組織は何かしらの戦績や戦果、年数を得なければ昇進はできない。小隊長クラスの階級は、それほど高いとは言い難い。小隊長クラスなら平民出身の兵士でもなることは、できる。
下級貴族でも軍に入れば最低でも部隊の指揮官からとなる。新しい部隊と農業改革の功績、暗殺の阻止と言う功績があれば貴族としての階級を上げることができるかもしれない。そうすれば、アーリサ王女と結婚できる可能性も出てくる。
そんなことを考えていると陛下がため息をつきながら俺のほうを向いて言ってきた。
「はー、分かった。マンシュよ、今回の改革と部隊が功績を上げたら娘のアーリサとの婚約を結んで欲しい。それでも足りなければ今回の暗殺阻止を功績に入れる。それと褒美として、屋敷と王城に何時でも入れる腕輪を渡しておく、それとおぬしが訓練した小隊を正式なものとし、部隊の指揮官とする。」
「お父様!ありがとうございます。」
そう言って、王女が陛下に向かって抱き着いた。
「陛下、ありがとうございます。アーリサ王女のため、命を懸けて、勤めさせていただきます。」
まさか王女があんな大胆な告白をしてくるとは思ってもみなかったが婚約を結べてほんとに良かったと思う。
「はい、まず陛下にお見せした通り自分スキルを使って召喚した武器を使用する部隊です。」
「謁見の間や先ほどお主が渡してきた、この銃のことか」
そう言いながらワルサーPPKをテーブルに置いた。
「そうです。陛下にお渡しした銃はハンドガン、または拳銃と言われる物で小型で扱いやすい銃のことです。自分が部隊の主力にしようとしているのは、ライフル、マシンガン、と言われる大型の銃のです。」
「このハンドガン?と言うものより強力なのか」
「はい、ハンドガンは至近距離では強いですが中距離から遠距離ではほとんど使い物になりません。例えるならクロスボーとロングボーほどの差があります。」
「そこまで差があるのか、恐ろしい武器だな」
「陛下にお渡しした銃は室内で使いやすく、持ってることが分かりにくいタイプの物です。」
「ほー、これで小型の方なのたか、それでお主が言ってたライフルとはどのような物なのだ。できれば見てみたいのたが?」
「はい、王城に入る前に渡した装備を持ってきてもらえますか?」
陛下に伝えるとテーブルに置いてあったベルを鳴らした。すると扉から執事服をきた。白髪の五十代ほどの人が入ってきた。
「お呼びでしょうか?国王陛下」
「うむ、ハンス、ここにいるマンシュの装備をここに持ってきて欲しいのだ。ただし持って来るのは武器だけで結構だ。」
「かしこまりました。少々お待ちください。」
そう言うと一礼して部屋を出ていった。
5分ほど待っていると扉がノックされた。陛下が「入れ」と声を出すと先ほどきた執事の人が装備を持って入ってきた。
「マンシュ様の装備をお持ちしました。」
「ありがとうございます。」
お礼を言って受け取りながら装備を確認するととくに問題はなかった。その中から陛下が見てみたいといった小銃、ライフルを取り出しモノポットを展開して、テーブルの上に置いた。
「これが陛下が見たいと仰ったライフルです。名前は九九式短小銃。前世の世界では七十年以上前に使用されていた物です。」
すると陛下はテーブルの上に置いたライフルをまじまじと見つめ、「持ってよいか?」と確認してきた。
「はい、別に構いません。ですが安全の為に少し確認させてください。」
テーブルの上に置いた九九式の弾倉から入っていた弾薬をすべて排出し安全装置を掛けて陛下に手渡した。
「これがライフルか、思っていた以上に細長く綺麗な外見をしているな。これが昔に使われていたとはとても思えぬ。」
「自分のいた時代は機械で作られていましたが、その前の時代は職人が1つ1つ作っていました。そのためバラつきがありましたが時代が変わるごとに手作業から機械を使った生産方法に変わり、品質も一定になり生産量も増えました。少なくとも100年前には機械で形を作っていました。」
