ある男が悪堕ちする話、または何ゆえ彼は犬になるに至ったか

本編

【キャラ設定】

※本編のネタバレあり


【キャラ設定】


『男』

主人公。元は腕利きの冒険者、魔物が現れるようになってからは各地で傭兵として戦っていた。本人は自分をそう思っていないが真面目で人が良く、面倒見が良いおかん体質。褐色銀髪尻尾髪。
まともだった頃の青年がずっと片思いしていた幼馴染み（既婚）にちょっとだけ顔が似ている（青年は無意識にその記憶を消している）。主従になってからは青年に対して基本的に敬語になったが、閨では相手の願いで今まで通りの口調。





『青年』

魔物を孕んでこの世界にもたらしている存在である『母』。元は良識のあるごく普通の青年だった。幼馴染みの結婚で落ち込んでいた時期に出来た年上の彼氏があれな人物だったのが始まり。付き合ううちに、依存・洗脳させられたり妊娠させられたりと色々あって壊れて現実逃避&幼児退行して今の性格になった。黒髪短髪。現在は幸せ。



　

『旦那様』

青年の伴侶。元は魔術師兼古代魔術を専門にしていた研究者。人間嫌いで選民思想の厨二病患者。その性格と古代の魔術を復活させてみせると吹聴していたことで周囲から距離を置かれていた。青年の借り腹としての素質に目を付け近付いたが愛情が湧き、現在は妻ラブの愛妻家である。見た目はロマンスグレーな紳士。