万年ネタ切れ作家、勇利愛華の邪推録

現役恋愛小説家の勇利愛華は、万年ネタ切れで頭を抱えている。

いつも通っている馴染の海の見えるおしゃれカフェ。
……の一番奥の日の当たらない端の席が彼女の指定席。

勇利愛華はいつもそこに腰を掛けて、執筆に励むが、気がつけばやって来るお客さんの会話に聞き耳を立ててネタになるような話はないか邪推を繰り返す。

ひょんな事から、自身も通っていた腰越高校の文化祭実行委員に送りつけられた脅迫状の犯人を探す事になってしまう。

しまいには親友である奏汐音によって何でも屋『スギウラ』で探偵の真似事の様な事をさせられてしまうことに……




人の死なないミステリーをテーマにした作品となっております。





カクヨム様、ノベルアップ+様、小説家になろう様でも連載させていただいております。

24h.ポイント 0pt
0
小説 194,367 位 / 194,367件 ミステリー 4,419 位 / 4,419件

あなたにおすすめの小説

超能力者は探偵に憧れる

田中かな
ミステリー
愛上探偵事務所助手、奈良篠郷平は超能力者である。彼の手にかかればどんな事件もすぐに解決!…とはいかないようで… 舞台は日本のどこかです。時代は電気通信機器が少し普及し始めた頃です。 この物語はフィクションです。

【R15】アリア・ルージュの妄信

皐月うしこ
ミステリー
その日、白濁の中で少女は死んだ。 異質な匂いに包まれて、全身を粘着質な白い液体に覆われて、乱れた着衣が物語る悲惨な光景を何と表現すればいいのだろう。世界は日常に溢れている。何気ない会話、変わらない秒針、規則正しく進む人波。それでもここに、雲が形を変えるように、ガラスが粉々に砕けるように、一輪の花が小さな種を産んだ。

それ、あるいはあれの物語

鬼霧宗作
ミステリー
 これは、それ――あるいはアレにまつわる物語。それをどう読み解こうが、どう解釈しようが、それはあなたの自由です。  並べ立てられた、短くとも意味深な物語。  それらの解釈は、人それぞれで良い。 ※現在、第二話まで掲載中。  こちらは不定期更新となります。

学生探偵五反田の事件目録

たけのこ
キャラ文芸
ちょっと変わった探偵・五反田と、助手の鈴蘭があの手この手で依頼人の事件を解決していく、日常の謎ミステリ。

米丸兄妹の日常迷宮~恋の謎はいつ解ける?~

七三 一二十
ミステリー
”俺”こと米丸有親と小夜乃は、ミステリ小説を愛好する実の兄妹。 だが有親はいつしか、小夜乃に対して恋愛感情を抱いてしまっていた。 懊悩する有親だったが、そんな折、小夜乃からとある相談をもちかけられる。 ”どうやら妹は俺に、一種の安楽椅子探偵の役割を求めているようである。”” こうして兄妹の、ささやかな探偵譚が幕をあける…… 禁断の感情に悩む兄妹が、身近な謎に挑む日常ミステリです。 推理を通じて様々な人間の機微にふれ、自分達の関係への考えを深めていく正統派ビルドゥングス・ロマンを目指しています。 本作には近親間の恋愛描写がふくまれますので、苦手な方はご注意ください(直接的な肉体関係の描写はありません)。 ※本作は、小説家になろう様において『くれぐれも誤解のないようにー米丸兄妹シリーズ①ー』『番長はどこへ消えた?ー米丸兄妹シリーズ②ー』のタイトルで別々に発表している作品たちを1作にまとめたものです。以下、続編も構想中。

死に行く前に

yasi84
ミステリー
死に行く前に、寄る所 穏やかな町に住む人々にも死にたくなるほどの悩みがある。そんな人たちの悩み相談を請け負う、動物を愛する秋山。その手伝いとして働く私。そんな時、山中で見つかる2人の遺体。その遺体が巻き起こす謎が秋山と私を大きく動かしていく。 一話はだいたい1500文字前後が目安で 一応連作短編みたいな感じです。 7月からは毎日更新、休日は二話更新くらいを予定しています。 楽しんでくれると泣いて喜びます。 どうぞよろしく

放課後は、喫茶店で謎解きを 〜佐世保ジャズカフェの事件目録(ディスコグラフィ)〜

邑上主水
ミステリー
 かつて「ジャズの聖地」と呼ばれた長崎県佐世保市の商店街にひっそりと店を構えるジャズ・カフェ「ビハインド・ザ・ビート」──  ひょんなことから、このカフェで働くジャズ好きの少女・有栖川ちひろと出会った主人公・住吉は、彼女とともに舞い込むジャズレコードにまつわる謎を解き明かしていく。  だがそんな中、有栖川には秘められた過去があることがわかり──。  これは、かつてジャズの聖地と言われた佐世保に今もひっそりと流れ続けている、ジャズ・ミュージックにまつわる切なくもあたたかい「想い」の物語。

怪奇探偵・藤宮ひとねの怪奇譚

ナガカタサンゴウ
ミステリー
とあるマンホールの下に広がっていた地下図書館。そこの住人であるひとねは健斗に対して突拍子もない事をいいだした。 「私は死なないわ」 不死鳥に取り憑かれた少女が地下図書館の知識を持って挑む怪奇現象! 怪奇ライトミステリ、開幕! SC(第二部)あらすじ 藤宮ひとねの怪奇譚から少しばかり時は過ぎ、健斗は高校二年生となった。 どういうわけかひとねが後輩になり、舞台は高校に!? しかして続く怪奇探偵への依頼、新たに仲間を加えて事件を解決していくひとねの前に現れたのは…… 怪奇ライトミステリ、再度到来!