「このような銃が簡単に生産できると考えると恐ろしいものだな。」
「その通りだと思います。これを使用する部隊を育成し、鉱石を輸送する商隊を護衛すればより安全に確保することができるといるわけです。」
「ふむ、それがなれば我が国の利益も上がることだがあまり人数を多くできないが良いか?。」
「構いません。一個小隊ほど人数がそろえば。」
「分かった。訓練中の一個小隊の指揮官に一任する。この部隊は、私直属の部隊とする。ただし、あくまで試験的な部隊として新設する。今回の輸送ルートの整備が上手くいけば、正式な部隊と創設する。」
「ありがとうございます。陛下のため、王国のため、誠心誠意使えることを約束します。」
略式の姿勢で陛下から兵を承った。まだ年齢が二十歳にもいっていない自分のような者が小隊とはいえ指揮官になれるのは異例中の異例と言える。
「学園と調整する必要があるがなんとかなると思う。一周間ほど待ってくれ。」
「分かりました。それと父の私兵から5人ほどこちらに教官として呼びたいのですかよろしいでしょうか?」
「別に構わぬよ。お主だけでは限界があるだろう好きなだけ呼ぶといい。」
一通り、話がすんだので小のこの件は、まだ三人だけの秘密と言うことにした。でなければ良からぬことを考えるやからがなにかしらしてくることがあるからだ。
「マンシュ様、一つお願いがあります。」
話し合いが終わり、一息つこうとふたたび淹れてくれた紅茶を飲んでいるとアーリサ王女が話しかけてきた。
「なんでしょうか?アーリサ王女。」
「はい、唐突ですが私と、私と結婚してください。」
王女の唐突の告白に国王陛下も含め固まった。
「ダメでしょうか?」
上目遣い使いで言われると断り難い。陛下はまだ固まったままだ。
確かに前世では好きなのを告白出来ずに死に別れてしまったが今なら出来る。
しかし、告白をぶっ飛ばして、いきなり結婚まで行くとは思いもしなかった。
「え、えーとアーリサ王女、私と貴女では身分の差が大きすぎてとても結婚できないのですが。」
「そんなに私のことが嫌いですか?」
そんな涙目で言われると精神的に断り難い。
前世ならすぐにOKしたかも知れないけれど今世では身分の差があるためすぐに返答できるはずもない。
「お父様、別に構いませんよね。」
声をかけられて、「はっ!」としてもとの世界に戻って来た陛下が戸惑いながらも返答した。
「ア、アーリサよ、マンシュとお前ではどうしても身分の差と言うものが出てくる。いくら貴族と言えども位は低い。もう少し上げなければならない。」
「でしたらマンシュ様に軍での階級を上げてもらいましょう。そうすれば大臣や貴族達ももんくは言えないでしょうから。」
確かにアーリサ王女の言う通りなのだ。軍と言う組織は何かしらの戦績や戦果、年数を得なければ昇進はできない。小隊長クラスの階級は、それほど高いとは言い難い。小隊長クラスなら平民出身の兵士でもなることは、できる。
下級貴族でも軍に入れば最低でも部隊の指揮官からとなる。新しい部隊と農業改革の功績、暗殺の阻止と言う功績があれば貴族としての階級を上げることができるかもしれない。そうすれば、アーリサ王女と結婚できる可能性も出てくる。
そんなことを考えていると陛下がため息をつきながら俺のほうを向いて言ってきた。
「はー、分かった。マンシュよ、今回の改革と部隊が功績を上げたら娘のアーリサとの婚約を結んで欲しい。それでも足りなければ今回の暗殺阻止を功績に入れる。それと褒美として、屋敷と王城に何時でも入れる腕輪を渡しておく、それとおぬしが訓練した小隊を正式なものとし、部隊の指揮官とする。」
「お父様!ありがとうございます。」
そう言って、王女が陛下に向かって抱き着いた。
「陛下、ありがとうございます。アーリサ王女のため、命を懸けて、勤めさせていただきます。」
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